昨日はオデコ会の例会を、大原新幸丸さんで行いました。
3時集合に16名のはずが14名・・・、二人が来ていません・・・。
バストーナメントなら確実にペナルティーです、遅れたメンバーその一吉岡さんマイナス500グラム~、その二杉田さんマイナス1キロ~ジョークでしたが今後気を付けて下さい。
何しろ集合時間に着ませんと、寝坊や事故等心配してしまいますからね。
こうして釣り座抽選を行い、ピストン輸送で桟橋まで送ってもらいます。
それにしても釣り人16名分の釣り具の量は半端ではありません!。
軽トラック満載で二往復、でもメンバーで手渡し作業で実にスムーズに行われました!。
各自釣り座に着いて支度を始めます、私は左舷4番機関室の下辺り。
こうして4時片舷8名づつ計16名を乗せて河岸払い~。
昨日は大会と言う事で、最初は数は釣れなくてもいいから大物狙いのポイントをお願いしました。
水深は40~50mライン、最初はビンビンテンヤ5号から皆統一でスタート。
最初はパラシュートアンカーを入れての流し釣り~。
しかし意外と潮が早く底立ちに苦労します、苦戦を強いられる中右舷ミヨシの吉岡さん小型ですがマダイ釣りました。
これでポイント選択は間違っていない事に少し安心出来、船長新ちゃんも一安心!。
おっとここで吉岡さんのテンヤが8号に変えられています、反則~っと言いましたが「5号で3投しました」で仕方なく納得!。
そして再び吉岡さんがやり取りしています、今度は大きいと!。
潮の流れは右舷側は常に船下へ入る状況、思い切り前方にキャストしても底立ち前にラインは船下へ入ってしまいます・・・。
その点右舷は払い出しなので、大物とのやり取りも安心して対応出来ます。
暫くのやり取りの末、上がったマダイは3060グラムの大ダイ~、これで暫定1位!。
しかしこれは後半に起こりうるドラマの幕開けに過ぎませんでした。
風もなく潮の流れも緩くなったようなので、船は横流しでナチュラルドリフト。
ここからは地味な展開が続きます、船中ポツポツマダイが釣れますがどれも小型ばかり。
そして外道も活発になり、アタリがあっても掛からない状態が続きます。
更に天気も良くなり、気温もドンドン上昇してきます。
右舷はまともに太陽が当たり、まるで日焼けマシーン状態・・・。
更に右舷は太陽は当たりますが、魚からのアタリは減ってきました・・・。
その点右舷は日陰となり、潮先にもなるためアタリと当時にポツポツ魚が釣れているようです。
開始1時間経過、右舷の釣果は半数マダイオデコ・・・また完デコもいる状況です。
2時間経過、状況は余り変わりません・・・。
暑さは益々増して、こうなると海水を浴びたいくらいです。
釣れない時は船内徘徊サービス~、皆さん口から出る言葉は「暑い暑い・・・」でした。
船長も状況判断でポイント移動を繰り返してくれます、しかし中々釣り人が期待に応えられない状況・・・。
そんな中左舷ミヨシの下妻さんが大物とやり取り始めました、限界に曲がった竿からはラインがドンドン引き出されます。
オマツリ防止のために左舷側は釣りを止めて、観戦体制となり各自マダイ?青物?と色々な意見が飛び交います?。
本人はこれまでのマダイレコードが3.8キロとの事、もしマダイだったら確実に記録更新だと!。
時間にして10分経過・・・、マダイでしたらそろそろ疲れて走らない時間、でもまだまだパワー有り余っています。
20分経過、出されは巻きの繰り返しでしたが、徐々にリールにラインが巻き取られて行きます。
途中で竿先とラインの動きで青物と判断出来ました、案の定上がってきたのは4~5キロクラスのワラサ~。
大ダイでなく残念でしたが、このサイズのワラサなら立派です。
この後は1キロクラスがポツポツ釣れ出し、これは期待が持てる状況かと?。
しかしそう簡単には今回のマダイは釣れません、途中で激早潮に遭遇・・・。
水深40mラインですが、8号全く歯が立ちません・・・。
10号でも同じ・・・、それなら13号・・・何とか一瞬判断出来ます。
すると発売直後のビンビンテンヤ15号を使い始めるメンバーも!。
私もビンビンテンヤ15号をセットして一投目、何と痛恨の根掛かり・・・。
直ぐに対処しましたが、潮が早いのであっと言う間にラインが船下に入り、船底にラインが擦れて高切れ・・・。
