タチウオ釣り~

2014-09-04 00:00:00

昨日は絶好調維持の東京湾タチウオ釣りに行って来ました~。

前日にメンバーの橋本さんから「明日釣りに行きませんか」のお誘いが?、丁度釣りに行こうと思っていたので即バイト!。

釣り物はてっきりカワハギだと思っていたら、何と「タチウオ行かない」って決定!。

ジャッカルさんからニュータックル届いていたので、一人で行こうと思っていたところでしたので丁度良いタイミングでした!。

船宿は我が家から車で5分の深川吉野屋さん、先日も「宮本英彦の江戸前を釣る」で訪れたばかりです。

そしてその時釣った133.7cmのモンスタータチウオが、東京湾遊漁船組合のタチウオダービーで優勝したらしいと?。

勝負好きな私にとって優勝の二文字は何より嬉しい結果!、近々優勝賞品が届くとの事でした~。

さて吉野屋さん平日にも関わらずタチウオ狙いのお客さん大勢来ます、駅からも近いので地下鉄利用の方もいましたね。

我々は左舷トモから2番目に私が入り隣に橋本さん、しかし船長からエサ釣りの方は右舷に入って下さいっと?。

どうやらエサ釣りの方は右舷にまとまった方が釣らせ易いみたいです、そんな訳で私はそのまま左舷に残り左舷6名右舷も同数だと思いますっで7時河岸払い~。

海はベタ凪~心地良い潮風でキャビンに入らず快適なクルージングで釣り場到着、既に大船団が形成されています。

只今のポイントは観音崎沖水深75~80m、先月に訪れた時より水深が深くなってます。

でも今回は重いアンチョビミサイルとニューロッドがあるので、逆に色々試せて面白そうな状況!。

反応を見付け出し上に乗せて釣りスタート、水深は75mでルアーの方は15~30mくらいを狙って下さいとアナウンス。

タックルはロッド発売間近のアンチョビターボADC-66M リールシマノベイゲーム301HG PEラインシマノマスターシップ船0.8号 リーダーフロロ4号1m ショックリーダーナイロン90ポンド50cm。

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最初はアンチョビミサイル150グラムで狙います、一応潮の流れを考慮してルアーを底まで落とし15m巻き上げてそこからショートピッチジャークで20mの間を狙います。

次からはラインマーカーを見ながらその範囲を集中的に狙います、しかしアタリはありません・・・。

大船団の様子を見渡すと入れ食い状態ではありませんが、、ポツリ・・・ポツリと釣れています。

ここはひとまず自信を持って釣り続けるしかありません、ミヨシの方がジグで釣りましたがサイズが小さいです。

暫くするとドッカーンと強烈なアタリが訪れ、反射的に合わせも決まり一定のリズムで巻き続けます。

何しろ前回は20m前後でしたが今回は70m前後から釣り上げるので大変です・・・、でもその分引きは長く楽しめますけど?。

ようやく釣れた1本目でしたが、抜き上げる際にたらしが長くタチウオが船縁にぶつかって船の中ではなく海に落ちてしまい元気に泳いでお帰りになりました?。

何ともお粗末な結果となりましたが、最初の魚をバラすとは嫌な雰囲気が・・・。

ここからはアタリも遠いのでルアーを取り換えながら釣り続ける事に、150グラムから130グラム110グラムカラーや新製品のアンチョビターボも投入~。

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前回良かったオレンジからターボのイエローに変えたら連続ヒット!、これで色の迷いは消えて後は釣りに集中するだけ~!。

しかしそう思い通りには行かず、再び重さとカラーローテーションしながらの釣りが続きます。

ここでアンチョビミサイルとアンチョビターボの違いを少しだけ言いますと、ターボの方が同じ重さでもシルエットが小さいです。

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また形状からしてシャクリ上げた時の抵抗が少なく感じました、釣果的の差はありませんでしたがターボありですね!。

まだ今回で2度目のアンチョビ使用なので、使い続ければ色々とヒットパターンが見つかるでしょう!。

それにしてもアタリが遠のき気を抜いた時に突然ドッカーンには参りました~。

周りの船を見ている時にドッカーン~、咥えタバコの時にドッカーン~、勿論一生懸命集中力を切らさず釣りしてましたよ!。

でもこのチョットしたタイミングのズレがリールを巻くスピード、シャクリ幅が良かったかも知れません?。

新調したサングラスのお蔭でラインマーカーもハッキリ見え、この辺は集中出来ました。

ヒットする水深はある程度予想は付きますので、その間をシャクリ幅を細かくしたり大きくしたりメリハリを付ける事!。

それでもいきなり訪れるアタリに対応出来ずバラシ多発なんて場面も・・・、後半は腕の疲れもありロンググリップのロッド助けられました~。

何しろ昨年右腕を痛めて以来、大物との対応はグリップを脇に入れるようにしています。

昨日もこのスタイルで釣りましたが、2本連続で釣ると疲れます・・・。

ショートピッチジャークのスピードは釣れたらそれを続行、アタリが遠のいたら早めるか落とすかで見つけ出すようにします。

何しろタチウオは気ままな魚ナンバー1ですから?、釣れる水深ヒットパターンが当然変わります。

特に一番シビアなのが水深・・・、ある程度まで絞り込めますがそれでも絞って10mが限界です。

それでも釣れ続きません、釣れても数本で釣れなくなります。

そして昨日もドッカーンときましたよ!、先日のようなモンスターではありませんが120cm級です。

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もう一つ気が付いたことが、アンチョビミサイルで釣れるタチウオ全体的にデカイです!。

