和竿で釣るカワハギ大会~

2014-09-25 00:00:00

23日は小網代丸十丸さんで行われた、和竿で釣るカワハギ大会に初めて参加して来ました。

以前から一度は参加してみたいと思っていましたが、毎年予定が重なり参加出来ませんでした。

今年はオデコ会初代会長同級生の近藤さんと参加、実は近藤さんカワハギ釣りの殆どを和竿でやります。

和竿のコレクションも相当な物、その訳は町の釣友会に複数所属しているので形見分けで頂きたりと自然と増えてしまったとか?。

事実私の義父が使っていたカワハギ和竿も近藤さん差し上げました、理由は私が持っていても使う場面がないと思ったから。

そんな近藤さんですが、鳶の二代目で生涯独身を通すとかで未だに独身です。

以前は週3~4日は沖釣りに行っていました、しかし何時しかそれが管理釣り場のヘラ鮒釣りに代わり理由は一日1500~2000円で遊べるからと。

でも毎日同じ釣り場へ行くと恥ずかしいから、当時は3ヵ所をローテーションしていると?。

それ程釣り好きでしたが、タックルには全く興味がありません!。

いやタックルどころかウェアーも同じです、釣り終わってもタックルは一切洗いません・・・ウェアーも同様です。

そのため近藤さんの格好は何時もゴム引き上下・・・、それも汚れたままのしみだらけ・・・。

余りにも汚いので私の着古した防寒着を上げたら、これは綺麗だからヘラ用にすると?。

小銭は持っていますが、必要以外の物は買いません。

但しケチではありません!、この辺が素晴らしいところです!。

しかし今は第二のバラ色の人生を送っています?、彼女が出来て身なりも綺麗になりたまにブランド物着ています。

褒めても本人は「そうなの?」で分かりません、どうやら彼女からのプレゼントみたいです。

デートで忙しいみたいで釣りは1~2か月に一度のペース・・・、それでも釣りは続けています。

お相手もそれなりの年なので結婚はしないそうですか・・・・、まあ詳しくは聞いてません。

だいぶ話が長くなりましたが、そんな近藤さんと二人で初参加~。

7時集合でしたが6時前に到着、既に駐車場は一杯です。

受付に行き釣り座抽選を行います、B船4番と片舷10名づつなので左舷胴の間です。

近藤さんも同じB船右舷大ドモを引き当てました!、まあこの大会は数で競うのではなくカワハギ3枚の重量で競い合うので釣り座はそれ程関係ありません。

そしてB船右舷胴の間には何と昨年のDKO勝者堀江さんが乗船、更に私の一つ隣にDKOファイナリスト御手洗さんも居ます。

この大会には沢山の知り合いが参加していました、改めて和竿の人気の高さを知った次第です。

さて今回使用した和竿は東作の短竿、知り合いから借りて来ました。

実は私もカワハギ和竿2本持ってますが、1本は相当古くガイドリングの中が白いプラスチックでその中にリングがセットされてます。

このガイドでは恐らくPEラインが耐えられそうもありません、従ってこの竿は却下・・・。

もう1本は以前大会の賞品で頂いた物、これは頂き物の和竿をリメイクしたとの事。

外見は素晴らしく綺麗なんですが、一番大事な穂先部分がダメでお話になりません・・・。

リメイクした方はカワハギ釣りの経験はあったようですが、竿の調子には全くの素人で想像で仕上げたと思います?。

そんなところへ知り合いが貸してあげるから使ってと自宅まで届けてくれました。

但し天井に吊るしていたそうで、竿は艶もなくホコリだらけ・・・。

しかし手に取るとこれが中々良い調子!、更に短竿なのでレスポンスも抜群です。

本人の前で竹竿用の油を塗りながら掃除します、穂先はセミクジラだと本人威張って自慢してます?。

この方近所の先輩ですが、何でもバブル期に銀座東作で衝動買いしたそうです。

