お盆休み中も、江戸っ子の私は田舎に里帰りの必要がありません。
子供の頃は帰省が実に羨ましく感じたものでした、でも今はこの状況に満足しています?。
カミさんも江戸っ子なので、毎年の帰省ラッシュをテレビでしか知りません。
お陰でお盆中は釣り三昧~、ただし東京湾限定にしています。
昨日もオデコ会メンバーの皆さんと、このところ熱くなってる湾フグに行って来ました。
船宿は今回も千住入舟さん、6時出船なので我が家を5時に出れば楽勝なんです。
昨日も橋本さんに迎えに来て頂きましたが、5時待ち合わせが4時30分と早まりました。
これなら間違いなく大ドモを取れるだろうと・・・、5時過ぎに駐車場に到着すると見慣れた車が既に2台止まっています?。
受付に行くと案の定車の持ち主が、新井さんと福井さんが既に待っていました~。
また我々の前に常連さんが一人いましたが、四隅は何とか確保出来そうです?。
こうして先着順に好きな釣り座に座っていきます、福井さんはこの日一番理想的な左舷ミヨシに!。
新井さんは左舷大ドモ、常連さんは右舷ミヨシ、橋本さんは右舷大ドモ、私は隣に決定。
暫くすると佐藤さんが暫く振りに乗船、釣り座は私の隣に・・・?。
こうして片舷5名づつ計10名を乗せ河岸払い~、目指すは何時のも大貫沖~。
レインボーブリッジを越え羽田沖に差し掛かると、風が強く波も高くなってきます・・・。
途中からやむなくスピードを落とします、東京湾レベル6と言った感じでしょうか?。
少し時間は掛かりましたが無地に大貫沖に到着、ポイントを決めてアンカーを入れ釣りスタート。
昨日は前回のような早い潮ではなく、普通に釣りが可能でした。
最初は8号オモリでスタート、潮の流れも丁度良い感じで釣りやすい状況です。
ただ残念ながら前回のような爆釣タイムはありません、最初から地味な釣りが続きます・・・?。
そんな中、竿とリールしか持参せずオモリ・針・スナップなど全て私が提供した物で釣り始めた佐藤さんがいきなり釣りました~?。
それも釣りは半年振り、湾フグに関しては1年振りの佐藤さんが・・・。
竿も新井さんが差し上げた物を、本当に凄く綺麗にリペアーしてカッコ良くオリジナル仕立てにしているんです!。
そして・・・、2匹目・・・3匹目・・・4匹目・・・5匹目~もうこうなると天才?。
約30分で佐藤さん5匹のフグを釣りました~、右舷は佐藤さんワールド?。
でも佐藤さんの綺麗なオリジナルロッド、確か5匹目のフグを掛けた瞬間グリップとバットの付け根がポッキリ折れてしまいました・・・?。
これには本人以外船長もビックリ、最後は船長が竿を持ち佐藤さんが竿が付いてないグリップでリールを巻き無事にフグ釣り上げ成功~?。
その後私も佐藤さんの恩恵にあやかろうと誘い続けますが、アタリ出ません・・・。
佐藤さんとの違いは仕掛け、昨日もチラシ仕掛けではなく1本仕掛けを使用していました。
佐藤さんはチラシ仕掛け、どうも昨日はチラシ仕掛けに分があったようです。
でも左舷大ドモの新井さんもチラシ仕掛けでしたが、アタリすらない模様・・・。
左舷はミヨシの福井さんが3匹だとか、それに比べて隣の私はアタリ出せない状況・・・。
ただ橋本さんはたまにアタリが出るそうですが、エサだけ取られてツンツルテンばかり~。
エサ6本使いフグ0です、この状態は更に続き8本10本ようやく1匹釣れました。
実に燃費が・・・、いや効率が悪い展開です。
私もアタリが出始めて、掛からない相手に疑問を抱きながら釣りしてやっと釣れた魚はヒイラギ・・・。
その後ヒイラギ数匹追加、それに対してフグやっと1匹・・・。
その一時天才と称された佐藤さんもアタリ止まってしまい、こうなるとただの人・・・。
その後の展開は地味に1匹づつ釣れる程度・・・、フグも盆休みに入った感じです。
佐藤さんはアタリがあるけど乗らないとぼやいてます、逆に私は数少ないアタリを見逃さず地味に1匹・・・2匹・・・3匹と追いついて行きます。
昨日は各船移動を繰り返していますが、入舟さんはじっくり待ち伏せ作戦?。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・、結果的にどちらでもなく地味な状況のままでした?。
面白い事に各船移動後は最初の場所付近に戻って来ていました、何処も調子が悪かった模様です・・・。
丸長丸さんが近くに来ると、左舷大ドモに見覚えあるシルエットが・・・?。
皆であの体型は間違いなくメンバーの石川さんでは?、手を振り確認しますが応答ありません・・・?。
フグ釣りでは常に竿先を見ていませんとアタリ見逃します、どうやら石川さん釣りに集中している様子。
