もりとよカップ湾フグ釣り大会~
昨日も湾フグ釣り、それも2週連続で湾フグです!。
昨日の船宿は浦安の吉野屋さん、6時集合でしたので5時45分に到着。
オデコ会からは宮本・橋本さん・新井さん・坂井さんの4人で参加、先週も同じ顔ぶれでした。
早速受付と釣り座抽選を行い、昨日の釣り座は左舷胴の間・・・。
う~ん確か先週も左舷で撃沈・・・、嫌な光景が思い出されます・・・。
右舷ではオデコ会メンバーが胴の間から、橋本さん新井さん坂井さんと3人仲良く並んでいます。
こうして右舷7名左舷8名計15名で、少し早い6時40分河岸払い~。
昨日の船長は栗林船長、個人的にもフグ釣り大好きなはずなので期待が持てます。
早く出船出来たのは仕立てであるのと同時に、本船に比べて船足が若干遅いのでオマケだそうです?。
今回は先週の失敗をしないために、色々考えてきました?。
エサのアルゼンチンアカエビは事前に仕入れ、ロッドも新調して万全の体制で挑みます。
タックルはロッド エィテック夢人komono湾フグ190 安価なロッドですが使いやすいです。
リールはエアドH ラインPE0.6号 リーダー4号1メーター オリジナルカットー仕掛け。
海の状況は東京湾レベル0~1とベタ凪~、これは絶好のフグ釣り日和!。
デッキで横になっても波は被らず、潮風が実に心地いい感じです。
1時間20分で大貫沖へ到着、船長がポイントを定めアンカーを下ろし釣りスタート。
ところが状況が先週と全く同じミヨシからトモへ流れ、更に船下へ入って行きます。
ガガーン、でもまだ誰も釣っていないし諦めるには早過ぎます。
潮は早く8号では全く止まりません、直ぐに10号に取替え何とか糸が立てられる状況。
しかしキャストは全くの無意味です・・・、潮上の前方にフルキャストしても底立ちしないまま前を通り過ぎ後方へと流れてしまいます・・・。
仕方なく船下をじっくり釣る事に・・・、底立ちが解らない方はオマツリの連続・・・。
そんな中予想通り右舷でアッと声が出始めました、この聞き覚えのある声は新井さん?。
更に普段滅多に声を出さない坂井さんまでもアッ・・オッと・・・、更にチッキショーっと橋本さんまで・・・。
右舷でただ一人好調な大ドモに陣取った森さんが船中1匹目をキャッチ!。
ただし森さん今回はスピニングタックルで、ジージーとドラグ音が鳴り響いていました?。
そんな光景を見て、皆さんから一つテンヤじゃないんだからドラグ締めて~っと罵声が!。
更に大き過ぎて抜けないっと悲鳴が、あわてて船長が駆けつける場面もありました。
まあ湾フグ師なら通常抜き上げてしまうサイズですが、どうも慎重になり過ぎているように思えましたけど?。
しかしその後も森さん絶好調、早々2匹目を釣り上げリーチ!。
昨日はショウサイフグ・アカメフグ・コモンフグ、この3種類3匹の重量で競い合いました。
右舷でもポツポツ釣れ始めています、アタリを逃すたびに声が聞こえるので実に楽しそうです。
一体どんな状況かと見に行くと、ラインはトモ寄りに払い出し理想的なポジションとなりこれならオマツリもしませんね。
もう右舷の皆さんはニコニコ顔、オマケに外道のサバや大アジも結構釣れているんです。
それに比べて左舷はシーンと地味な展開、誰も声を出す方もなくただひたすら海面を見つめるしかありません・・・。
相変わらず潮はトモ寄りに流れ、ラインは常に船下に入って行きます。
船長の栗ちゃんによれば、この状態が沖上がり近くの2時頃まで続くでしょうと・・・。
オーマイガッー、まさか2週連続オデコを食らいそうな予感が頭をよぎります。
その反面右舷では普通にフグ釣りが展開されてます、釣れるたびにオ~だの凄いだのと聞こえてきます。
釣り開始から2時間経過で左舷では森さん2匹、ミヨシで1匹のみ・・・。
右舷では0~4匹と普通です、中でもこの日絶好調なのが橋本さん!。
右舷胴の間ですが早々4匹釣りニコニコ顔~、側に来たので話を聞くと「先週とは全然違う」との事。
そう橋本さん先週は左舷で苦労していたんです、それが昨日は別世界だったようです。
左舷では右舷の関所を通り抜けたヒイラギのみが歓迎してくれます。
このヒイラギがフグのようなアタリを出し、楽しませてくれるんです?。
ただエサの消費さえなければ助かりますが、一応エサだけはしっかり食っていくんです・・・。
ヒイラギ地獄を避けると同時に、潮の状態をチェックする意味でたまにキャストしていると、フグゲット~。
ただ超小型なのでクサフグだと思ったら、これが何とショウサイフグ!。
勿論直ぐにリリース、しかし何で中型や大型フグでないのでしょうか?。
それは昨日釣れていたフグはどれも大型が多く、まさに白子祭りに相応しい魚体ばかりでした!。
