アカメフグ釣り~

2011-12-17 00:00:00

タイトルを「アカメフグ祭り~」としたかっんですが、到底無理な話・・・。

今日は釣り場速報さんの取材で、浦安吉野屋さんに行って来ました。

さすがに土曜日なので、混雑しています。

船に行くと大勢の釣り人が、ところが殆どの方がカワハギ船に・・・。

結局フグ船の方は、右舷3名左舷7名と少し寂しい雰囲気・・・。

私は左舷胴の間でしたが、ミヨシにお客さんが居なかったのでミヨシに移動です。

右舷には偶然にもフグ仲間が一人で乗船、この方根っからのフグ師です!。

こうして定刻7時に河岸払い~、今日のポイントは本牧沖~。

キャビンで一休みしていると到着、今日のポイントは堤防の際。

船長が「根掛かりが激しいので気を付けて下さい」とアナウンス、水深は15~6メーター。

タックルはオリジナルロッド1.8メーター リールニュースマック ラインPE0.8号 リーダー4号1メーター オモリは8号をセット。

釣り始めるとアタリ全くありません、ポイントも転々と移動しますがアタリありません。

数箇所目で右舷の知り合いが、根掛かりが激しく仕掛けを4個なくしたと嘆いています・・・。

しかしその直後、いきなりアカメフグ釣ってます!。

更に数分後にまた1匹、そして瞬く間に計4匹釣り上げ本人も驚きの様子?。

本当は岸壁狙いなので、圧倒的に左舷が有利なハズ・・・。

しかしどう言う訳か岸壁から離れている右舷ミヨシしか釣れてません、何故でしょうか?。

その後も右舷のミヨシばかり8匹も釣り、留めは船の位置を変えて左舷が調子の良い沖側に変えてもいきなり岸壁側となった右舷ミヨシだけ釣りました~?。

左舷では誰一人釣ってません、釣れた方は右舷ミヨシで8匹とトモで1匹のみ・・・。

非常に厳しい状況ですが、アカメフグが居る事は間違いありません。

私も一度だけアタリがありましたが、この時は怪しげなアタリでしたので半信半疑で合わせずに2回目3回目で本合わせをしましたが見事にツンツルテンにされてジ・エンド!。

しかし、ここからは幾ら誘ってもアタリなし・・・・・・・・。

時間だけが刻々と過ぎて行きます、一度28メーターの深場にも行きましたがここでは胴の間の方が2匹釣りました。

ただし私にはアタリのアの字もなし、ただ黙々と誘い続けるしかありません。

そして11時過ぎに大移動~、何と本牧の運河に入り「えっ冗談だろ」っと正直思いました!。

そこはマゴチ・スズキポイント、以前スズキの90センチを釣ったところです。

低質はガラが多く、船もゆっくりと後方に流すので釣り辛い状況となりました。

すると右舷ミヨシの知り合いが「居ましたよ」っと9匹目を釣り上げ、ようやくヤル気が出ました。

正直このまま湾フグ初オデコかと思ってました、そして再取材日まで考えていた事も事実?。

まあ朝スタッフの方に、10匹釣れたら5匹あげるからっと少々強気な発言を・・・。

ようやくハッキリと出たアタリを合わせると、プルプルと言う感覚で上がってきたのはシロギス・・・。

次は何とフグ釣り初の外道、ウミタナゴ・・・もう完全に終わっています。

ここではトモの方でポツポツ釣れ初めています、しかし終いにポツポツが入れ食い状態に!。

ミヨシの知り合いに、「トモではアカメ祭りが始まってる」っと言うのが精一杯の発言・・・。

すると竿先に小刻みな震えるようなアタリが・・・、ここでもまだ半信半疑でしたので1回・・2回・3回目で合わせるも空振り~。

スタッフは当然釣れているトモに写真を取りに行っていません、トモ付近では本当に入れ食いで釣れ盛ってます!。

ここで軽くキャストして広範囲を狙うと、底を引きずっていた状態の中、ツツンとかすかなアタリのような感覚?。

もう悩んでいても仕方ないので合わせると、やはりアカメフグからのシグナル!。

ゴンゴンと首を振りながらの引きは間違いなくアカメフグ~。

やっと・・・何とか・・・無理やり釣れました、この時の時刻12時30分~。

いや~本当に今日はオデコを食らってもおかしくない状況だったので、嬉しさ倍増~!。

ここからは軽くキャストしながらトン・・・トン・・・トンっと誘って行くと、ツンとかクククンとフグ独特のアタリが出始めて反撃開始!。

船はトモから後方に流しています、従ってトモではポツポツ定期的に釣れてます。

しかしこんな事は何度経験した事か、もう1匹釣れたので怖いものありません?。

積極的に攻めまくり、その甲斐あってかアタリが出始めました!。

こうなったらこっちのもの、ここからはポツポツ・・・時にはポンポンっと大型アカメフグが釣れてきます。

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ここからは空振りありの、一番面白く楽しいフグ釣りが堪能出来ましたよ。

今まで釣れなかったのが不思議なくらい別世界に突入~、こうして2時30分の沖上がりまでにアカメフグ9匹コモンフグ2匹の計11匹釣る事が出来ました。

またオマケに30センチのカワハギ~、この時はグイグイ引っ張られ超大型アカメフグかと思った程です。

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どうです見事なカワハギ今シーズン初の30センチです・・・、ただし外道ですけど?。

それも水深6メーターに居たんです、今シーズンは何処にでも居るんですね?。

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おっとこんなに詳しく書いて良いのでしょうか?、もっと詳しく知りたい方は次号の釣り場速報をお買い求め下さい!。

こうして一時はヤバイと思った取材でしたが、終わってみれば大成功となりました!。

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クーラーに入れたら、こんな状態に?。

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竿頭の方は左舷大ドモの方で20匹~、右舷ミヨシの知り合いは16匹で次頭~。

