実は一昨日が本来の釣行日でした、そしてこの日は大切な取材ときています。
月曜日の2時30分に吉岡さんに迎えに来て頂き、佐藤さんも合流して大原を目指します。
取材スタッフは新幸丸さんに宿泊していましたので、合流して支度をして待機していると・・・。
船長の新ちゃんが、「暫く待ってて下さいよ、港口の様子が悪いので見てきますから」っと・・・。
確かに天気予報では、波高4メーターと出ていました・・・。
こうしてスタッフ含め6名で新幸丸さんで待機する事に、暫くすると船長が戻り「諦めましょう・・・」っと申し訳なさそうに・・・。
こればかりは仕方ありません、自然相手の遊びですから今回は自然の驚異に負けました。
取材は私でしたが、3人でこのまま帰るか泊まって明日やるか・・・。
幸いな事に明日も出船するとの事、グダグダダラダラしながら泊まって明日やる事に決定~。
こうして新幸丸さんでお昼をご馳走になり、ノンビリ過ごしていると朝帰ったスタッフから連絡があり、明日再び取材できないかと・・・?。
勿論快く受けて、大船長も「明日は釣れる」の言葉を信じて私は昼寝~。
佐藤さん・吉岡さん・中乗り大地君は、何処に行こうか散々悩んだ挙句、勝浦海中公園に行ってきたそうです。
こうして我々3人は新幸丸さんに初めて宿泊、スタッフ3名も再び宿泊~。
昨日の午前船は常連さん2名と我々3名含め、5名で河岸払い~。
港口が悪いのでキャビンに入り・・・ませんでした!、ウネリは残り風も強く海の状況は大原レベル7~8程度・・・。
何しろウネリが凄く釣り辛い状況です・・・・。
ポイントに到着して釣り開始~、水深は30~40メーターなのでテンヤ5号からスタート。
昨日はキャタリナの動画取材でしたので、タックルは当然キャタリナ710MSにセルテートハイギア2508 710MHSにセルテート2506の2本。
釣り始めるもアタリありません・・・、多少ヤバイ状況になりそうと思いながら入れ替えを繰り返します。
数回の移動後、底付近のアタリを捉えるとゴンゴンとマダイの引き~。
少し慎重になりながら、抜き上げると小型でしたがマダイなので一安心~。
サイズ的には500~600でしょうか、ひとまずこのサイズが釣れれば後が続くだろうと・・・。
ところがその後釣れません・・・、細かいアタリがあるものの全て底付近なので外道と判断出来ます・・・。
それでもアタリがあれば反射的に合わせます、でも細かなアタリなので何処で合わせていいか悩んでしまいます・・・。
テンヤを静かに上げてくると、エビの足や身の部分だけが細かくかじられている状態・・・。
これは相当小さい魚と判断出来ます、それでも撮影は続きます・・・。
釣りながら色々な説明をしてると、垂らしていた竿がクンと絞り込まれました!。
すかさず合わせると、ゴゴゴゴ~ンと引きが伝わり直ぐにまあまあのサイズと判断!。
最初は素直なやり取りでしたが、途中からドラグを引き出すので大物と判断!。
やり取りしながら、ロッドの弾力がリールの性能があーだこーだと言いながら大物とのやり取りをします。
船長も大ダマを用意してくれます、暫くやり取りして残り10メーター・・・あれ何か回転しているような・・・?。
うっすら水中に姿を見せたのはサメ・・・、一応すくいましょうと・・・。
この時は頭から「サメ」の二文字は消えていました?、間違いなくマダイ・・・それも大ダイであろうと思ってました・・・。
それにやり取りの最中、浮き上がってスティしているテンヤに掛かるなんてチョロイマダイだな~とも思ってましたから~?。
このサメは歯が鋭い危険なハブカでした、釣った本人ともどもスタッフもガッカリ・・・。
このままでは納得がいかないと、道楽者3名で午後も乗船する事に決定~。
更にスタッフも会社に連絡して、午後も取材続行となりました。
