オデコ会湾フグ釣り大会~

2012-06-18 00:00:00

2年振りとなるオデコ会湾フグ大会を、千住入舟さんで行いました。

前日まではいい天気、ところが天気予報では17日南西風10メーター前後波高1.5メーター。

午前5時集合時には陸は曇天無風と絶好の釣り日和、ただしこれは陸での話し・・・。

当日は18名参加で釣り座抽選も済み、各自船に乗り込みましたが一人来ません・・・。

連絡すると、何と勝手に船宿間違いをしており、今品川だとか?。

6時出船予定していましたが、今から千住に向うと何分掛かるか見当も付きません。

そこで船長に相談すると、「勝鬨橋に乗船場があるのでそこに来るように」っと!。

おお~これはナイスアイデア、これなら時間を無駄にせず全く問題ありません。

さて昨日の釣り座は左舷ミヨシから2番目、ミヨシは福井さん左隣は杉田さん、片舷9名づつ計18名乗船です。

こうして何時のように隅田川を下り勝鬨橋に差し掛かると、居ましたね~メンバーのD橋本さんが!。

無事に乗船出来、これで一安心!。

オデコ会には橋本さんが二人います、もう一人は横浜の橋本さんで此方も毎回伝説を作ってくれます。

こうして18名揃い、目指すは湾フグの聖地大貫沖~。

昨年は余りの低調振りに開催を見送りました、でもオデコ会メンバーは大の湾フグ好き!。

それならと会長の独断で決めた次第です、そんな私も今シーズンまだ3回しか行ってません。

沖へ出ると案の定荒れています、東京湾レベル6~7で走り辛く途中から速度を落とさなくてはなりません・・・。

特に海保付近はバシャバシャ・・・、でもその向こうはフグのポイントです。

途中で無線連絡を聞いていると、仲間の船宿は早々出船を見送ったそうです・・・。

それなら大貫沖は貸切状態~、スロー走行で荒れた中船長がポイントを見定めます。

アンカーが投入されいよいよ釣り開始~、軽くキャストしましたがラインが風で流されとんでもない状態に・・・。

仕方なく船下メインに誘います、ただし釣りがミヨシなのでゼロテンションを保つ事が大変です。

暫くすると遠くにブルーの船が、これは野毛屋のケン船長に間違いありません。

しかし激荒れ状態の大貫沖、岸辺には濁りも入っている状況です。

アタリはなく、数十分ごとに移動を繰り返します。

まあ気持ち風が収まり、波も勢力をなくしたような気がします。

開始約2時間後、右舷トモから3番目の吉岡さんが船中1匹目のフグ釣りました~!。

それもナイスサイズ、ルールはショウサイフグ3匹の全長で競い合います。

その他大物賞はアカメフグ・トラフグも対象となり、任意で数釣り賞も楽しみました。

潮は完全なトモ潮でミヨシからトモへ流れ、更に船下へと入る左舷不利な状況です・・・。

まあこれは風が変われば逆となるので、それに期待するしかありません。

ただラッキーな事は風が収まり波も徐々にパワーダウンし、思いの他釣りやすい状況となりつつある事!。

それでも釣りにくい状況は変わらず、キャストしても直ぐに船下に来てしまいます。

アタリはありません、何時もはうるさいほどアタル外道のアタリさえ感じ取れません。

そのお陰でエサのエビは残ったまま・・・、ただ途中で古くなったら取り替えて常に新鮮な状態にしておきます。

まあ普段であれば取り替える前に外道やフグに食われるので、こんな事は珍しい光景ですね。

暫くすると右舷でも1匹釣れました、釣った方は長久保さん、今回は自分で優勝宣言していた一人です。

フグがいる事は間違いありません、後はただひたすら誘い続けるしかありません・・・。

こんな状況が続き、船中吉岡さんと長久保さんがそれぞれ2匹釣りリーチ。

その他のメンバーはシーンと地味な展開が続きます、それでもたまに「やられた~」っとツンツルテンにされたりかじられたりと、フグ釣りの楽しい雰囲気を味わってます。

そんな私もよそ見をしていたら、手元にコンコンっとアタリを感じ取れ、反射的に合わせましたが掛かりません・・・。

その状況を福井さんと杉田さんに伝えると、今度は福井さんにアタリ~でも此方も掛かりません・・・。

すると今度は杉田さんにアタリ~何とも律儀なフグです、今度は杉田さんにまんまと釣られてしまいました~。