私は何とか頑張って11匹で普通の人となれました!。

これも昨日義父お墓参りに行った恩恵かも知れません、明日は自分の親父の37回忌の法要。

しっかり御参りして、来週も来年も楽しく釣りが出来るようにお願いしてきます。

今日はお墓参り

2011-12-16 00:00:00

先日、大原でバラした大ダイが忘れられず、今日大原釣行と思いましたが止めました!。

その理由は、義父のお墓参りに釣れて行くと私から言っていたんです。

義父にはマダイ釣りの楽しさをタップリと教えてもらい、二人で洲崎通いをしたものです。

カミサンには長男次男と二人の兄弟がいますが、二人とも釣り好きではないのでお供は何時も私でした。

何しろ実家まで迎えに行き、釣り場までドアtoドアでした。

それでも私は自分の親父を二十歳で亡くしていたので、本当に自分の父親と一緒でした。

そんな義父も7年前に病で倒れ、最後の病棟では無意識に腕を動かし、その動きが何なのか分かりませんでした・・・。

しかし、叔母が突然「叔父さん、タイ釣りかい」っと問いかけると、「そうだよ」っと平然と応えたそうです。

それから亡くなるまでの数日間、毎日数回20~30分一人で腕を動かし続けました。

ある時私が「親父さん、エサ付いてる」と言うと、ニヤついて「付いてるよ」と言った事が忘れられません。

親父さんが好きだったのは、シャクリマダイ釣りでした。

本当に最後まで大好きなマダイ釣りが出来て、幸せだったと思います。

さてそんなマダイ釣り大好きな義父のお墓参りに、今日は多摩墓地まで行って来ます。

義母も軽度の痴呆症となり、とても一人では行けません。

帰りには親父さんの墓参りコースと同じ、深大寺で蕎麦を食べて来る予定です。

そして日曜日は私の親父の37回忌の法事、もう親父が亡くなって36年も経ちました。

自分の親父には釣りの基本をタップリと教えてもらいました。

釣り方や仕掛け作りなどではなく、ただ単に釣りに連れてってもらっただけですがこれだけで十分でした。

あとはただ夢中で釣りまくり、幼少ながら試行錯誤を繰り返しながら楽しんでいました。

そんな釣りの大先輩だった親父には、今では東京湾で絶滅してしまった「アオギスの脚立釣り」を小学校4年生で体験させてもらえました。

何しろ幼少期から何時も親父に連れられて、釣りばかりしていましたね。

そんな二人の大先輩に支えられ、今後も釣りに行き続けます。

何か今日は少しナーバスな内容になりましたが、ご先祖様は大切にしませんといけませんよ。

普段お参りしてない方々も、たまにはご先祖様に向って手を合わせて下さい。

きっと色々な悩みや、魚が釣れない事も解決するかも知れませんよ!。

大原新幸丸さんで一つテンヤマダイ釣り~

2011-12-14 00:00:00

久しぶりの釣行となった新幸丸さん、つり情報さんの「宮本英彦の一つテンヤ塾」以来らしいです?。

まあ毎年10~12月はカワハギ釣りの季節となり、メインの釣り物がカワハギになってしまうので仕方ありません。

今回は珍しく一人釣行~、まあ他に道楽者がいなかっただけですが?。

4時30分までに来て下さいとのことで、ノンビリ車を走らせたつもりでも3時30分に大原界隈に到着・・・。

仕方ないのでコンビニに寄ったり車にガソリンを入れたり、一人大原のすき家で朝食を取り4時15分に大船長宅に到着。

こうしてノンビリ支度をして、後から見えた常連さんお二人と一緒に若女将アッコちゃんに桟橋まで送ってもらいます。

昨日の釣り座は右舷大ドモ~スパーシート、右舷4名左舷4~5名で5時40分頃ノンビリと河岸払い~。

昨日は思った程気温は低くなく、逆に暖かく感じるほどです。

これならキャビンに入らなくても大丈夫と判断、後ろで常連さんと釣り談義~。

しかし港を出ると様子は一変し、海は荒れています・・・。

確か風予報では北北東風が6~13メーターと・・・、でも冬の大原では当たり前の事なので問題ありません!。

こうして船はドッタンバッタンと揺れながら、予定の倍約1時間掛かってポイント到着。

水深は35~40メーターラインで、底は起伏のある形状です。

タックルは11月15日8キロの大ダイを釣った、元の良いキャタリナ710MSとリールはイグジスト2508 ラインはPE0.6号 リーダーフロロ2号5メーター テンヤはビンビンテンヤ夜光タイ針仕様5号。

