大原新幸丸さんで一つテンヤマダイ釣り~

2013-02-21 00:00:00

日曜日のフグ釣りでの出来事を忘れるために、昨日は一人再び大原の海へ向かいました。

前日に千葉県には雪注意報が発令されていたので、ノンビリとエコドライブで向かいます。

高速道や幹線道路には雪は全くありませんが、路肩には雪が残っていましたね。

大船長宅で一人支度を済ませ準備万端!、すると毎度のことながら大女将が「寒いから中へ入って」っと。

しかし既に防寒着まで着込んでいるので、ここで上がり込んでしまうと戦意喪失となる恐れがあるので毎回丁重にお断りして、一人縁側で抜群に綺麗な星空を人占め!。

もうこの時点で戦闘態勢となっているので、夜中は冬でも夏でも新幸丸さんではこのスタイルでいます。

桟橋に行くと水曜日レギュラー石井さんと斉藤の姿が、先週の水曜日は悪天候で出船していないので石井さんはこの日が何と初釣りだそうです。

実は先週の火曜日石井さんのお店江戸川区鹿骨にある「みのる」に家族で昼食を食べに行き、抜群に美味しい料理に大満足した次第です。

長男は最初行かないと言っていたのに、「みのる」と言ったら「そらなら行く」と家族皆で大ファンなんです。

まあ一度食べに行ったら絶対また行きたくなるお店、場所は鹿骨の・・・後は「みのる」で御調べ下さい~。

そんな石井さん冬季はカモ撃ちに夢中なので、この時期になって初釣りとなった訳です。

船長新ちゃんが3人は右舷で並んでと、そこで恒例の釣り座ジャンケン~。

石井さんが勝ったので順番に好きな釣り座に座ります、こうしてミヨシから宮本・斉藤さん・石井さんと並び、右舷3名左舷3名計6人で5時30分河岸払い~。

やはりデッキは寒いのでキャビンに入り横になる事30分、辺りが薄明るくなりエンジンがスローになったのでいよいよ戦闘態勢に入ります?。

寒いのでこのくらいの気合で挑みませんと戦意喪失になり兼ねません、手元はグローブで寒さをしのぎます。

この状況で釣ったマダイは自分の中では相当価値観が高いマダイとなり、これが大ダイでしたら尚更です!。

水深は40~50mライン探検丸には47mにたまにベイトフィッシュが映し出されています。

タックルはロッド青帝230MLにバンキッシュC3000HGビンビンテンヤ5号夜光、もうワンセットは青帝245Mステラ2500HGSビンビンテンヤ8号夜光をセット。