そう湾フグ釣りではこのような事が頻繁に起き得ます、従ってエサだけ取れた状態であれば直ぐに掛かる確率上がるんです。

こうして見事に大失敗を侵し、次に訪れるアタリまで再び誘い続けるしかありません・・・。

時間は3時間経過・・・4時間経過・・・、気晴らしに最初に福井さんが船内徘徊~。

すると昨日も橋本さん伝説が起こりました~、福井さんが側に行くと丁度バックラッシュを解いている最中・・・。

まあ何故沖釣りで、フグ釣りでバックラッシュが起こるかか謎ですけど?。

昔はバスフィッシングでブイブイ言わせていた事もある橋本さんですが、最近はメンバーの世話やきではなく、世話やかせ役として笑いを取ってます!。

今回も福井さんがバックラッシュを解いていると、何か竿先にアタリのような感覚が現れたそうです?。

福井さんが「もしかして当たっているかも」っと教えると、いきなりPEラインを手で手繰り始めたそうです?。

そこで福井さんが「そんな事したら余計に絡まりますよ」っと、するとロッドを取り上げいきなり巻き始めるとフグが掛かっていました~。

その後は「今日は置いておくと良いよ」っと、訳の解らない事をほざいてます?。

まあバスフィッシングの時から合わせだけは天下一品、ただその癖が未だに抜けずカワハギやヒラメでは何時も失敗してますけど?。

ただしフグ釣りや一つテンヤではその技術が生かされ、たまに真価を発揮する場合もありますね?。

福井さんが帰ると、今度は私が船内徘徊~情報仕入れを行います。

この頃には右舷では小堀さん本間さんがマグロ状態・・・、更に湾フグデビューの岡村さんも口からリバースしています・・・。

左舷では杉田さん1匹吉岡さん2匹のみ、右舷では大ドモの坂井さん一番理想的な釣り座なのにオデコ・・・。

でも坂井さんにその趣旨を伝え巻き返しを期待、トモ付近のチームセブン沖田さんもしっかり1匹釣ってます。

胴の間の長久保さんはニヤニヤしながら優勝しか考えていない様子、アカメも含め3匹ゲット。

その他のメンバーは釣れないを連発・・・、でもこれが今シーズンの湾フグ釣りの現状です!。

この後は海の状況は見る見る内に良くなり、気温も上がり皆半袖で釣り出来る状況となりました。

ただし状況が良いのは水面より上、海の中は厳しい状況は続いています・・・。

そんな中やはり釣る人は釣ります、左舷では吉岡さんがリミットメイク。

更に右舷の長久保さんもショウサイ3匹目、更に右舷大ドモの朝倉さんが猛ダッシュ~。

これに続いて左舷大ドモ坂井さんも猛ダッシュ~、潮は相変わらずトモに流れるのでどうする事も出来ません・・・。

後は風が変わる事に期待するしかない状況・・・、すると福井さんが当然極小アカメを釣りました!。

まあ船中ポツポツアカメが混ざる状況なので、低質はガラ場のようです。

でもキャストしても殆ど根掛かりはありません、ただし同時にアタリもありませんけど・・・。

そんな中アタリ久々のアタリ~、コイツは見事にフッキング成功~でも釣れたにはニベ・・・。

続いてメゴチ2連発、留めは小型のアカエイ・・・。

昨日は本当にアカエイ日和・・・、フグは釣れなくてもアカエイはしっかりリミットメイクしたメンバーもいましたからね。

しかし一旦アタリが遠のくと、エサは何時までたってもそのまま帰ってきます・・・。

もうこうなるとエサも取られず外道のアタリさえ待ちどうしくなります。

ただこんな状況でもキターっと、雄叫びを上げながら釣る人は釣ってます!。

ヤバイ雰囲気が感じます、今まで湾フグではオデコありません!。

本当に厳しい状況でも何とか1匹で切り抜けて来れました、その記録が破られかも知れないと・・・。

12時を廻る頃には海はベタ凪~、こうなると眠気が襲ってきます・・・。

釣れていなので尚更眠いです、でもキターの雄叫びに我に返り釣り続けるの繰り返し・・・。

やはり後半は大ドモの二人が釣ってます、確か私が徘徊した時点ではオデコだったはず・・・。

右舷胴の間の長久保さんは周りが釣れていない中、天才と呼ぶのに相応しい釣果。

さて2時に沖上がり予定でしたが、海が凪で釣りやすくなったため1時間延長の3時に沖上がり変更してもらいました。

しかしその甲斐もなく、とうとうやってしまいました湾フグ初のオデコ・・・。

湾フグを始めてやく10年、周りがオデコでも何とか1~2匹で切り抜けてきましたが、昨日は限界でした・・・。