只今夜光のビンビンテンヤが品切れ続出でご迷惑をお掛けしていますが、来年には出来上がってきますのでもう暫くお待ち下さい。

海の状況は悪いです・・・、風波ともに結構あり大原レベル7程度でしょうか。

さて期待の一投目!、曇っていますし波の影響でラインが非常に見えずらいです・・・。

しかし底立ちを確認して竿先を見ると、かすかにククッンと動きました!。

慌てて合わせても掛かりません・・・、この後2~3回リフト&フォールを繰り返しましたがアタリなし・・・。

もう既に最初のアタリでエサのエビは捕られているようです・・・、続いて二投目も底立ちとほぼ同時にアタリがありこれも掛かりません・・・。

船長の新ちゃんによると、前日より水温が3度も上がり20度あるとの事です。

これは外道のウマズラなどの活性が上がってしまった事が原因だと思われます。

周りではキントキダイが釣れたり、どうやら海の中の様子は良いと判断!。

続いて三投目、今度も底立ち確認後直ぐにアタリが現れコイツは大合わせをして針掛かり成功~。

ゴン・・ゴン・ゴンゴンとマダイ特有の引きを感じさせ、そのまま抜き上げると約800グラムサイズ!。

Photo_2

これは一つのパターンかも知れないと・・・、ここからは底立ちをしっかりと確認する事に徹して行く事に!。

するとこれが大当たり!、本当に底立ち確認後直ぐに竿先にククンっとアタリが現れこれを見逃すとエサは見事にツンツルテンにされてしまいます。

従ってこれを見逃しても一応エサが少しでも残っているかも知れないので、2~3回はリフト&フォールをして入れ替えします。

更にこれらのアタリを見逃さないためには、サングラスは欠かせません!。

特に日が出てからはまともに朝日が当たるので、眩しくてラインが見えにくくサングラスなしでは釣りになりません。

この日はスエナガオリジナルイーズグリーンが大活躍、特に私のは遠近両用サングラスなので助かります!。

こうして数回目の底立ち確認後、今後はシャクリ上げるとグッと重さが感じられ、直ぐに大合わせをするとグングンっと針掛かり成功~。

ここからはリールを思いっ切り巻きながら、巻き合わせ状態を保ちしっかり針掛かりさせます。

するとそれまで大人しく此方の思い通りに上がってきた魚が、いきなり抵抗し始めてリールからラインを引き出して行きます。

ここでまあまあのサイズと確認出来、ここからは魚の引きに合わせながらのやり取りの展開となります。

ジージジーと気持ちよくラインを引き出しながら、水面に姿を見せたのは1.5キロのマダイ~。

Photo

その後も同じ釣り方で800グラムサイズを数枚追加、これは釣り方が合っていると確信出来そのまま続行する事に!。

何しろ魚の活性はもの凄く、アタリが無ければそれはエサが無い証拠!。

周りの皆さんもテンヤを上げてくると、見事にエサを捕られてツンツルテン状態です~。

そしてたまに掛かる巨大なウマズラ~、本当に只今大原のウマズラはデカイです!。

そして再び訪れた底立ち確認後のアタリ、これは分かっていても多少ラインが吹けているので大合わせで対処します!。

