昨日は大原大ダイ祭り~

2011-05-30 00:00:00

前日まで台風の影響が心配でしたが、何とか無事に出船出来助かりました。

3時に新幸丸さん本家に集合、途中の大雨に心が折れそうになりましたが、今日は何かか起こる!。

もう釣りを始めて50年、途中バスプロ生活28年、多少魚の動きは読める体となってます。

そう年に何度かある「釣れる」感じがしています、まあ数日前からの新幸丸さんの釣果でも判断出来ますけど?。

そんな誰でも解るような日、まさにビンゴな時に釣りに行ける幸せ者が「オデコ会メンバー」の皆さんです。

天気予報では一日弱雨となってます、波予報も2メーター前後、これなら何時もの大原と変わりません!。

早速釣り座抽選を行います、昨日は14名でしたので片舷7名づつ。

私は右舷3番左隣は橋本さん、右隣は坂井さんと一緒に来たメンバーと偶然並んでしまいました。

3時40分河岸払い~、前日まで釣れているポイントへ向います。

このところ水温も20度台前後が続き安定しているとの事、まさにノッコミの前兆・・・とっ言うかノッコミ最中!。

海の状況は大原レベル3、釣りには全く問題ありません!。

心配な事は何時風が強く吹き出すか・・・、状況が悪くなったら即刻中止となりますから。

昨日のタックルはロッドキャタリナ710MHS リールセルテートハイギア2508 ラインPE0,6号 リーダーフロロ2号5メーター ビンビンテンヤ夜光タイ針仕様8~10号。

船長によると水深の割には潮が早いので、最初は8号でやってみてとアドバイス。

ポイントに着いて釣りスタート、水深は50メーター前後と釣り易いですね。

心配していた潮も常に2ノット前後流れていますが、船と一緒に流れているの釣りやすいです。

ただ風向きが不安定でしたので、テンヤを10号にチェンジ。

これが大正解~、しっかり底立ち取れるし後々リフト&フォールでハッキリアタリが取れるようになりました。

最初は左舷で2キロオーバーが上がり盛り上がってます、右舷ではシーンとした状態が続きます・・・。

それでも何時始まるか解らない大ダイ祭りに備えて、入れ替えを小まめに行います。

暫くしてフォールで底付近でスティしていると、竿先がククンっとアタリを伝えてくれました!。

すかさず大合わせ~、するとズンと重々しい手応えが・・・直ぐにリールからジージジージーとラインが引き出され直ぐに大物と判断!。

船長の新ちゃんがいち早くこの状況に気が付いてくれ、他のメンバーの竿を上げてもらってます。

こうして皆さんの協力の下、大ドモに移動出来安心してやり取り可能となりました。

久々の大ダイの引きに痺れ、タックルを信用して巻いては出され巻いては出されの繰り返し~。

潮が早い上に水深も50メーター前後なので、タイがもの凄く元気です!。

また皆さんの協力の下、ベストポジションなのでやり取りに対して不安が消え本当に助かりました。

数分間のやり取りの末、水中にボンヤリ姿を見せた時「やった~」っと心の中で叫びました~。

でもここからも油断は出来ません、まだまだ相手はこちらの隙を狙って最後の抵抗をしてきます。

昨日は大地君の差し出すタマに入った後、船上に上げ思わず大地君とハグをしました~。

直ぐに計測すると4キロを越えています、だだし昨日はマダイ3枚の重量で競い合うので後程再度計量し直します。

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皆さんに祝福されて席に戻り暫くすると、今度は左舷大ドモの小堀さん通称ヘボさんが大物掛けたとの事。