期待の一投目~潮は・・・動いていませんね~、海の状況は大原レベル3と良い感じです。

それにしても40~50mラインなのに潮は前後左右に流れず、リフト&フォールでも毎回底立ち取れてしまいます・・・。

まあ先週もこのような状況でも釣れたし、後はひたすら入れ替えとリフト&フォールを繰り返すしかありません。

たまにアタリますが合わせどころがありません・・・、そう外道のウマズラらしく潮が動いてないので一時期は食い放題状態・・・。

しかしそのウマズラも消えてしまい、地味な時間が流れ小型ですがマダイが釣れ始めました。

そんな中石井さんの竿が大きく曲がっています、遠くからでも大物と判断出来るやり取りです。

もう1枚くらいは居るだろうと一生懸命釣りしますが、アタリ出ません・・・。

数分後石井さんの獲物は若船長大地君の差し出すタマに入り、無事に取り込み成功~。

何と初釣りで中ダイとはご立派!、羨ましい光景です。

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コイツは1.9キロの中ダイ、お見事です!。

その逆に私に釣れたのはリリースサイズのマダイ・・・、続いてはハタ~これはキープ!。

その後も竿先が入る良いアタリを合わせましたが、グッと重みが加わりグングンでバレてしまいました・・・。

この後船長も色々とポイント移動を繰り返してくれますが、どのポイントでも潮が動いていません。

水深65mラインで探検丸にはもの凄い魚影が写し出されます、しかし期待は届かずアタリありません・・・。

そんな中再び石井さんがやり取り開始~、今度はどうやらワラサのようです。

数分間のやり取りの末取り込まれたのは6キロのワラサ~、もうブリと言っても良いくらいのサイズです!。

Photo_3

もうコイツを釣りたい衝動に駆られます、食べたら相当美味しいに決まってます!。

しかしそう思い通りには行きません、そんな事はとうに解っていますが旨そうです?。

そんな期待を裏切るように小型のオニカサゴ、これは抜き上げの時にハリが外れてラッキーでした。

大地君がジグタックルを持ち出し一所懸命シャクリますが、全く反応しません。

その後はハタ・・・、水深65mテンヤ8号でボトム狙いではお決まりのホウボウ。

しかし回収中にいきなりガツンと強烈なアタリ~、間違いなくワラサ~!。

最初はラインがどんどん出され、少しドラグを締めポンピングで対処します。

マダイでしたら絶対にポンピングはやってはいけません、獲物がワラサだから出来る技です。

石井さんの6キロ~が頭に浮かびます、大地君もネットを用意して側に待機してくれます。

やり取りから見ても「大きいですね」っと、何しろロッドが立ちません!。

数メートル巻き取ったラインが倍出されてしまいます、それでも巻き取れる状態になったの強引にポンピングで巻き取ります。

するとフッと生命感が消え、あっけなく勝負は付きました・・・。

ラインを回収するとリーダーの部分がザラザラとなりヨレています、どうやら体にラインを巻き付けてしまったのが原因のようでした・・・。

まあ2号リーダーなので仕方ないと言えばそれまでですが・・・、やり取りの最中どうやらワラサに主導権を奪われたようです。

その後はベラとトラギスで午前船終了となりました・・・、お二人は午後船にも乗船との事。

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こんな成績では居残り決定と勝手に判断、大きく開いた傷口を午後船で果たして塞ぐ事が出来るでしょうか?。

午後船にはダイワテスターの北本さんがスタッフ2名と乗船、私は左舷大ドモへ斉藤さんは隣に入り、午後船は右舷3名左舷4名で河岸払い~。

午後は深場から狙い始めましたが、午前と同じように潮が流れません。

海の状況は良くなる一方で日差しも出て暖かさも感じられます、しかしアタリは午前よりもありません・・・。

探検丸にはもの凄い反応が写し出され、釣り人にやる気を起こさせますがアタリがありません・・・。

そんな中でもマダイが釣れ始めますが1枚で終了・・・、後が続きません。

当然絶不調の私にはアタリさえ出ません、石井さん午後船でもワラサ掛けました~。

今度のワラサも5キロクラス丸々太っています、どうやら意図的にテンヤをシャクリながら巻いているとの事。

ハイ私もやりましたが掛かりませんので、直ぐにリフト&フォールでマダイ狙いに・・・。

隣の斉藤さが良型のマダイを釣り、マダイも一緒に居る事を確認出来ました。

ハイ~来ましたが…リリースサイズ、そして小型のハタ・・・でもこれでハタ3匹なので家族3人で食べられます?。

そして小型のオニカサゴでも1匹なのでリリース、相変わらず探検丸にはもの凄い反応が写し出されています。

そんな時斉藤さんに大物が来ました~、仕掛けを回収して歓声態勢で見守るとこれが巨大なハタ~!。

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これは2.8キロの大ハタ~、これも抜群の美味しさなので斉藤さんご機嫌です。

同じく同時に石井さんにもハタ、どうやらこのハタはご夫婦のようでした?。

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従って私には釣れません、せめて兄弟や子供が居れば釣れたかも知れませんが・・・。

これらの美味しい魚達は石井さんのお店で美味しく頂く事が出来ますよ、丁度良い寝かせ具合で食べれば最高の味となる事でしょう!。

さて我慢しながら一所懸命入れ替えとリフト&フォールを繰り返していると、クッと竿先が入るアタリ~!。

合わせも決まりやり取りしますが、途中でマダイではないと判断?。

案の定大きなハナダイ、続いても同じようなアタリを捉えましたが同じくハナダイ2連ちゃん・・・。

そして小型のオニカサゴ、急にオニカサゴも食べたくなったのコレはキープ。

ハサミで背びれや尻びれ顔の周りのトゲを切り落とします、ここまでやりませんとオニカサゴは危険なので注意しましょう。

そして斉藤さんに来ました~ワラサ、急いで仕掛けを回収していると私にもゴンギューン!。

一瞬オマツリと思いましたが、ラインが違う方向に向いているので何とダブルヒット!。

まあ私の場合は斉藤さんがスイッチ入れてくれたお陰で釣れた感じです、こうして二人でやり取り開始~!。

相手がワラサと解っているので強気です、ただ午前中の出来事が思い出されますが「そんなの関係ねぃ~」。

リーダー部分で斉藤さんとオマツリしましが、船長のアシストで難なく解決!。

取り込んだのは・・・ワラサ呼ぶには恥ずかしいイナワラサイズ、実は斉藤さんともしワラサが釣れてもイナダったりして・・・っと話していたんです?。

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斉藤さんも同サイズ、このとき船では計4本釣れたそうです!。

まさにスイッチが入った状態だったようですね、こうして何とか念願のイナワラ1本ゲット!。

とっ言う訳で昨日は釣れると思って張り切って出掛けましたが、思い通りには行きませんでした。

それでも午後船は暖かく凪だのがせめてもの救いでした、こうなったら次回日曜日に期待です!。

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この釣果では午前船で大きく開いた傷口が・・・、少しだけ塞げた気がしますけど・・・?。


まあ普通はこれだけでも満足出来るでしょが、今の私にはこれでは足りません!。

日曜日の午前船はオデコ会の例会で仕立てています、参加されるメンバーは4時集合でお願いします。

その頃には潮も動きだし、きっと今年初の大ダイ祭りとなる事を期待してます。

まだまだ寒さは続きますが、こんな時こそ釣れたタイの価値は高く冬場の美味しいマダイを是非味わって下さい。