釣り納め

2012-12-30 00:00:00

昨日は小網代丸十丸さんで、村越正海さんの知り合いの皆さんとカワハギ釣りでした。

年に一度の大会なので、毎年楽しみにしています。

ところが今年はもう一つの大会と重なってしまい、私のミスでそちらも参加としてしまいご関係者の方々に迷惑をお掛けしました。

理由は毎年村越さんの大会が30日でしたので、大丈夫と思っていたんです・・・。

こちらも年に一度しか会えない知り合いが大勢いますので、非常に残念でしたがこの場を持って改めてお詫びいたします。

さて昨日は天気予報では雨・・・、ところが回復が早く5時30分に新井さんに迎えに来てもらう頃には小雨となり、小網代に到着する頃には薄曇りとなり助かりました。

ただし回復するには理由があり、風が強かったんです・・・。

まあこの風も徐々に収まる予報でしたので、安心しながら支度を済ませ釣り座抽選~。

2号船左舷ミヨシから3番目、橋本さんは二つトモ寄り、新井さんは右舷ミヨシから2番目と暖かい釣り座を確保。

そして私の左隣りは・・・、何と今年も村越さんです!、確か昨年は右隣だったような?。

ここ数年村越さんはスピニングタックルでカワハギ釣りを楽しいでいます、しかし私はスピニングタックルのカワハギ釣りを否定するわけではありませんが好きになれません?。

そんな訳で毎年村越さんに「そんな女にたいなタックルで楽しいですか?、止めてください~?」っとジョークを言いつつ打倒村越正海を目指しているんです?。

しかし現実はスピニングタックルに負けてしまいます・・・、5年くらい前は勝ててブイブイ言っていましたが、ここ数年は見事に惨敗続き・・・。

そして昨年と右左違いますが同じような展開、今年こそギャフンと言わせてやろうと!。

2号船は片舷8名づつ計16名、1号船も多分同数だと思います。

今年も二艘出しで定刻8時に河岸払い~、海は結構荒れています・・・。

小網代の特徴はポイントはすぐ目の前なので、5分後には釣り開始となるんです。

船長がマイクで「潮の様子を見たいから下ろしてみて」っと、この時まだ仕掛けを下ろさずに待機していました・・・。

ところがどうもやっても良い様子?、それなら「良いですよ」か「どうぞ」と言って欲しいですね。

移動も「上げて見て」っと、まあ船長に癖でしょうがこの日は毎回このようなペース。

やはり祐二船長のような何時も大声のマイクパフォーマンスの方が、お客さんの活性も上がって楽しめますね!。

釣りの方は風・波の2点セットですが、更に追い打ちを掛けるようにアタリがありません・・・。

それでもポイント移動を繰り返しながら小型が釣れ始めました、すると船内から「オオ~」と歓声が沸き起こります!。

それほど釣れない状況です・・・、私も何とかアタリを捉えて掛けて巻き始めたら痛恨のバラシ・・・。

こんな事を3回程繰り返し、ロッドを固くしたのが原因かと悔やまれました。

更に海底でクックックッと大型特有の引きが伝わり、慎重にやり取りを行いそれを見ていた村越さんがタマを用意してくれました。

海面に姿を見せたのはナイスサイズな大型カワハギ、ここで一瞬迷いが生じました・・・。

タマを使うのはカッコ悪いから抜いてしまおうか?、しかし何度もこんな場面でバラシているし・・・ここはやはりタマに入れてもらおうと?。

荒れた海面にタマが用意され、横っ走りするカワハギをタマに誘導しようとした瞬間、カワハギが反転して針が外れてしまいました・・・。

この時は勿論サイズも確認出来ましたし、いっそうの事抜いてしまえば良かったと思ったのは後の祭り~・・・。

逃げるカワハギが「まだまだだな」っと言っていましたから・・・、そこで一言「ワイルドだろ~」・・・、でも正直残念でたまりませんでした!。

ここからはペース乱れっぱなし~掛けてはバラス、再び掛けてはバラシの繰り返し~。

隣では村越さんその度に大喜び~、「他人が逃がした魚は密の味~」がするそうです?。

でも村越さんとの釣りは何時もこんな感じなので、お互い終始笑顔で楽しめるんです!。

村越さんもバラシますが確立が違います、柔らかめのオリジナルロッドが弧を描きカワハギが取り込まれます。