さあいよいよ大ダイ祭りの始まりか~、此方も数分後に無事釣り上げられ何と4.5キロ~。

なんと10数分の大型賞候補の夢はあっけなく敗れました・・・、でも小堀さんも長い事低迷していたのでコレで良し~当然ヘボさん改めコボさんに戻り記録更新です!。

まあ船中それほど釣れてはいませんが、この2枚の大ダイで皆さんヒートアップ!。

この後は私が中ダイ連発~、何故か他のメンバーは小ダイなのに対して中ダイ3枚ゲット!。

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まずは1.8キロ。

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続いて2キロ。

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更に2,4キロと段々とサイズが良くなります。

途中で巨大ホウボウやイサキも釣れて、もう持参のクーラーには入りきりません!。

ここで資源保護の観点から釣りを止められれば良いのですが、私はそんな人ではありません。

狩猟本能が更に炸裂!、大ダイ求めて入れ替えを繰り返します。

船長もその期待に応えようと船をベストポジションに入れ、皆さん色々と試行錯誤が始まります?。

本当にこの時点で既に3枚の重量が暫定10キロ越えています、何か神掛かった状況が一人続きます・・・。

また昨日は時間の進むのが遅い事、えっまだ8時って感じでした?。

その後も定期的に魚は釣れ続け、船中マダイ・ハナダイ・ヒラメ・ホウボウ・ハタ・イサキ等など高級魚が満載です。

とても2週間前の海と同じとは思えません、これが自然界の不思議そして釣りなんです!。

私は良く言いますが「釣りには二度と同じ場面がない」、まあどんなスポーツでも人生でも同じですけど?。

こうしてマダイが釣れる人釣れない人と、ハッキリ分かれてしまう状況でしたがまだ解りません!。

この時点で隣の橋本さんマダイは300グラム1枚のみ、場所的には私より有利なはず・・・。

そんな少しまったりした時に再び私の竿にアタリが・・・、この時も入れ替え直後の底付近。

スティしていると竿先がクンクンツンっと、合わせも決まり同時にズンっと言う重量感!。

次の瞬間にはリールからけたたましい爆音と共に、ラインが引き出されていきます。

今度も大ダイだと判断出来、再び皆さんの協力の下大ドモへと移動をさせてもらいました。

今度のタイは先程のタイより更に重量感があり、もしかするともっとデカイかも知れないと船長と大地君に伝えました。

私が大ドモでやり取りしていると、隣の橋本さんにも大ダイが食った模様~。

こうしてミヨシとトモで大ダイとのやり取りが始まりました~。

今度も当然ラインを出せれたり巻いたりの繰り返しが何度続いた事か?。

もう途中で早く弱ってくれ~っと何度思い、もう後はタックルを信用するしかありません!。

リーダーは2号です、もし飲まれていたらひとたまりもありません・・・殆ど切られます。

でもここまでやり取り出来たので、飲まれていないようにと祈るばかり・・・。

水中にボンヤリ姿を見せたのは・・・、まさしく大ダイと呼ぶに相応しい風貌~。

水中に見えても横っ走りしますが、既に下に行く力は残っていません。

後は水面に浮かせれば・・・、少し後方に浮いた大ダイをロッド操作で引き寄せて大地君が一発でタマ入れ成功~。

船長の新ちゃんが計ると6キロオーバー間違いなし、ただし大会なので港で計りましょうっと!。

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人生初の6キロオーバーのマダイ、当然記録更新です!。

すると前でも大きな歓声が起き、何と橋本さんも超大ダイ~。

こうして2枚の超大ダイが上がり船上が大盛り上がり~、船長の提案で船のイケスに入れる事ととなりました。

2枚並べるとサイズ的には私の方が大きく見えます、ただしどちらのタイもお腹がパンパンです。

ここでざっと計算しても私の3枚の重量は・・・、6キロ4キロ2.4キロっととんでもないウェイトです?。

これで今日はブッチ切りで優勝かと思っていると、それまで左舷ミヨシで地味ながらも3枚のリミットメイクしていた新井さんが大物掛けたようです。

絶好のポジションでやり取りが続きます、ロッドは私と同じキャタリナ710MH リールはイグジストなので此方までドラグ音が聞こえます!。

皆がデカイデカイを連発しています、船上にドーンと横たわる魚体はこれまた大ダイと呼ぶに相応しい風貌です。

船長が一応計りましょうと・・・、5キロオーバー~此方もイケスに入れて後で計る事に。

更に右舷大ドモの末永さんにも大物が、此方も暫くやり取りの末上がってきたのは見事な大ダイ~。

まさに昨日は読み通りの展開となりました、それにしても個人的に大ダイが2枚釣れるとは思ってもいませんでした。

その後小ダイやホウボウ・ハナダイを追加するも、優勝は正直確信していました・・・。

船長が後30分で上がりましょうっとアナウンス、すると再び新井さんが大物掛けてます。

ただ今度のタイは比較的スムーズに上がってきたそうです?、そでも観戦していたメンバーからデカイデカイの声が聞こえます。

タマに入ったタイが船上に上げられると、先程の大ダイより一回り大きそうです?。

時間も残りすくないので、この大ダイもイケスに入れて後に検量する事に!。

新井さんラスト1時間で大ダイ2枚も釣ってしまいました~、こうなると私以上に凄い人となった事は言うまでもありません!。

心配していた海の状況も大原レベル5程度、ただし雨だけは強くなったり弱くなったり・・・。

こうして桟橋で検量が行われました、一時は大ダイと小ダイ2枚でも前提2位だった橋本さんも糠喜びで終わりました~。

それでも自己記録大幅に更新出来満足した事と思います。

ただし大物賞候補は残っています、候補者は宮本・橋本さん・新井さん・末永さんの4名です。

各マダイにはヒレをカットしたり目印をしてあるので間違いはありません。

こうして順に計り終え最大は新井さんの6.45キロ~、2番目は宮本6,14キロ~3番目は末永さん5,8キロ~、4番目は橋本さん5.5キロ~。

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上から宮本6.1キロ 橋本さん5.5キロ 新井さん6.4キロ、長さでは一番でしたが・・・。

