新幸丸さんでひとつテンヤマダイ釣り~

2015-01-15 00:00:00

昨日は20日振りに新幸丸さんに行って来ました、昨年の25日クリスマス以来でした?。

寝不足の体ですが、釣りに行けると思うと何故か起きられますね?。

駐車場まで5分を重たいバッカン・クーラー・ブーツバック・ロッドを持ち歩きます!、でもこれでリフレッシュ出来るんです!。

二日続けて深夜の湾岸を走ります、前日は横浜方面昨日は千葉方面と逆ですが空いているので一人ドライブ大好きです!。

愛車のゴルフ7GTIパフォーマンスも快適です、むしろ快適過ぎて大人しく走るのが勿体ないくらい?。

でもまだ1000キロなので慣らし中・・・、でもこれからも釣り場まで快適に楽しくドライブしてくれる頼もしい相棒です!。

新幸丸さんに到着すると、冬になるとやって来るブラックのランクル200が・・・間違いなくバスプロ川口直人さんです!。

もう20年以上の付き合いとなりますね、彼はバスプロになりたくて高校を卒業して一人河口湖のホテルに勤めながら修行を積み今の地位を掴みました。

従って今でも「直人」っと呼び捨てです、そんな直人がまさかひとつテンヤにハマるとは思ってもいませんでした?。

桟橋まで送ってもらい、釣り座抽選~私は直人と一緒との事で彼に任せたら1番を引きました。

一応直人流に気を使い「ヒデさん、トモにどうぞ」っと、しかしこんな言葉に甘える私ではありません!。

ここで二人ジャンケン~で負けてトモから2番目、でもこれが後々良かったかも知れません?。

只今のポイントは岩船沖水深35~60m、起伏のあるこの時期有名なポイントです。

タックルはロッド鯛夢245H リールステラH3000XG ラインはPE0.8号 リーダー2.5号5m テンヤはプロトのビンビンテンヤ鯛夢8号夜光からスタート。

何度も言いますが深場の釣りになるとタックルで釣りの快適度が違ってくるので、再度参考にして下さい。

まずロッドですが重たい8~15号までのテンヤを使うので、バッドのしっかりした固目のロッドが適しています。

固目のバッドでないとリフトと合わせがしっかりと出来ません、但しテップはソフトでなければ小さなアタリを捉えれません。

例えば水深50mで潮の抵抗がありラインは60~70mは普通に出て行きます、この状態でリフトするには固いバッドでなければ思い通りにテンヤを浮かす事が出来でしょう。

柔らかいロッドでリフトしても、テンヤは横移動程度でしっかりと浮き上がらずフォールもフリーにはならずテンションが掛ってしまいます。

またアタリを捉えて合わせても、柔らかいとバッドに吸収されしっかりとした合わせが出来ないでしょう。

またラインも各メーカーにより太さとしなやかさ強度が違うので、私が色々試した結果今はシマノマスターシップ船0.8号を使用しています。

作りが8ノットなので巻いている時シャーシャーと音はしません、従ってもの凄く滑らかでしなやかです。

太さも0.8号ですが、某メーカーの0.6号の太さしかありません。

従って細いです、更に強度もあるので理想に近いラインですね。

ただ視認性に欠けてます、ここだけはどのメーカーのラインでも満足した事は一度もありません・・・。

早く視認性の良いひとつテンヤマダイ専用のPEラインの出現が待ち遠しいですね、以前ジャッカルブラインドでも出す予定でしたが価格面が合わず泣く泣く断念しました・・・。

でもこのマスターシップ船のお蔭でそれまでリーダー2号でしたが、今では2.5号まで引き上げる事が出来ました。

何故2.5号なのか疑問に思う方がいると思うので再度説明します、まずはPEラインとリーダーをラインシステムで組みます。

ここで大切なのはバランスです、リーダーを3~4号にした方が良いと思われがちですが大きな間違いなんです。

まあ専門の機械を使い調べた訳ではありませんが、この組わせですとアンバランスとなり引っ張るとシステム部分で切れてしまいます。

その点今の私の組わせですと中々切れません、これは根掛りすれば一目瞭然です!。

これがバランスなんです、以前はPE0.6号とリーダー2号でしたがマスターシップ船0.8号のお蔭でリーダーを2.5号に出来ました。

先程根掛りと言いましたが、ひとつテンヤマダイ釣りでは根掛りはポイントにもよりますが避けられません。

そこで上記のバランスならばPEラインから切れる事はまずありません、テンヤロストだけで済んでます、ノットはヒデノットと呼んでいるオリジナルです。

更にラインが細い=潮の抵抗が受け難い、テンヤもタングステン素材ですと比重が重いのでシルエットが小さく出来るので沈みが早く理想的なんです。

さあこれで今まで私が何を言おうとしていたか、理解して頂けたかと思います。

さて釣りに戻りますが、まだ暗いので底立ちをしっかり確認します。

竿先は見難いので、リールからのラインの出が止まるのを見て判断してます。

まあ暗い内はノンビリやってます、そして辺りが薄明るくなってからは真剣に釣り開始!。

探検丸には35m~50mまで写し出され、所々にベイト反応もあります。

しかしアタリありません・・・、でもアタリがないのは右舷だけ?。

左舷大ドモ板谷さんはしっかり中ダイ釣りました~、続いてナイスサイズのマダイも!。

左舷ミヨシの方も胴の間の方もマダイ釣ってます、しかし右舷は・・・シーンとしたまま。

この状態が暫く続き、フォール着底でクンっとアタリ~!。

引きからしてマダイではありません。でも重々しくグングンっと抵抗します。

もしかするとサメ・・・いやヒラメ・・・っと希望を持ちながら巻き続けると、水中にボンヤリと見えた物体はサメでもヒラメでもなく・・・マハタ~!。

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それも2キロを超えるサイズに思わず大喜び~、頭の中では早くも刺身と鍋のイメージが出来上がっています?。