そんな自慢話を聞きながら掃除していると、トップから3~4番目のガイドがポロリっと取れてしまいました?。

本人承諾の元、瞬間接着剤で応急修理・・・スレッドも浮き上がっていたのでトップコートを縫ってガード。

これで見た目も綺麗になり、数年振りに使われる事となりました。

一応スペアーロッドして義父の形見の竿を近藤さんに頼んで持参、仕掛けは何時ものシマノ製市販のタイプ、針も大型を意識して下吸わせ7.5号上2本掛4.5号をセット。

河岸払い前に皆で下船して記念撮影、乗船してからも記念撮影、そして8時15分ようやく河岸払い~。

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B船は柳沢船長が操船、今回は何と105名の方が5艘に分かれて参加との事でした!。

沖に出てからも全船並んで記念撮影、こうして釣りスタート~。

ポイントは港前です、始めて使用する竿ですが予想通り使い易く良い感じです。

でも期待していたアタリがありません・・・、これは私だけでなく誰も釣れてません。

そんなシーンとした中で左舷トモから2番目の方がカワハギ釣りました~、それも一人だけあっと言う間に4枚目!。

 

ようやくアタリを捉えて1枚目~、しっかりコツ・・コツとアタリを感じ取り釣りました!。

釣れ続かないのでポイント移動が早いです、このお蔭で良いポイントに入るとポツポツ釣れ出します。

一先ず3枚目標にしていますが、2枚目のカワハギを何時も通りゴリ巻きしてしまい水面で針が延ばされ痛恨のバラシ・・・。

サイズを確認出来ましたので悔やまれました、ここからは掛かったら丁寧にゆっくり巻く事にします。

直ぐに2枚目を釣りリーチ、しかしここから3枚目が中々釣れません・・・。

ポイントによっては外道の猛攻に合ってしまいます、それでも我慢して釣り続けます。

釣り方は叩いて止めてゼロテンションでアタリを感じてから掛けて行きます。

ゼミクジラの穂先は感度も良く見直しました!、更に短竿&今回チョイスしたリールシマノアルデバランMg7との相性も抜群!。

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周りの方の殆どが長竿を使用していましたが、私の和竿は長さ150~160cm位しかありません。

まあ激しい誘いなどは出来ませんが、普段もゼロテンションメインの釣り方なので全く問題ありませんでした!。

ここでキャストしてみる事に?、普段使用している好感度のロッドのようには行きませんがそこそこ飛びました~。

そして見事に3枚目釣れリミットメイク~、ただしこのサイズではとても上位には食い込めません・・・。

ここから地味に釣り続けます、心構えは掛かったらゆっくり巻くこれだけ~。

面白い事に殆どバラしません、まあ掛かったら丁寧にゆっくり巻いたのが良かったのかも知れませんけど?。

途中で釣り方が合ったようで3連チャン4連チャンがあったり、桶の中はカワハギで埋まって行きます。

小網代周辺ではまだワッペンサイズが少なく、釣れるカワハギのサイズが良く楽しめました。

時々中型大型が釣れる度にオオっ~と歓声が上がります、皆さん和気合い合いの雰囲気です。

この辺は普段出場しているカワハギトーナメントとは少し違います、一方は数をメインに競い合うのでまた違った雰囲気で面白いです!。

途中で右舷大ドモの近藤さんの様子を見に行くと、4枚釣ってますが良いサイズが2枚混じっています。

この時点で私は13枚釣ってましたが、3枚の重量では比較になりません・・・。

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この時点ではもう少し増えています、でも大型が居ません・・・。