反対に私は固目のロッドで男の釣り方?、村越さんは反対に柔軟性がある女みたいな釣り方・・・でもこれが毎年良く釣るんです!。

まあサイズが小型のせいもありましたが、中々カワハギに手が当てはまりません。

今季後半は絶不調な私・・・、昨日は更に追い打ちを掛けるような超絶不調が続きます。

これは橋本さんも同様、私が4枚釣った時点で1枚と不調のようです。

村越さんは9枚でつ抜け目前、反対側の新井さんは私より壊れているらしく右舷でただ一人のオデコだそうです。

その後も全く良いところなしが続き、掛ける・バラシ・・・掛ける・バラシが続きその度村越さんと目が合い笑顔で返されます~。

入れ食いは一度もありませんが、並びの和竿名人久保さんもポツポツ釣って行きます。

左舷でも今年村越さんと一緒にDKOファイナリストになられた、「竿師竿よしさん」こと早坂さんも釣っていると情報が入ります。

やはりスピニングタックル有利か?、また久保さんも当然和竿で毎年優勝か準優勝の名手です。

一昨年も橋本さんの隣で優勝されて、橋本さん何を勘違いしたのか和竿を使えば自分も釣れると勘違い?。

その時本気で和竿購入を考えて、竿よしさんの住所を調べていましたからね?。

我々ももう少し歳をとったら、流行に全くとらわれないスタイルの和竿で楽しむ事となるでしょう!。

そして途中から少し風裏のポイントに移動しましたが、ここが根の険しいポイントで根掛かりの嵐~。

針だけの場合や仕掛け全部の場合など、その都度全損だとか針だけでラッキーと騒ぐしかありません?。

釣れ方はここもポツポツ程度でバリ食いはありません、ただ余りも仕掛けを上げないとエサはツンツルテンにされる事もしばしば・・・。

その都度村越さんと居るんですねっと・・・、でも私には釣れません。

村越さん久保さん、更に橋本さんまでポツポツ釣っています!。

新井さんも何とか1枚釣りオデコ逃れられた様子・・・、昨年と一昨年のファイナリスト同士が何とも情けない状態です・・・。

結局流れを掴めないまま終了時間の2時を迎え沖上がり~、釣果はたったの6枚のみ・・・。

村越さん16枚久保さん17枚橋本さん両隣を名人に囲まれながら、11枚と大健闘!。

新井さんも7枚まで数を延ばし、早坂さんも16枚とさすがにファイナリストの実力を発揮してました。

さて優勝は1号船から怒涛の20枚を釣り上げた、釣り番組プロデューサーの矢島さん。

彼は以前ADだった頃から知ってますが、恐らくカワハギ釣りは年に1度か2度・・・それが見事に優勝となりました。

準優勝は17枚で久保さん、毎年の事ながら和竿名人健在です!。

久保さんはこの大会優勝か準優勝しか知りません?、今年も見事な竿裁きを見せて頂きました!。

村越さんは16枚で3名居ました、打倒村越正海今年も大失敗~!。

とっ言うか毎年差が開いて行く気がするんですけど?、まあこれも楽しみの一つなので来年も繰り返させる事と思います。

そして今年もお会いしました、世界を股にかける冒険家「風間さん~」。

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風間さんとは初めてお会いしてそのままカナダロケに行きましたが、とても初めてとは感じないくらいの人柄。

もう昔からの知り合いって感じでした、もう今から10年以上前の話です。

その時のADが今回優勝した矢島さん、今では出世してプロデューサーとなってます!。

何とも情けない釣り納めとなりましたが、これが今の私の実力だと思いしっかりと受けとめました!。

また来年も修行の年となりそうですが、一つテンヤ釣りでは大ダイを!、カワハギ釣りでは優勝を目指して頑張りたいと思います。

今年も後一日となりましたが、皆さんは良い釣り納めが出来ましたか?。

上手く納得出来る釣り納めが出来た方の方が少ないと思います、また来年実現出来るように頑張りましょう!。

今年一年無事に釣りが楽しめた事に感謝しつつ、また来年も楽しく釣りが出来ますように!。

皆さん良い年をお迎え下さい、そして来年も宜しくお願い致します。