大原フグ釣り大会~
昨年までは3月開催でしたが、何故か大会が近付くと釣果が落ちてしまいます。
そこで釣れている2月にしたらしいです、ところが1月までは釣れていたはずのフグが再び不調に・・・。
それでも大会は開催されました、しかし今年は寒いですね、体感気温はおそらくマイナスでしょう・・・。
それでも前日までの悪天候は収まり、まだ風は強いものの出船は可能です。
今年も春日丸さんからメンバー5名でエントリー、受付で釣り座抽選~18番左舷胴の間。
左舷にはミヨシから近藤さん吉岡さんと、更にトモ付近に古谷さんと並びましたが、北村さんだけ右舷胴の間。
5時30分河岸払い~、沖ではまだ波っ気があると思い直ぐにキャビンに避難。
案の定船は揺れています、波も被っている模様・・・この状況でデッキにいたら早々戦意喪失となりそうでした。
薄明るくなった頃ポイント到着、水深は20mライン海の状況は荒れています・・・、大原レベル5程度。
合図とともに釣りスタート、ところが珍しく仕掛けがセット出来てません・・・。
この大会のルールで、最初の一投目は朝配られた市販の仕掛けを使わなくてはいけません。
ところが手が悴んで袋から仕掛けが出せず、フックのカバーが中々外せません。
何とかセットし終わりエサのアオヤギを3~4個付けて、やや遅れながら釣りスタート。
荒れている上に潮が速く早くもオマツリの嵐~、当然私もオマツリに加わり手間取りました・・・。
手怖いオマツリに自分の仕掛けを壊し何とか対処、そして直ぐにオリジナル仕掛けにチェンジ。
しかし再びオマツリになり、今度はPEラインでしたの待つ事に・・・。
解けたのを確認して仕掛けを回収しようと巻きあげると、何と船底にラインが擦れたようで切れてしまうアクシデントが・・・。
リールを変えるよりシステムを組み直した方が早いので、激荒れの中悴んだ手でラインシステム完了。
そんな中私の左隣りの方が電動リールを駆使して、フグを釣り上げてます。
こちらは1年振りの外房フグに手間取ってます・・・、底立ちは取れるものの潮が速くラインを出せません。
この時点でやはり練習に来なかった事を悔やみました、それでも隣の方はフグを次々に釣って行きます。
ここで浅いので作戦変更、キャストして対応することに!。
これが良かったようで激荒れの中何とかゼロテンションを保つと、プンプンと竿先にアタリが現れ合わせますが空振り~。
しかしそのままトントンと誘いスティすると、再びプンプンとアタリが出ますが掛からずエサだけ取られてツンツルテン状態に・・・。
今度もキャストで攻めますが、何しろ潮が速くあっと言う間に仕掛けが船下へ入ってしまいます。
それでも手にカッカッと感じたので合わせると、重々しい感覚が伝わり1匹目ゲット!。
予想以上の苦戦に強いられ、船長もポイント移動を繰り返します。
その甲斐あってか移動の度に数匹が釣れますが、入れ食いとは行かず数匹で後が続きません。
移動の度に波を被り、釣っていても波の洗礼を受ける程です。
タバコ何てあっと言う間に水浸し・・・、それでも何とかタバコを吸おうとする喫煙者・・・ハイ自分です!。
バスプロ時代はこのような状況に何度か合い、「こんな面倒臭い事止めてしまえ!」っと禁煙成功したはずですが・・・、3年前から25年振りに喫煙者となりました。
釣った後のタバコは良い感じですが、釣れてない時のタバコは美味くないですね~。
それでも徐々に海の状態も良くなり、釣り易くなったので助かりました。
それにしても軽く20匹は釣れるだろうと思っていただけに、この展開は予想外です・・・。
釣れ方が地味なんです、数匹釣れますがどのポイントでも後が続きません。
ただ救いはサイズが良い事ですね、このサイズが20匹釣れれば申し分ないんですが。
気温も少し上がった気がします、太陽の日が当ると暖かく感じるようになりました。
でも手先の冷たさは戻りません、もう少し気温が高ければ釣果も延び釣り人も釣り方の工夫が出来たと思います?。
時間は9時桶には5匹のフグが泳いでいます、一応リミットメイクは達成出来ました。
この大会は5匹のフグの重量で競い合います、従って少しでも大きなフグが釣れれば有利となるんです。
3匹はまずまずのサイズですが、後2日入れ替えを行いませんと上位には食い込めません。