エサも昨日は汚れたから無理に取替えたりで、12匹で間に合いました・・・。

さてショウサイフグ3匹の全長で優勝を決めたのは、長久保さん97.5センチ ショウサイ4匹アカメ1匹

2位は何と二人が同寸で朝倉さんと吉岡さん、91センチ 更に二人ともショウサイ5匹とトップ賞も同時に獲得。

Photo

ここまでが入賞者となり、オデコ会では残りはカス同然ですが釣れた少し偉い方々を発表します。

4位坂井さん90.5センチ ショウサイ4匹アカメ1匹 見事な追い上げでした。

Photo_2

5位新井さん57.5センチ ショウサイ2匹。

6位松川さん46センチ ショウサイ2匹。

7位杉田さん31センチ ショウサイ1匹。

8位北村さん30センチ ショウサイ1匹。

9位橋本さん29センチ ショウサイ1匹 福井さんが釣ってくれたアカメ1匹。

10位沖田さん28センチ ショウサイ1匹。

11位小堀さん24センチ ショウサイ1匹 アカメ1匹。

12位D橋本さん22センチ ショウサイ1匹。

さてこれに懲りずに今週ももりとよカップ湾フグ大会にエントリー~、オデコ会からは新井さん橋本さん坂井さんが参加します。

今度は数匹釣れるでしょう・・・、いや2回連続湾フグオデコはあり得ません?。

確かにこの厳しい釣果ですと、釣り座が大きく釣果を左右します・・・。

今週は運良く良い釣り座に巡り合える事に期待して、頑張ってきます。

更に明日は先週ボツとなった釣りビジョン「ジャッカルビンビンソルト」のロケが大原で行われます。

心配なのは台風の影響ですが、明日の午前中は今のところ大丈夫そう!。

実は昨日釣りの最中に急に声が出なくなり困ってます・・・、まあ風を引いていたらしいのですが?。

確かに2~3日に前から食べ物の味が感じられなくなっていました、しかし体はいたって健康そのもの。

ただ喉に多少痛みは感じていました、ところが急に声が出ないんです!。

オデコ会のメンバーの皆様、今日も声は出ませんが元気です。

さあこの不調は昨日まで!、明日は別人となって大ダイ祭りを楽しんで来ます~。

アオギス釣り復活プロジェクト

2012-06-14 00:00:00

昨日は木更津まで行って来ましたが、強風と高波のため中止となりました。

まああの風の中で脚立を立てられる訳なく、港から沖へも出られる状況ではありません。

仕方ないので地元の居酒屋で、朝からアオギス釣り談義~。

何しろ地元の方を含めて10名集まりましたが、肝心のアオギス釣り経験者は私だけ!。

アタリはどんな感じですか?、仕掛けは?、ポイントは?、等などと記憶を辿りながら答えるのが精一杯!。

それも今から47~8年前の小学4年生の時、その後も数回釣りしましたがアオギス釣り場の減少とともに自然消滅・・・いや意図的に消滅してしまいました。

消滅の原因は干潟と浅瀬の埋め立て、これは浅場に生息していたアオギスにとって大ダメージとなり、産卵場も奪われて消滅してしまったと言われています。

東京湾にはこうして悲しい運命を辿ってしまった魚が居るんです・・・。

ただ同じ仲間のシロギスは東京湾では数多く生息して、当時より工場排水の規制も厳しくなり、今の東京湾40年前より綺麗かもしれませんね。

さてこのプロジェクトは日を改めて行う事となり、関係者の皆さんも張り切っています。

もう一つ大原で行われる予定の釣りビジョン「ジャッカルビンビンソルトロケ」、此方も残念ながら強風大波のために中止となりました。

こちらも日を改めて再撮影を行う事となりました。

こうして二つの取材が天候のために中止となり、本当に釣りは自然の元で行われる遊びだとつくづく思い知らされた次第です。

天気予報では関東の週末は雨マーク・・・、でも日曜日はオデコ会の例会で久々に湾フグを行います。

昨年は資源保護の観点からオデコ会の湾フグは行いませんでした。

まあ資源保護って言っても、今シーズンの釣果も0~何匹と言う厳しい状況です。

それでもオデコ会メンバーは大の湾フグ好き~、この厳しい状況でも楽しめるんです!。

まあ天気が雨でも関係ありません、しっかりとレインウェアーを着込みますからね。

それでは週末楽しい釣りが出来ますように~。

今日はビンビン?