その後も左舷では大ドモの森さん、ただ一人3匹のリミットメイク達成~。
右舷では早々入れ替えも始まっています、そんな中左舷でもミヨシから3番目でオマツリと言って船長が解き始め、一人解き終わり、二人解き終わり、ラインを手で手繰り寄せるとその先には大型フグがカットーに掛かっていました~?。
いいんです!、釣りは結局は釣ったもん勝ちですから、これでいいんです!。
釣り方には多少のこだわりやプロセツがありますが、釣れないとこれらは能書きと言われます・・・。
ハイ今の自分を見ているようです、でも釣れて居ます、居るんですよ、船の下には数匹のフグが!。
そして数時間後、ヒイラギ遊びをして軽く合わせるとゴン~ギューンと間違いなくフグ!。
そのまま横っ走りされるも抜き上げてドドーンと大型フグ釣れました!。
これでほっと一息付けて一安心!、どうやら右舷の関所を通り抜けてきたらしいです?。
しかしその後は何処へ移動するも左舷はヒイラギ地獄、ただし右舷は相変わらず釣れていました。
結局この状況は祭儀まで続きましたが、ポイント移動で途中潮が緩みその合間に左舷でもポツポツとショウサイやアカメが釣れオデコはなくなりました。
また最後の方ではマダコポイントに遭遇~、あっと言う間に数杯のマダコが釣れました。
そんな中で私も推定2キロオーバーのマダコゲット!、まあお土産には最高ですね。
気になる結果は新井さん10匹竿頭~、橋本さん7匹坂井さん5匹と、決して大釣りではありませんがこれで十分楽しめるのが湾フグ釣りなんです。
私は何とか2連続オデコか回避出来、健闘しましたが3匹もリミットメイクには届かずカスとなりました。
仲間内で任意で握っていた大物と数勝負、此方は参加した新井さんが船内徘徊のたびに私のフグを見て一番デカイですよっと?。
ところがいざ皆で取り出して比べてみると31センチ、まず坂井さんの31.5センチに負け・・・続いて新井さんの32センチにも負けで大型勝負もカスとなりました・・・。
ただ橋本さんと森さんには勝ちましたけど?、でも数では徹底的に痛めつけられましたら~。
さてもりとよカップの勝負の行方は、優勝は湾フグ初体験の方でした!3匹の重量は1830グラム。
まあ湾フグ初体験なだけで、他の釣りはやられてるとの事でした。
それにしてもお見事です、2位は新井さん1826グラム・・・私は10位687グラムでした。
何とも情けない成績ですが仕方ないと自分を慰めてます・・・。
よし宝くじが当たったら、湾フグ釣りは毎回一人で仕立てよう!。
でも果たしてそれで面白いか・・・、やはり仲間や知り合いで励ましあったり、時にはけなしあったりしながら楽しむのが最高ですね。
たまに釣り番組で一人で延々と釣りをしている場面がありますが、あれでは他の方との釣果が比べられないため参考になりません。
やはり勝負好きな自分は、乗り合いや大人数での仕立てが大好きです。
この性分は恐らくこの先変わらないと思います、何処かで見かけた時は遠慮なく声を掛けて「勝負ですよ」っと言って下さい。
直ぐに体が反応して、お互い数時間ですが集中して釣りが出来る場面があるかも知れませんよ?。
さてこんな情けない状態は6月まで!、7月からは心機一転別人となり頑張ります!。
そんな訳で7月1日は大原で行われる、上州屋さん主催の一つテンヤ真鯛釣りにエントリー!。
予定では6キロを両手で持ち優勝~、まああくまで予定ですから・・・、えっ負け犬の遠吠えにしか聞こえないって?。
ハイそれでも構いませんよ、こんな状況はバスプロ時代に何度も経験済み~。
何を言われようと多少の事ではめげません、正々堂々と真正面から意見を言って下さい。
ハイもうどん底なので後は這い上がるのみ!。
こうなったら強いですよ、何だか変な方向へ進みましたが、これは精神状態もおかしい証拠・・・。
釣果も技も精神面も全て壊れ、これを治すには・・・、ハイ釣りに行って治療するしかありませんね?。
来週は7月、きっと別人になっている宮本が居ると思います!。
それから「宮本英彦の江戸前を釣る」で、今回は先日行った新島釣行を紹介しています。
是非ご覧になって参考にして下さい、本当にこんなに便利て短時間で行けれる事に驚くと思います。
また既にご存知の方もいると思いますが、ビンビンテンヤ15号の発売が決定されました。
あと4ヶ月早く発売されていれば、きっと各地で爆発的な威力を発揮していたと思われます。
数に限りがあると思いますので、数個確保しておけば万が一の時頼もしいテンヤになる事でしょう。
また引き続きロッドとラインのテストは行い、此方も随時報告しますので楽しみにしていて下さい。