また船中1位の方しか表彰されませんので、2位ではカス同然です。
若船長がオマツリすると直ぐに来てくれるので助かりました、その若船長も余りの寒さで手が悴んで参ってました。
そしてラストポイントではミヨシ付近で釣れ出しました、残り30分海も凪できたので釣り易い状況となってきました!。
そんな時に反対側の方とオマツリ・・・、吉岡さんや近藤さんが釣っている姿を羨ましく見るしかありません。
何とか残り15分オマツリが解け釣り再開~、キャストして誘ってスティ・・・ハイ思い通りのアタリ~ヒット1匹追加。
残り3分と船長がマイクで伝えてくれます、エサのアオヤギを1個・・2個と付けていると、船長が「時間がないからそれで落として」っとラストチャンスに掛けます!。
この興奮状態・・・通常の釣りでは味わえません、大好きな場面です、まさにトーナメントを思い出しました。
ノンビリ釣りしたい方には理解出来ないと思いますが、この辺は個人個人の好みの問題なので好きな方は解って頂けると?。
しかし最後は釣れなく終了~、このラスト30分はミヨシ付近のか方々は3~4匹釣っていましたね。
こうして釣果の方は8匹で終了・・・、仲間内では吉岡さん10匹古谷さん9匹北村さん5匹近藤さん4匹・・・確か近藤さん昨年はオデコでしたね。
でも近藤さんはその昔、皆の先生としてブイブイ言っていた時代があったんです。
近藤さんとは同級生、色々な釣りの経験者で熱い頃には週3回は沖にいたくらいです。
しかし今はパワーダウン?、それでも大会好きなので毎年一緒にフグやカワハギの大会に参加しています。
当然我々は優勝に絡むことなく地味に後片付けを行い、表彰式と抽選会に向かいます。
春日丸優勝者はやはり左隣の方で数も15匹だったとか、それにしても朝の一人コンスタントに電動リールで釣るのはお見事でした!。
半面私は今回良いとこなしのカス、特に右隣の方と毎回オマツリ・・・8割オマツリ状態でした。
8割と言うと10回仕掛けを下ろしても8回はオマツリと言う事態です、毎回隣の方のタイム釣りの合わせが伝わってきます。
まあオマツリはお互い様なので仕方ありません、ただし左隣の方とは1度しかオマツリしませんでした!。
そしてお楽しみの抽選会~、今年こそ海産物を当てようと意気込み参加しました。
司会の三石 忍さんが実に見事に大会を進行していきます。
特に声が大きくハッキリしているので、難聴気味の親父達には助かりました!。
しかし我々5人の番号が全く呼ばれません、抽選箱に入れるのを吉岡さんに頼んだので、皆でちゃんと入れたかっと攻める場面も?。
途中鈴木新太郎さんと海産物のジャンケンの場面が、ここでは私がラスト3人に残りましたが、何と3人とも新太郎さんに負けてジ・エンド・・・。
結局我々5人はキャップさえ当らず終了~、すると最後に巨大な伊勢エビを掛けて皆でジャンケンとなりました!。
するとこの場面で近藤さんがすくすくと勝ち上がり、とうとう2人まで残ってしまう快挙?。
見ている我々はきっと心臓がドキドキしているに違いないと?、そして二人で最後のジャンケン~。
すると勝ってしまいました~、こうして何時もはジャンケン大会となると直ぐに負けてしまう近藤さん、昨日は違ってましたね~!。
春日丸船長とツーショット、それにしても最後に勝つとはお見事でした~!。
最後に知り合いに挨拶をして帰ろうとしていたら新太郎さんと合い、何で最後もパー出さなかったのとクレームを?。
すると「宮本さん これ持って行って下さい」っと海産物をくれました?。
新太郎さんは地元大原在住なので、「しょっちゅう食べているから食べて下さい」っと。
そしてこの志をありがたく頂戴して、近藤さんが伊勢エビ、私が頂いた海産物のお土産が出来二人でご機嫌な一日となりました~。
まあこのように釣果と結果が伴いませんでしたが、大会好きの私としては・・・来年は練習してから参加しようと心に決めた次第です!。
さて3月3日には同じく大原いすみ市ヒラメ釣り大会に参加します、ヒラメ釣り大会の参加人数は400名近いと聞いています。
すると抽選会の賞品も沢山あると思われます、この大会もメンバー7名で参加します。
今度こそ抽選で海産物が当る事を祈り、練習せずにぶっつけ本番で参加します!。