その後移動途中でようやく気付いてくれ、石川さんと北村さんが乗船していました。
此方は相変わらず地味ながらポツン・・・・・・・ポツンと釣るんです、ただし後が続きません。
船長は上げ潮に変わるまで無理だろうと、11時頃よりいくらか上げ潮が効いてきました!。
これはチャンスとキャストしたり色々手を尽くしますが、アタリありません・・・。
また船中では一時的にアカエイフィーバーに沸きました?、サイズは週刊誌から畳半畳までバラバラ・・・。
私は大きい方を掛けましたが、リールが付いていればやり取りで上がります!。
ただし危険な魚なので針を外したり、リリースの際は船長に任せる事です。
佐藤さんが釣った週刊誌サイズは、車のボンネットに置くには丁度良いサイズ?。
佐藤さんは中古車販売をされていて、昨日は古いジャグァーオープンに乗って来られていましたのでこれをボンネットに乗せればコルベットスティングレーならぬジャグァースティングレーが出来ると提案しましたが、あえなく却下されました?。
こんな冗談を言いながらの釣りが続きます、船中ではやはりと言うか案の定左舷ミヨシの福井さんが8匹とダントツの釣果。
このところの好調果では8匹ですと実に少ないと思われますが、昨日の状況では立派です!。
1時30分の時点で我々の釣果は佐藤さん朝のまま5匹、宮本頑張って5匹、橋本さんエサ18匹使い5匹と3人並びました~。
ところが船中ではとても恐ろしいことが起こっていました、それはオデコ会では天才と称されている新井さんが船中ただ一人オデコ・・・。
たびたび此方側に徘徊と言うか様子を見に来るんですが、口から出るのはため息ばかり・・・。
どうやらフグからのきつい洗礼受けています、新井さんも湾フグでは未だにオデコありません!。
今日はダメかも知れないと落ち込んでいます、これが釣りの怖いところ調子が出ないとこの様な目に合ってしまいます・・・。
ここで船長から移動の合図が、なんでも大移動するとの事・・・。
ところがこの移動が大正解、いきなりハッキリしたアタリが出て驚きました~。
最初のアタリでは釣る事が出来ませんでしたが、次のアタリではしっかり針掛り成功!。
すると右舷から喜びの雄叫びが~、新井さんやっとフグの顔を見れました。
時間は2時10分~、随分長く辛い時間を過ごした事か、でもこれで一安心!。
ここで船長から少し残業しますよ~、何と大好物の遅上がり~。
この頃から各自にアタリ連発し始めます、船長もアタリが減ると移動をします。
アタリの殆どがフグのようで、底を引きずる感じの中にプンっと生命感のあるアタリが混じります!。
それでもそのアタリの全てを取れる訳ではありません、その度に釣り人はアッとかアレッ~と声を出してしうんです!。
ただしこの声が聞こえ始めたら釣れ出した証拠、後は自分の仕掛けにフグが来るように誘うだけ~。
3時過ぎからは一時的に理想的な展開に、ポツンポツンと誰かしらに釣れています。
ここで本当に地道に1匹つづ釣り続ける事に、8匹が9匹に・・・とうとうつ抜け達成~。
11匹になったところで福井さんと同数との事、その後も地味ならが数を延ばし14匹でフィニッシュ!。
終わってみれば久々の竿頭~、次頭は福井さんの11匹、気になる新井さんは6匹と大健闘!。
佐藤さんも橋本さんも数を延ばせ、皆で遅上がりの恩恵しっかり受けさせて頂きました。
また昨日のフグのサイズですが、小型も混じりましたが中型も多く数匹の大型も入りました。
今は水深も10メーターより浅く、掛けたフグは横っ走りしながらグングン引くので楽しめますよ!。
また昨日もトラフグダービーと称してメンバー5名で行いましたが、佐藤さんが回収してきた仕掛けにトラフグが着いて来たんです!。
大きさは35センチくらいの立派なトラフグでした、水面付近でじっとしているので直ぐに佐藤さんが仕掛けを下ろして狙いました!。
隣の私もメンバーなので遠慮せずにトラフグ目指して仕掛けをブラブラ、残念ながらトラフグは静かに水中に消えていきました・・・。
ただ驚いた事に佐藤さんのカットー針が切られていました、これはトラフグからの洗礼ですね?。
こうして楽しく熱い大貫沖での釣りは終了~、東京湾クルーズしながら帰還です。
帰りはお台場あたりから風が暖かく、沖との気温差は歴然です!。
さあ大原も明日から出船します、水温低下や潮型に悩まされましたがどうなっているでしょうか?。
今週は大原に一つテンヤに行く予定、明日行かれる方は是非良い釣りをして下さい。
それにしてもこの暑さ何とかなりませんかね、早く大原の海風に当たりたい気分です。