こうして午前は地味に沖上がりを迎える事に・・・。
港に戻り、朝今日は釣れると言った大船長に「ダメな釣果報告を」、更に朝私と握手すると釣れると言った若女将アッコちゃんにも「釣れない報告を」・・・。
午後は午前中の5名の他、釣りビジョン「ギアステーション」でお馴染みの末川カオリさんも乗船です。
またもうお一人常連さんが加わり、総勢7名で大ダイ目指し1時に河岸払い~。
午後も港口は悪く、更に沖に出ると・・・午前中は多少凪できた海が再び大ウネリとなり迎えてくれました。
午後のポイントは午前と違うところを攻めました、ただし水深は水温が高目な30~40メーターからスタート。
期待した午後でしたが、午前同様アタリ少なくエサ取りもいません・・・。
何時もならあれ程元気なウマズラも姿を現さない状況、何しろエサが取られないんです。
ところが左舷が何やら騒がしいので、覗きに行くと・・・カオリンさんが大物と格闘中~。
ラインの出から見て、右舷側には影響ないと思いチャンスとばかりテンヤを落とし込みます。
暫くすると、カオリンさんの獲物はワラサとの事~お見事です!。
何でも大地君が釣り方を教えた直後のアタリを、見事に合わせたそうです!。
その後は・・・船中シ~ンとした場面が続きます、私もカメラの視線が突き刺さる程感じましたが?。
恐らく船長はもっともっと気にしていたに違いありません・・・、後で聞いたらお腹が痛かったそうです?。
数箇所目の移動で、カオリンさんが再び大物を掛けたと・・・。
今度も見に行くと、ロッドは満月になり一生懸命ファイトしています。
これはチャンスとばかり、直ぐに戻りテンヤを落とし込みます。
すると吉岡さんが掛けました!、やり取りから見て良いサイズと判断出来ます!。
最初に上がったのはカオリンさんで1.5キロの中ダイ~、暫くして吉岡さんもマダイも上がり此方も1.5キロの中ダイ~。
その後は再びアタリなく、地味な展開が続きます。
底付近中心に狙っていると、クンっと言うアタリ~。
しっかり合わせも決まり、小ダイと判断出来るも期待して抜き上げると・・・間違いのハナダイ・・・。
更に暫くして、クンのアタリを合わせると・・・やや良いサイズの獲物と判断?。
でも途中から・・・、今度はサメと判断・・・案の定シバサメ?・・・。
この後優しくリリースしました、持ち帰らない魚は何時もリリースを心掛けています。
更に小さなアタリを合わせると・・・、コイツもハナダイ・・・。
海の状況は一向に良くなる気配はなく、港口が相変わらず悪いので少し早目の沖上がりとなりました。
こうして昨日は通しでやりましたが、午前マダイ1枚・サメ1匹・・・。
午後はハナダイ2枚・サメ1匹・・・以上~。
佐藤さんはハナダイ2枚とサメとエイ~、吉岡さんは午前べラ1匹~午後はマダイ1枚とハナダイ・ホウボウ~。
このような過酷な状況下、中ダイ1枚とワラサ1本釣ったカオリンさんは凄いです!。
それも一つテンヤにハマってしまい、昨日は一人で来られていましたから~。
大地君カオリンさんの大ファンなんです!、でも去年は確か関爆のサッちゃんだったような?。
こうして取材は見事成立~・・・・のわけありませんね、でも前回の取材では超が付くほどの入れ食いでしたのでうまき編集するらしいです?。
でも再撮もお願いされたような?、どちらにしろ納得していません!。
この釣れない時程、次回の釣行に燃えてしまいます。
何処が悪かったのか、次回はこう攻めるとか頭の中は既に作戦を立て始めています!。
湾フグも気になるところですね、そろそろ深場の食わせが始まる頃!。
どちらにしても私の頭の中は、釣りの事で一杯です?。
そして魚を釣りませんと体の調子が・・・、早く治療してやりませんとヤバイ状況です?。