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そして次のアタリを捉えるとやはり引きが重々しいだけで、今度もハタ~これで2匹目!これなら家族以外知り合いも呼べると?。

続いてと言っても20分後くらいですが、今度もフォールしたと思われたらアタリ~しっかり合わせも決まりゴンゴン・・・ゴンゴンっとマダイ特有の引きです!。

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サイズは800gくらいですが、やはり本命が釣れたので一安心!。

海の状態は大原レベル2程度で暖かく絶好の釣り日和に当たりました、そして再びアタリ~でも今度は巻き上げ途中でしたので青物と思い強引に巻き続けます!。

この時のアタリは船長新ちゃんも見ていたので二人で青物だろうと、そしてこれはイナダクラスかなっと?。

しかし水面に上がって来た魚は・・・何とハタでした?、相当巻いていましたが追い掛けて食い付いたようです?。

ここでハタ3匹釣り一人悦に入っていると、新ちゃんが「突然ムツゴロウさん」っと?。

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一瞬何を言ってるか理解不能でしたが、えっとと聞き直すと・・・ハタが3匹なので「ハタさん」との事でした~。

2015年一発目の最高のギャグに大笑い~、このギャグのお蔭で更に調子が上がりこの後同サイズのマダイ追加~。

更にポイント移動でハタ追加~、留めはまたまたハタを追加出来ハタ5匹~。

すると新ちゃんハタ5に掛けて・・・、「旅籠」でもこれはヒットにはなりませんでしたが、こんな事にも反応してしてしまう私でした~。

旅籠を知らない若いお客さんは?でした~、その後昔の旅人が泊まった宿だと・・・これは少々無理がありましたね?。

そしてホウボウも1匹追加~、巨大ウマズラも1枚追加~、留めはラストに訪れました!。

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フワッとした感覚を合わせると重々しい感覚が・・・、但しリールからラインは引き出せれます!。

たまにグングン・・・グングンっと引くの間違いなく魚です、それ程重々しいんです。

ただ釣り上げるまでは何が掛かっているか分かりません、そこで払い込みの潮でしたので新ちゃんのアドバイスでトモに周り左舷の大ドモでファイトする事に!。

ラインは真っ直ぐに延びているのでこれなら心配ありません、しかし相手も気が付いたらしく動かなくなりました。

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ただ船はパラシュートアンカーの流し釣りなので常に流れています、もうグングンの感じられません・・・。

ここで勝負に出ました!、スプールを抑えながらゆっくりポンピングで1mづつ引き寄せに掛かりました。

60m・・・50m・・・40m・・・腕は限界に達したので、ロッドのグリップエンドをお腹に当てて対応します。

30m・・・20m・・・10m・・・、ここまで想像ですが巨大なハタ・・・大ビラメ・・・この二択でした。

そしてボンヤリ水中に見えた物体は・・・黒と白が見え隠れしてます・・・、ヒラメだ~数秒後・・・エイ・・・再びエイだっ~!。

ここでラインをカットしてしまっても良いと思いましたが、テンヤがプロトのビンビンテンヤ鯛夢なので回収をお願いしました。

若船長大地君が巨大ネットに入れてくれ船に上げましたが、誰一人拍手はありませんでした・・・当然ですね・・・。

新ちゃんが計ってみようと言ってくれましたが、尻尾に猛毒の針があるので危険なのでリリース。

推定20キロオーバーは確実なエイでした、この時点で11時でしたが少し延長してくれました。

でももう疲労困憊な体・・・、珍しく早く片付け帰りはキャビンで横になりました。

それにしても今回もビンビンテンヤ鯛夢大活躍してくれくれました、見てのとおりフロント加重なのでキャストしても船下でも潮の抵抗を受けても沈下速度が速くてバランスが良いのが特徴です。

特にキャストと深場ではフォール姿勢が重要なので、数種類の型を作り試行錯誤の結果この形に落ち着きました。

まだ数種のプロトが残されていますが、これらもゆっくりテストしながら完成するか没になるか時間を掛けながらテストしていきます。

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私の釣果はマダイ2枚ハタ5匹ホウボウ1匹ウマズラ1枚と大漁~、大小ありましたがハタ5匹釣ったのは始めてでした!。

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直人の釣果ですが今回はハタ1匹と貧果に終わりました、釣れない・・・アタリらない・・・っとTVと同じく怒りながら釣りしてました?。

それにしても昨日は左舷では中ダイ交じりで板谷さんがマダイ3枚、その他ワラサも釣れていましたね。

逆に右舷ではマダイは私の2枚だけ、ワラサも掛かりませんでした。

まあワラサは左舷は払い出しの潮でしたので、テンヤが浮き上がりワラサが食いやすい状態となり回収中にも食いやすかったと思います。

実は18日の日曜日新幸丸さん午前船を仕立ててあります、釣り物は散々悩みましたが今回はヒラメに決定!。

本来ならマダイとしたいところでしたが、メンバー内からもヒラメとの要望が多かったのでこうなりました。

そして今晩か明晩はハタ尽くし~、刺身と鍋の食べ放題~こうしてひとつテンヤでは素晴らしい高級外道が釣れるので嬉しいですね。