お別れ
FBではお伝えしましたが、5月29日に母が亡くなりました。
5年前に脳梗塞で倒れ、一時は危篤状態が続きましたが懸命の治療の甲斐があり回復しました。
但し、右半身不能・言語障害・知能低下・難聴となりましたのでこの時から車いすの生活となりました。
10年前には心筋梗塞で倒れ始めて二日間の入院、94歳でしたがそれ以来入院の経験はありません。
そんな健康自慢の母でしたが、突然襲われた脳梗塞には勝てませんでした。
約4年間でしたが家から直ぐ側の施設に入居して、本当に穏やかな生活が送れていました。
筆談でしたが半分は理解してくれました、「家に帰りたい?」と書くと首を振り「ここが良いの」っと書くとうなずいてくれてました。
途中からこれは母が気を使っているっと・・・、この状態で家に帰ると家族に迷惑が掛かるのを分かっていたようでした・・・。
私も5年間都合が付けば母を見舞いに行きましたが、そこではっきりと分かった事・・・現場の方がどれだけ大変だったか!。
もし母を自宅で介護していたら・・・、とても釣りなどには行けないでしょう。
もしかしたら介護疲れで愛情が憎しみに変わってしまうかも知れません・・・、それ程介護は大変だと痛感しました。
従って施設の方々にはもの凄く感謝しています、特に仕事とは言え現場のスタッフは昼夜を問わず過酷な労働だと思います。
そして先週の月曜日からは一切食べ物飲み物を受け付けず、たまに目を開けて応えてくれる程度となりました。
実は最初に倒れた時にもうダメかと思い母の部屋で探し物をしていたら、「延命治療はしないで下さい」っと言う遺書が見つかりました。
今回は94歳と言う年齢的にも延命治療はしない事を家族で話し合いました、もし延命するなら施設から病院に移し色々検査の末点滴で延命したと思います。
でも延命しても元気な頃には戻る事はなでしょう・・・、家族との話し合いの結果安らかに看取って上げる事にしました。
それから一週間毎日交代でお見舞いに行きましたが、とうとう7日目に旅立ちました。
でも最後にこれだけ長い時間過ごせ、家族にも沢山会えたので喜んでくれたと思います。
後は来週5日6日で本当のお別れとなりますが、悔いなく見とれた事に感謝しています。
母が寝たきりとなってしまった先週の金曜日、早朝6時に次男が胸の痛みを訴えて一大事・・・。
痛みは止まらず救急搬送でそのまま緊急入院・・・、原因は「心筋炎」と言う聞きなれない病名?。
原因は不明で急に心臓停止になる事もあると聞き驚きました、ICUでトイレも行けずに完全介護。
でも他の機能は至って正常なので、食欲だけは止まりません。
結局病院食だけでは足りなく、内臓は正常なので食事制限ありませんでした。
こうなると入院のストレスからか食べる事しか楽しみがなくなり、毎日サンドイッチ・おにぎり等を運ぶ事に。
当初は2週間入院予定でしたが、その後の経過が順調な事もあり本日無事退院出来る運びとなりました。
一時はもしもの場合母の葬儀に出られないかとドクターに相談するも却下・・・、それ程悪かったようです。
でもこれで長男・次男・甥っ子・ひ孫・姪っ子達に囲まれて見送れます、これもきっと母が助けてくれたのだと・・・。
また葬儀に関しては当初は家族葬で行う事にしていました、しかし同級生友人からそれはダメだっと・・・。
実は高校生時代我が家はたまり場となり、多くの同級生達が泊まったり中には半分居候状態だった奴も?。
当然全て食事付きの無料?、そんな当時を思い出した友人達が是非お別れに同席したいと申し出てくれました。
そこで急遽葬儀屋さんに相談して変更する事となりました、本当に最後まで母の事を思い出してくれ喜んでくれている事でしょう。
FBでは沢山のお悔やみの言葉を頂き感謝しています、始めはFBにこのような事を載せて良い物か悩みましたが・・・自己判断で載せてしまいました。
確かに気がまぎれた事は事実です、本当にありがとうございます。
今はもう平常の生活に戻り、後はしっかりと見送れればと思いてます。
高校生・大学生の頃は確かに迷惑心配ばかりかけいた、だらしない長男ですが最後はしっかりと努めたいと思います。
釣りの方は来週から再開です、世間では49日100間日まで殺生はいけないっと言われていますが・・・。
身勝手な見解ですが、母は私が元気に釣りに行く姿を見る事で安心出来喜んでくれると思います。
幸いにも今週は予定が入ってなく助かりました、お陰で誰にも迷惑を掛けていません。
釣り仲間や知り合いの皆さん、私の分まで釣りを楽しんで下さい。
でも来週からは以前通り沖に出てますので宜しくお願いします。
それから只今発売中のつり情報誌に、先日深川富士見さんで行ったシロギス釣り対決の模様が掲載されています。
今回の対戦者でメンバー堀江さんは内緒で応募していたそうで、当日の朝まで知りませんでした?。
事実朝駐車場で集合した時に、「あれっ、何で堀江いるの」って感じでした。
結果は61匹対37匹で圧勝!、今回は私の調子が出る前に堀江さんが勝手に壊れてくれました?。
でも今年94匹対91匹で負けた事あるんですよ、だから余計に堀江さん自信があったと思います。
普通に生きていれば親を見送る事が勤めだと思います、父は私が20歳の時に亡くなり急だったので見送る事が出来ませんでした。
その分今回母を家族で見送れたので感謝しています、来週からは再び何処かの港に出現しますので宜しくお願いします。