昨日は・・・

2011-08-22 00:00:00

前々日からの雨予報・・・、一度は止めようかと思いましたが体が我慢出来ません?。

色々悩んだ挙句、土曜日入舟さんにフグ釣りで先着予約を入れました。

同行者は橋本さんと新井さん、これで3名となり出船確定です。

後は常連さんが来れば良いだけ~、夕方の天気予報では朝まで弱雨で午後は曇り予報。

ところが日曜日4時30分に目覚めるとザーザーと言う雨音、外を見るとまさに大雨と言う言葉がピッタリの状況です・・・。

5時に橋本さんと入舟さんに向います、駐車場には誰もいません・・・。

暫くして新井さんが到着、どうやら本日我々3名の貸切状態?。

船に行きチームセブンの面々が来ない事を船長に尋ねると、「雨だから逃げられました~」との事。

更に船長が携帯の雨レーダーを見せてくれ、どうやら一日中雨に追いかけられる感じです・・・。

既にレインウェアーを着込み、もう土砂降りになっても大丈夫です!。

釣り座はジャンケンで決め、1番橋本さん左舷大ドモ2番宮本右舷大ドモ3番新井さん左舷ミヨシ。

6時に河岸払い~、途中の隅田川岸では27日に行われる「花火大会」の準備が出来ていましたね。

沖に出ると・・・3人でキャビンにいたので様子は解りません、でも船の揺れが少ないので凪と思われました?。

途中で操舵室に行き船長と話ながらゆっくり航行します、その訳は少し視界が悪いので安全第一です。

大貫沖に到着してポイントを定め、アンカーを打って7時50分釣りスタート。

潮は緩やかにミヨシからトモに流れ理想的な状況です、どうやら左舷が良いと言う新井さん予報外れたようです。

ベタ凪の中でフグ釣り、これも実に理想的な展開!。

始めはオモリ8号からスタート、仕掛けはエビ1本仕様仕掛け。

ただし前日の他船の釣果情報を見ると、0~3・0~6など決して良い状況とは言えません・・・。

こんな厳しい東京湾のフグ釣りに比べて、外房フグは釣れ盛ってます。

毎日50~80匹は当たり前~、でも湾フグの魅力を知ってしまったこの体、もう外房には行けません?。

オデコ会にはそんなメンバーが大勢います、80匹の外房フグより5匹の湾フグ・・・地味な釣りが大好きな集まりです。

まあこれも外房のフグの魅力を知っているから言える事、以前はフグハンターとして外房通いしていましたから。

さて案の定アタリありません・・・、でもこれが現実・・・これが湾フグなんです。

何故か昨日はもの凄い集中力が?、多分涼しくなった事が原因と思われます?。

その思いが通じたのか、竿先にツッツッツッとアタリが現れました!。

でも大合わせをするほどの本アタリではありません、軽く誘い上げ再びゼロテンションで待つとツッツッ同じ感じでアタリが現れます・・・。

今度も見逃すつもりはありませんが、軽くシャクって掛かりませんのでそのままオモリを着けてゼロテンションで待つ事に。

すると再びツッツッツッと、コイツは本物と思い少し強めな合わせをするとドーンとフグ独特の重さがとゴンゴンの引き味が伝わります。

Photo

この間合いの取り方が湾フグ釣りの醍醐味、これで掛けられれば至福のひと時が味わえると言う訳なんです。

この外道とも思える小さなアタリ、正直半信半疑の場面も多々あることも事実です。

でも外道ですとこれほどしっこくエサを追いません、アタリがあっても慌てずに軽く誘う感じでもフグが理想的な位置に居れば掛かります。

たたし大合わせをした場合は、フグは驚いて逃げてしまう事が考えられます。

従って疑わしいアタリの場合は軽く誘いながら合わせる?、この方法がベストと思います。

もしアタリを出してる魚がフグなら、エサのエビが残って限り何度もアタックしてきます。

隣の橋本さんも「アッ~」と情けない声をだして、アタリがあると喜んでいます?。

5分後再び先程と同じようなアタリが・・・、今度も最初のアタリ見逃す感じで誘いだけ。

直ぐに2回目のツッツッが竿先に現れ、今度は軽く竿をシャクリましたがノー感じ?。

直ぐにオモリを底に着けて待つと、直ぐにツッツッ・・ツンここですかさず軽めの合わせを入れるとドーンと掛かりました~。

どうやら潮の流れがあるのでフグは後方からエサを食っているようで、その結果竿先にはこのようなアタリとなって現れると判断?。

そうあくまで自分の一番良い状態でイメージするんです、こうする事で次の展開が楽になれるんです?。

橋本さんも暫くして2匹めを釣り、未だに釣っていない新井さん向って「今日は右舷だよ~」っと一人言のようなアドバイス?。

乗船前は午後から左舷ですよと言っていた新井さん、ここで右舷に釣り座変更~。

普段は許される行為ではありませんが、この日は3名と言う事もあり船長も許可してくれました。

ところがこの頃から急に風が強く吹き出し、当然雨も降り出す始末・・・。

風上には常に黒い雲が・・・、これは前線通過と思い我慢・・・。

船長が皆さん2匹づつ釣れたから上がりましょうか~、何時の間にか新井さんも2匹釣ったようです。