そして巻き合わせをしながら魚を浮かせると、途中からゴンゴン~ジージーと決して大ダイではありませんが心地良いマダイの引きを楽しみました~。

水面に浮いてきたところを若船長大地君がタマ入れしてくれ、直ぐに検量すると先程より100グラムアップの1.6キロ~。

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この後は50メーターも流しましたが、ここは不発・・・再び同じラインを流し始めるとアタリが出始めて船中ポツポツ釣れ出しました。

昨日は風で船が流されるのと同じ方向に潮も流れていたので、非常に釣り易い状況でしたね。

水深50メーターでも全て5号で底立ち確認出来ました、毎回このような潮方なら理想的なんですけど。

途中でリリースが混じったり、大ッパナと呼べるハナダイが釣れたり気分的には大ダイの登場を待つのみとなりました?。

大地君には、「切れても良いから大ダイ来ないかな」っと・・・。

それが何とこの後現実になるとは・・・、やはり底立ち後吹けたラインをリールに巻き込むとグッと重さが感じられました・・・。

直ぐに大きく合わせを入れてリールを素早く巻きます、数秒後今度はヤツが動き始めました!。

最初は比較的大人しく上がってきたと思ったら、途中からジージジジーと沢山のラインを引き出して行きます。

これは大ダイと判断出来、決して弱気にならないように構えます!。

少しでも引きが弱まったと思いきや、今度は此方が有利とばかりにリールに引き出されたラインを回収します。

このようなやり取りが数回続き、大地君がタマアミを用意して準備しています。

しかし鋭い突っ込みをしたと思ったら、フッと生体反応が消えラインが切れた事が確認出来ました・・・。

直ぐにラインを回収すると、リーダーの先端部分が切られています・・・。

確認すると先端部分50センチがザラ付いて、どうやら根ズレが原因だったと察し出来ました。

後で常連さんが教えてくれましたが、丁度バレた時掛け上がりの根の上を通過したそうです・・・。

残念ながら今回は大ダイ釣る事が出来ませんでした、そして悔しい思い出だけが残りました。

昨日のタイは全てビンビンテンヤ5号夜光で釣りました、まあ当たっていたので他のテンヤに変更しなかったと言う事が事実ですけど。

内容は満足出来ましたが、やはりバラした事は悔しいですし恐らく一生忘れられないでしょう。

事実ここ数日大ダイが釣れていますし、相当大きかった事は事実です!。

昨日の釣果はマダイ7枚リリース2枚 ハナダイ大2枚小1枚(ダメージ大きくキープ)キントキ2匹以上。

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さてこの調子で日曜日に行われるマダイ釣り大会でも、大ダイラッシュになる事に期待しましょう!。

私は残念ながら所用で参加出来ません、オデコ会メンバーは多数参加しますので誰かしら優勝してくれる事に期待しています。

また参加される方は、マダイ1枚の重量で競い合うので誰にでもチャンスありですよ!。

最後まで諦めないで、楽しんで下さい。