2012-06-12 00:00:00

大原通いも一日おきとなり、午前船は寝不足が辛くなってきました。

今日は釣りビジョン「ジャッカルビンビンソルト」のロケ、大原あままさ丸さんで行いました。

集合時間は3時、それでも大好きな一つテンヤなので体はビンビンです!。

今日はナガジーさんと二人、それに最近人気今日上昇の船上サラリーマンさんも同船です。

受付を済ましていざ乗船、我々は右舷ミヨシに宮本・ナカジーさんと並びました。

港は相変わらずイワシの腐敗臭が漂っています、それでも日曜日より風向きによってはマシになったような気がします。

4時に河岸払い~、心配していた海の状況は大原レベル5~6と一安心。

ポイントは岩舟沖?の水深50~60メーター、一応早潮対策としてビンビンテンヤ8号と10号をセット。

ところがいざ釣りをしてみると、潮型が良く素直にテンヤが落ちて行きます。

8号でも数回底立ちが取れ、それなら5号にしても問題ありませんでした。

こんな素直な潮は久々、本当に釣り易くこれで大ダイ祭りに遭遇すれば最高です。

しかし海の状況はレベル6となり、後半は雨まで振り出し更に波は強さを増して最後の方はレベル9まで行きました!。

大波・大風・雨と、釣りに最悪な3点セットが揃ってしまう過酷な状態・・・。

本日一緒にご乗船した皆さ様、荒れた状況の中お疲れ様でした。

前回のビンビンソルト波崎ロケと言い、関東のロケは荒れた状況が続きました。

さてここまで引っ張っておいて申し訳ありませんが、この模様は放送日まで暫くお待ち下さい。

そして明日は吉岡さんにバトンタッチ、でも明日の予報も悪いそうです・・・。

今回何時放送なのか聞き忘れましたので、放送日まりましたらお知らせします。

そして明日はつり情報さんの取材で、何と東京湾では絶滅したアオギス釣りを再現させるプロジェクト?らしいのですが、はっきりした事は解りません?。

実は私の親父が大の釣り好きだったので、幼少の頃から安全な釣りには何時も付いていっていたんです。

とっ言うか親父は私を連れて行くのを口実に、休日には殆ど一緒に釣り三昧~。

その中でも江戸前の釣りが好みのようで、アオギスの脚立釣りが好きでしたね。

この脚立釣りと言いますのは、広大な干潟と言うか浅瀬に生息するアオギスを釣るために編み出された釣り方です。

船頭さんが水深1~2メーターのポイントと思われるところに脚立を立てて、その上に乗って1本竿で釣るんです。

当時はまだ小さかったので、船で船頭さんと遊んでいました。

しかし小学4年になったら、「そろそろ乗ってみるか」っと言う事になり、史上最年少でアオギス釣りデビューとなりました。

そんな数少ないアオギス体験者なので、それを知っていたつり情報さんから声が掛かりました。

また当時のアオギスタックルを、未だに親父の形見として持っています。

何と昨日約45年振りにアオギス竿を出したら、平仮名で「みやもと ひでひこ」と書いてありました!。

親父は私が20歳の時に他界し、20年前に家を建て直した時にも、何処にどうやって仕舞ったか忘れましたがキチンととってあったんです。

そんなアオギス竿が約40数年振りに、東京湾で再び魚を釣るんです!。

ただしアオギスは残念ながら絶滅してしまい居ません、それでもシロギスは沢山生息しています。

そんな訳でアオギス竿でシロギスを釣るそうです、でも何だか楽しそうだと思いませんか?。

詳しくはつり情報さんに掲載されると思いますので、此方ももう暫くお待ち下さい。

明日は荒れないで、ノンビリ釣り出来ればと願っています。