ここからは13号10号を使い分け、小型マダイ・巨大ウマズラ・ホウボウ・ガンゾウビラメを水揚げ。
またこの日一番活性が良かったのがべラ、どのポイントでも釣れてました。
もう吉岡さんの優勝&大物賞が70パーセント決定と思われたその時、右舷末永さんに大物が!。
一応オマツリ防止のため右舷側は皆で釣りを止めて協力します、私も当然観戦に行きました。
今度も皆で大ダイ?青物?っと、しかし今度の獲物はマダイ~それもデカイです!。
無事にタマ入れ出来早速検量すると、3260グラム~これで吉岡さんを抜いて大物賞獲得!。
右が末永さんの大ダイ3260グラム~、左は坂井さん1580グラム。
他にも1キロ前後のマダイ釣れ始めました、ただし何故か釣れているのは右舷・・・。
左舷でも大ドモ新井さんが1キロオーバー含め数枚釣ってます。
私を含め両サイドは小ダイ1~2枚、まるで別船に乗っているようですが、これが船釣りです!。
潮変わりや風が吹いてきたりすると、形勢逆転何て事が多々起こり得ますし!。
ここは我慢我慢、船長もしきりに「入れ替えをしてとアナウンス」。
そうこのような状況では入れ替えして、少しでも新しいポイントにテンヤが入る事に期待しするしかありません。
今度は右舷大ドモの長久保さんに大物が、暫くのやり取りの末上がって来たのは4~5キロのワラサ~。
さて時間は10時30分を回り終了時刻が迫ってきます、ところが船長の新ちゃんが午後船がないので少し延長してくれると!。
そしてここからが凄かったです、ポイント移動後まずは右舷杉田さんが大物掛けました!。
続いて左舷ミヨシの下妻さんも大物掛けました、そう二人ほぼ同時に大物とのやり取りしてるんです!。
最初に釣り上がったのは杉田さん大ダイ3340グラム~、これで大物賞変わりました!。
右が数分間だけ大物賞だった杉田さんの大ダイ3340グラム~、左は北村さん1600グラム。
しかしそろから10分後、下妻さんが釣り上げたマダイは・・・何と4660グラムの大ダイ~!。
これで大物賞再び変わってしまいました、それにしても杉田さん大物賞候補でいたられたのはたったの数分~?。
このポイントはもの凄く、マダイパラダイス~。
中ダイ混じりで小型も良く釣れました、私もほんの15分程度で小型でしたが3枚釣りリミットメイク成功・・・。
もうこのポイントでは、次は自分の番だと各自真剣な眼差しで釣りしてました~。
直ぐに船長が同じポイントに船を入れ直してくれましたが、その時は既に状況は変わり激早潮に・・・。
今回は非常に面白い大会となりました、逆転に告ぐ逆転劇~見ていても本当に楽しめました!。
今回の状況は「釣り場速報さん」が乗船取材してくれましたので、そちらも是非ご覧下さい!。
私は全く良いとこなしでしたが、誰かが大物を掛けると見に行ったりと楽しめましたよ!。
次は自分の番が来る事を信じて、今回は終了~。
それでは結果発表~、マダイ25センチ以上3枚の重量です。
上位3名の皆さん~。
優勝 下妻さん 4880グラム 2枚 大型賞4660グラム
2位 吉岡さん 4500グラム 3枚
3位 杉田さん 4460グラム 3枚
4位 末永さん 4040グラム 3枚
5位 新井さん 2460グラム 3枚
6位 坂井さん 2420グラム 3枚
7位 北村さん 2320グラム 3枚
8位 橋本さん 1580グラム 3枚
9位 長久保さん 1080グラム 3枚
10位 福井さん 980グラム 3枚
11位 宮本 800グラム 3枚
12位 朝倉さん 720グラム 3枚
13位 小堀さん 620グラム 3枚
14位 小川さん 280グラム 1枚
15位 末永ジュニア 220グラム 1枚
16位 増間さん 180グラム 1枚
下妻さんは初優勝~、ここである法則が・・・頑張って参加していれば優勝は順番にやって来ます?。
まあオデコ会だけの法則ですけど、下妻さん改めて初優勝おめでとうございます~。
以上、今回釣れたメンバーと釣れなかったメンバーが出てしまいましたが、次回は頑張りましょう!。
今回のような逆転劇の釣りは、参加していてもとても面白い状況でした。
次は自分の番と期待が持てながらの釣りが出来、常に優勝を意識した状態だったり?。
こんな夢のある一つテンヤマダイ釣り、誰でも簡単に楽しめますよ!。