確かに右舷に移ってからは、新井さんのトレードマーク「アッ~」と数回叫んでいましたからね?。

2匹のまま地味な時間が続くと思われましたが、私の竿の再びアタリが!。

今度も先の2匹同様派手なアタリではありません、ツッツン・・ツッ軽く誘い気味の合わせを入れますが掛かりません。

そのままオモリを着けて待つと直ぐにツッ・ツッツンツン・・、軽い合わせで掛かりません・・・。

でも恐らく犯人はフグ、直ぐに同じような状態で待っているとツン・・ツンツッツッと・・・。

今度も軽く合わせると、ドーン~ゴンゴンギューンと潮の流れもありフグの引き味を十分楽しめます。

言葉にすればこのような感じですが、荒れた雨の中でたまに訪れるアタリです。

それもほんの数秒間の出来事、その間は外道も当たらずエサも取られません。

昨日はフグ同様外道も大人しかったですね、たまに当たるのは殆どフグと言う状況でした。

このような感じで5匹釣りましたが、エサのエビは6匹しか使っていません。

もの凄く効率の良いフグ釣り、このままこんな感じで釣れ続いてくれれば理想的なんですけど?。

ポイント移動してもこのような状況が続き、アタリは本当に少なくたまに新井さんの「アッ~」が聞こえたり橋本さんの「当たった~」が聞こえます。

途中で橋本さんが何やら大物を掛け格闘中、どうやら犯人はエイだろうと・・・。

案の定水中に姿を見せたのはトビエイ、此方は船長がタマに入れて仕掛けを外してリリース。

海の状況は更に悪くなる一方です、朝のベタ凪が嘘のようですから・・・。

それでも東京湾レベル4程度、でもフグ釣りのは不向きな状況となりました・・・。

ここからは何時のもような状態となり、アタリがあってエサだけ取られる場面が度々ありエサの頻度も増えてきました?。

フグのアタリは相変わらず極小状態、多分湾フグ釣りをやられていない方なら見逃すと思います。

ここまで7匹を釣りましたが1発目のアタリで釣れたのは2匹だけ、残りの5匹は全て2~3回目のアタリで釣っています。

どうやら好調なのは私だけのようで、新井さんに「場所ですね」と言われて「そう」と素直に答えられます!。

こんなやり取りの中、一人では寂しいと言いながら新井さんが私の横に釣り座変更~?。

「アッ・・アッ」と言いながら、1匹釣りましたね~。

次の移動でも細かいアタリを捕らえ、1度目・・・2度目この時には声が出てますけど・・・3度目ド~ン掛けられました!。

昨日のフグの引きは凄かったですよ、仕掛けが潮で後方に流されている事もありフグが遠くからゴンゴンギューンギューンと暴れながら上がってきます。

ただしエサの消費は悪くなる一方・・・、まあそれだけアタリが多くなった証拠です。

それでも何時よりはアタリ少な目です、まあ自然相手の釣りなので毎度の事だと諦めています・・・。

この過酷な状況で11時40分までに9匹釣り、つ抜けまで目前です!。

しか~しここから悪夢の始まり~、たまに出るアタリに今度は全くタイミングが合いません・・・。

2回連続アタリがあり、エサも2匹取られて活性を上げてフグのコロニーを作っておいたのですが?。

その様子を見ていた新井さんが再び釣り座変更で、私の隣に急接近~。

すると見事に私が折角作っておいたフグコロニーから1匹抜いて行きました~?。

更に暫くすると2匹目も・・・、その間私はせっせとフグ集めをしていたようでした?。

普段は大人しい橋本さんも「ちっくしょう~」と下品な言葉を発してますが、何故か顔はニコニコ笑顔です~。

この辺がフグ釣りの楽しさ面白さ、掛かれば言う事ありませんが掛からなくてもアタリのみで楽しめますから?。

一度だけ外道エリアに入り、ここではアタリ連発~でもフグではないと判断出来ました。

その理由として、昨日のフグとアタリの感覚が違います。

もうこの辺は言葉では表現出来ません、フグと違うのはエサを取られない事でしょうか?。

案の定外道のヒイラギ登場、橋本さんはシロギス。

この後メゴチを釣りましたが、フグが釣れません・・・。

アタリは午前中より少なめとなり、益々地味な展開となりました。

オモリも8号に戻したり、10号にしたりしましたが全く効果がありません。

こうして船長が2時30分に上がりましょうっと、これには皆で承諾。

すると2時29分だと思いますが、突然アタリが・・・。

でも1度では掛かりません、2度目無理~3度目もうアタリありません・・・。

直ぐに仕掛けを上げてチェックすると、エサは食われています!。

船長~最後の一投させてくださいと嘆願!、すると私のアタリがあったスポットへ3人の仕掛けが投げ込まれました~。

でも残念ならが誰の竿にもアタリ現れず終了~、こうして昨日は地味な湾フグ釣りを楽しみました。

釣果の方は宮本フグ9匹ヒイラギ1匹・メゴチ1匹で竿頭~、新井さんフグ6匹橋本さんフグ3匹とサバフグ2匹シロギス1匹それにトビエイ以上~。

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どのフグもサイズが良く、本当に昨日のフグは良く引くフグばかりで楽しかったですよ~。