特にエサ釣りの橋本さんのタチウオと比べると一目瞭然!、あるんですねこんな事が?。

そしてもう一つ驚きの現象が、昨日釣った18本全て口に掛かっていました!。

先日は2~3本スレ掛りがありましたが、昨日は1本もなく全て口に掛かっているんです。

ジグの方は口とファール半々のようですが、昨日のアンチョビミサイルではオール口に掛かっていました!。

まあこれがどうしたかは個人的な考え方ですし、ジグでのタチウオ釣りはファールヒットは当たり前ですからね!。

また数名の方がアンチョビミサイルを持って来ていましたが、その使い方が間違っていました・・・。

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こんな感じがベストだと思います、フックはひとつだけでリアのブレイドは外しましょう。

理由はもしオマツリした場合もこの方が取り外し易く、リアフックも必要ありません。

その代り今回はリアフックの部分にティンセルを付けてみました、これ案外効果的かも知れません?。

これは今後発売元のジャッカルさんがしっかり教えるべきですね、通常パッケージからだしたらフックはその通りセットしてしまうでしょう・・・。

私は先にセット方法や使い方を聞いていたので、それが当たり前だと思っていましたが非常に残念な場面でした・・・。

ここでその方達に使用法を教えて上げれば良かったんですが、お互いプライベート釣行だしお節介になると思い止めました・・・。

またある程度は釣れていたので・・・、しかし今思えば教えて上げるべきだったと後悔しています・・・。

そしてポツリポツリ程度だった釣れ具合でしたが、12時過ぎに船長から「15分くらい少し走ります」と?。

到着したポイントには数隻しかいませんでしたが、どの船も釣れています。

水深は80mでヒットゾーンは同じように底から15~20mからなので、水深60m前後を集中的に狙います。

深い所は150グラムをメインに、ここでもヒットゾーンを20mとしこの間をショートピッチジャークで狙います。

ここは新しい群れのようでヒットが続きます、暫くすると続々と船が集まり出し最初と同じような光景となりました。

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このポイントではサイズダウンで小型が多くなりましたが、ヒットした時は案変わらずドッカーンです!。

バイトが止まったらカラーローテーション、またはターボに変更~。

最後にあれっオマツリかと思い上げて来たら、何とアンチョビミサイルでアンチョビミサイル釣りました?。

でもラインに全く抵抗がありません・・・、これは切れたラインと判断し手で回収する事に。

すると途中にフックが絡まっていたり・・・、でも50m近く回収したと思います?。

お隣の方に聞きましたが違うと言われましたので、下船後マイクで放送してもらおうと思っていたら・・・忘れてしまいました。

このアンチョビミサイルの持ち主の方、私がお預かりしていますのでどこかで渡すタイミングがありましたら声をお掛け下さい。

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右がアンチョビミサイルで釣れたアンチョビミサイルです?、この方も間違った使い方していました・・・。

これで釣れていれば良いのですが・・・、ルアーも使い方一つでヒットルアーになったりダメなルアーになったりします。

アンチョビミサイルも同じだと思います、ひとまずフックセットとリアのブレイドは取った方が良いようです。

持ち主の方が深川吉野屋さんに行かれるようなら、お届けしてしておきます。

こうして昨日もアンチョビミサイルオンリーで18本釣りました、帰港途中で中乗りさんに「今日の竿頭は何本ですか」っと聞いたら「宮本さんの18本です」っと!。

もっと沢山ジグで釣っている方が居ると思っていたので、これには驚きました?。

しかし下船すると「すいません19本の方が居ました」っと、でもタチウオ釣りでは竿頭取ろうと思っていませんのでこの釣果で十分満足です~!。

エサ釣りオンリーの橋本さん、前日にキャスティングでシマノのタチウオロッド購入したそうです。

道理でタチウオのリクエストの謎が判明しました?、そして橋本さんの釣果は13本で前回を大きく更新~。

帰りにクーラーに氷を足そうと橋本さんのクーラーを見ると、アラララサイズが小さいです?。

やはりアンチョビミサイルで釣ると、サイズが格段に違いますね。

ジグと違った感覚で面白いと思います、バスで言うとジグがワームでアンチョビミサイルがクランクベイトの感覚でしょうか?、

まだまだ釣れ続く東京湾のタチウオ、是非一度アンチョビミサイルで狙ってみてください。

ロッドは専用でなくても大丈夫なので、最初はお持ちのロッドでお試し下さい。

また「宮本英彦の江戸前を釣る」に詳しく釣り方など掲載していますので、是非ご覧ください。