何しろ他の方が釣ったカワハギが何故か大きく見えてしまいます?、しかしとても和やかな雰囲気でリラックスして楽しめます。

船下でアタリが止まったらキャストで釣ったりと、以外と思い通りの釣りが展開出来るので面白かったです!。

これが普段のトーナメントだったらっと・・・、でも大型は混じりません。

途中で御手洗さんと猫話とタコ話で盛り上がり、お互い猫自慢してました~。

そして2時の沖上がり5分前、良いサイズが釣れました~。

更に続いて大型が掛かりました!、やり取りの最中船長が「これで終わりにします、上げて下さい」っと・・・。

ところが此方はやり取りの真っ最中~、ガガガッ~と横っ走りを交わしながら抜き上たのはこの日最大の26cmの大型!。

手持ちのカウンターには27が表示され終了~、帰港までに釣ったカワハギの血抜きをして3枚を選び出します。

2枚までは簡単に選ぶ事が出来ましたが、3枚目が中々決められません?。

こうなったら目測で選ぶしかありません、5枚並べたカワハギから一番形の良い奴にしました~?。

3枚を袋に入れて後ろから順に集めて検量掛りの方の渡します、これは非常に便利なシステムですね!。

後は表彰式までカキ氷を食べたり、知り合いと雑談して過ごす事が出来ました。

そしていよいよ結果は発表~、まずは各船1~3位までが発表されます。

B船3位は宮本英彦さん~、2位は近藤隆美さん~、何と二人とも入賞する事が出来ました~。

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私の場合はラスト5分前に釣った24cmと一番最後に釣った26cmが効いたようです!、最後まで一所懸命釣りしていて良かったです!。

最初のサイズでは優勝どころか入賞さえも無理と思っていましたからね、これは嬉しい出来事でした~。

反対側の堀江さんはさすがの27枚の同数でしたが、私が21枚の時覗きに来てその時は14枚だったとか?。

後半の追い上げはさすがです!、但し大きいのが2枚入っていると威張っていましたが私より下と判明?。

帰り掛けに「堀江さん、カスですね~」っと、今後もカワハギトーナメントで何度もお会いすると思います~。

こうして表彰式で3位まで和竿が賞品として授与されます、ところが今回はハプニングだらけ~。

まずは優勝された女性の方が和竿師の娘さんで辞退、準優勝の横浜皮研長谷川さんも辞退、こなると総合4位5位の方に権利発生でここまではスムーズに行われました。

後1本乗った和竿は総合5位の方に権利があります、すると総合5位は何と村越さんでした?。

会場化からはブーイングが?、ここで村越さん「欲しいですが、とても貰える雰囲気ではないので辞退します」っと。

こうしてこの和竿は村越さんとジャンケンで勝った方が取りました、この後は上位から賞品授与が行われ横取り方式で私は総合13位で終了~。

しかし何と総合6位は近藤さんだったので、もし村越さんが辞退していたら和竿は近藤さんの物になっていました~?。

まあ全て後で分かった事ですが、近藤さん残念でしたね?。

こうして来年もまた日程が重ならなければ出場したいと思います、楽しめlましたからね~!。

そして昨日はニフティさんの取材「宮本英彦の江戸前を釣る」で、日立大貫丸さんへ行って来ました~。

暫く振りに訪れましたが、今では息子さんと二艘体制で遊漁船を出しています。

昔同様何時来ても気持ちの良い船宿さんです、釣果の方は釣れましたよ~。

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詳しくは「江戸前を釣る」で掲載しますので、暫くお待ち下さい。

二日間もPCを開かずにいました、理由は帰宅して疲れてしまい出来るだけ寝れるようにしました。

明日のステファーノグランプリ久比里予選は台風で中止となり、休釣日となりました。

楽しみにしていただけに残念ですが、代替え日は10月16日となりました。

オデコ会からも、これから始まるカワハギトーナメントに出場するメンバーがいます。

土曜日に千住入舟さんからカワハギ乗合で竹岡沖に乗船するそうです、ただ竹岡沖はつ抜け出来れば上々の状況・・・。

でもこれでも構いません、釣れてる釣り場に行けば良いと思いがちでしょうがこれだと練習になりません。

その辺を良く理解しています、例え貧果でも良いんです練習ですから?。

個人的には爆釣中の湾フグが魅力的なんですが・・・、只今悩み中~?。

そんな訳で本日の休釣日はタックルの整理をノンビリ行い、来週2日に行われるDKO予選に備える事にします。