大原新幸丸一つテンヤマダイ釣り~

2010-06-22 00:00:00

日曜日の状況ですが、9時に東京出発~今回はもりとよさん所有18歳のハイエースワゴンで新井さん、吉岡さんの4人で大原を目指しました。

途中風が強い事が気になりましたが、九十九里波乗り道路から海を見ると凪でます。

桟橋で待機しながら釣り座ジャンケン~、今回も一番に勝ち抜けられ好きな釣り座選べます。

午前船が帰港しましたが、船長の顔が冴えません・・・。

若女将のアッコちゃんがお土産の用意をしています、それってまさかの貧果の証拠・・・。

釣果は小ダイが数枚しか釣れなかった様子、お隣の富士丸さんでもお土産配ってます・・・。

まあ海の状況は刻々と変化しているし、釣りって二度と同じ場面ありませんから大丈夫・・・です・・・。

こうして我々は右舷側に並ぶ事に、当然ジャンケンで勝利した私は右舷大ドモスーパーシートを確保~。

隣は二番目に勝ちあがった吉岡さん?、何時もはミヨシ大好きな彼ですが今回は何故かトモ寄りに・・・?。

後は出船するだけですが、アッコちゃんがそわそわしています?。

お客さんが二人来ていないと、連絡するとコンビニで買い物中?。

12時集合ですが既に数分過ぎてます、やはり乗り合い船の場合は集合時間をキチンと守りませんと他のお客さんの迷惑となりますので注意しましょう。

今後は12時集合ではなく、12時出船とした方が解り易いかもしれませんね。

さて午前中不調だったので、船長が思い切って浅場を攻めてみるとの事。

水深は20~30メーターなので当然テンヤも軽くします、ここで選んだのがビンビンテンヤ3号~。

やっと使用出来る季節になりました、去年の今頃は確か2~3号使って楽しんでましたから。

こうしてビンビンテンヤ3号正式デビューです、ただしカラーに関してはオリジナル夜光です。

底立ちが直ぐに解り、タングステン素材の良いところ出ています。

試しにナマリと比べると、底に付いた感触がまるで違います。

コレは従来のビンビンテンヤ同様、底立ち感覚がハッキリわかり易く特にバサーテンヤ師?には受け入れられますね。

あくまでもスローフォールにこだわる方には、従来からのナマリで良いと思います。

ただし潮の影響やラインの抵抗で、思っているようにテンヤやカブラはフォールしていません。

早く底立ち取りたい方や、底立ちが解らない?方には特にお奨め出来ますね。

色々試しますがアタリありません、たまに出るアタリの正体はべラ・・・。

その原因は水温の急激な低下・・・、何と一気に6度も下がってしまったそうです。

こうなるとアレだけ元気なウマズラもおとなしく、代わりにフグやトンボにべラ等がたまに歓迎してくれます。

ミヨシの新井さんが何やら大物とファイト中~、上がって来たのはヒラメ~。

船中地味ながら魚が釣れ出しました、しかしマダイはまだ顔をみせません・・・。

そんな中隣の吉岡さん、船中1枚目のマダイを釣り上げました~。

でもサイズに問題が・・・、400グラム程度の小ダイ・・・。

再びミヨシの新井さんの竿が曲がっています、数分のやり取りの末上がって来たのは小型カンパチ~。

ここでやっと私の竿にも良い感じのアタリが~、合わせも決まり重々しい引きの正体は大好物のマハタ~。

その後も色々と移動を繰り返しながらの釣りとなりました、それに灘は凪でいましたが沖の方は大原レベル5~6と結構荒れていましたね。

マダイもたまに釣れますが小ダイばかり、それでも船長は午前中よりは良くなったと。

吉岡さん既に小ダイ3枚目~、坂井さんも小ダイ1枚・・・左舷ドモの方も小ダイ釣りました。

ここで私の竿先がプンと入り、一緒に見ていた中乗り大地君の前で大合わせ~。

先程の魚よりグイグイ引きます、ドラグ音も少しですがジージー鳴ってます。

満月になった竿の弾力を利用してリールを巻き続け、上がって来た獲物は再びマハタ~。

先程のマハタより大きく実に美味しそう~、一つテンヤの外道は高級魚種が混じるところも魅力ですね。

でも地味な時間は続きます、水深が15メーターから25メータに変化したところで竿先がクン・・・。

今度も大地君に全て見られていましたが、合わせた瞬間に竿先が大きく引き込まれます。

手元にはゴンゴンと衝撃が伝わり、一応はマダイと確信・・・でもまだ解りません。

竿を立てるとリールからジー・・・ジー・・・ジー~、ここで改めてマダイと確信出来ました。

浅いので引き味抜群~、ゴンゴンが気持ちよく手元に伝わります。

数分のやり取りで水中にぼんやり白いシルエットが見え、水面に浮いたところを無事ネットイン~。

決して美しいとは言えない黒々したノッコミマダイ、でもコレがマダイの婚姻色なんですよ。

検量すると2.1キロ~、決して大ダイには及びませんが貴重な1枚です。

最後はもう一度深場を狙おうと、水深50~60メーターラインを攻めましたがアタリなし・・・。

こうして今回大原エリアでのオデコ2回で止まりました、確かに九州福岡でマダイ釣りましたがあそこは条件が良すぎ~。

やはり只今過酷な水温低下中の大原で釣った1枚は、満足出来る貴重な1枚でした。

これでつり情報0岸さんの、テンヤマダイ連続7回オデコの後を追わずにすみました。

今の大原沖は水温低下に悩まされています、でも恐らくこれ以上低下するとは思えません。

今回も上手い具合にマダイを釣る事が出来ましたが、居ない訳ではありません・・・?。

また全てのエリアが低水温とは限らないと思います、今回のマダイもたまたま低水温が好みの固体かも知れませんし、たまたま適水温エリアに到達したかも知れません。

後は釣れる事を待つだけ、でも待っているより攻めて行く方が面白いですよ。

何しろいきなり釣れ出す何て事は、釣りには日常茶飯事~行くしかありませんね~。