まさかこれで大型賞取れないなんて、夢にも思いませんでした・・・?。

これは港に帰ってキチンと検量した結果なので、沖で釣ったばかりの時と違います。

事実私のタイが全長では一番大きかったんですが、どうもイケスで卵を落としてしまったらしくお腹がスリムになっていました?。

従って沖で船長が計ってくれたウェイトも正しいと思います、末永さんの大ダイも沖と港ではウェイトが減っていましたからね。

でもオデコ会のメンバーはそんな事でクレームを付けません、皆さんジェントルマンですからね!。

そして優勝は新井さん3枚の重量13キロ~、2位は宮本12,5キロ~、3位末永さん6.9キロ~。

もの凄いウェイトとなりました、もし5枚の重量でやっていたら私は16.3キロととんでもない事に~。

台風で一時は中止の心配もしましたが、こうして2ヶ月振りのオデコ会は無事に終了する事が出来ました。

それも大ダイ中ダイラッシュの中で、私同様記録更新者が多数出る状況となりました。

しつこいようですが「あるんですよこんな日が」、この状況はこれで終わるとは思えません。

うまく行けば来週・・・、いや6月中旬まで続くかも知れません。

是非この機会を利用して、大ダイで記録更新を目指して下さい。

また昨日は別名「ビンビン祭り~」とも呼べました、それは釣れた大ダイ全てビンビンテンヤです!。

全員がビンビンテンヤを使用している訳ではありません、昨日の大ダイはしっかりと沈みの早いビンビンテンヤを選んでいたようです!。

また後になりましたが釣り方は、最初の1枚で派手に動かした方が良いと判断!。

そこで毎回リフトの時は竿を一杯上に上げて、フォールさせていました。

ただし大ダイが食ってきたのは殆ど底付近でスティーしている時、その他の中ダイや外道も全てこの釣り方でした。

カラーは夜光タイ針使用、一人で釣れ続いていたのでカラーは変えませんでした。

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お気に入りのビンビンテンヤ夜光タイ針仕様10号、このテンヤで4キロと6キロ釣りました~。

このテンヤは記念にコレクションする事に~!。

でも、お助けテンヤとして持ち歩きその内に使ってしまうと思います・・・。

これはバスプロの時も同様、数種類ある同じルアーでも必ずヒットルアーが出現するんです?。

そしてトーナメント用として大切に保管していても、お助けのここ一番の時に使用してしまいその内にロスト・・・そしてジ・エンド・・・。

ここで全ての獲物を発表しますと、マダイ9枚・ハナダイ3枚・ホウボウ4匹・イサキ1匹・ウマズラ2枚。

こうして久々に大釣り~、大ダイは新井さんの2枚と一緒にジャッカルさんに送る事に!。

残りのタイはメンバーの大型クーラーを借りて持ち帰りました、そして更に知り合いにお裾分け~。

資源保護の観点から申し訳ない気持ちもありますが、これ程大ダイ中ダイ釣った事はありません。

それに今日から6日間大原港は年に一度のながーい定休となります。

更に台風の影響で出船出来ないと思います、従ってうまい具合に自然現象と人間が決めた事で産卵行動が守られます。

こんな身勝手な事を言ってますが、しっかり大ダイ募金は続けます。

今回は6キロなのでひとまず6000円、まあ来月も当然大原通いが続きますので再び釣れるかも知れません?。

従って6月精算とします、まあ何万にはならないと思いますし気持ちよく募金活動が行えます。

オデコ会のメンバーの皆さん、昨日は楽しい一日が過ごせてお疲れ様でした。

そして大ダイ祭りにオデコ会を開催出来、記録更新者が多数でるなど最高の操船をしてくらた新幸丸船長新ちゃんにも感謝です。

更にもう一人、何時もはジョークに付き合ってくれる段々と船長らしい風貌になってきた大地君にも感謝です。

大原大ダイ祭り~、まだまだ間に合うと思いますので定休日明けに要注意ですよ!。

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最後に両手に大ダイ~、こんな事は当分あり得ないと思います?。