日曜日の大原一つテンヤ釣行

2010-07-13 00:00:00

日曜日は知り合いの、森さん開催のもりとよカップに参加して来ました。

オデコ会からは、宮本・橋本さん・新井さん・福井さん・坂井さん・松川さん・吉岡さんの7名が参加しました。

今回は総勢27名の大所帯となったため、新幸丸さんとうすい丸さんの二艘出しで実現出来ました。

午後船でしたので11時に港に集合、今回は橋本さんに迎えに来て頂き大原を目指しました。

途中で吉岡さん・新井さんと会い、高速道路をランデブー走行~。

天気予報も雨でしたので、道路は空いていましたね。

11時集合でしたが、10時には着いてしまい先に到着していた松川さんも加わり釣り談義~。

実は午前船から通しで福井・坂井さんコンビが新幸丸さんに乗船しているんです、ただ大地君ブログには大ダイの更新情報なし・・・。

11時になり皆さんが揃ったところで、いよいよ抽選が始まります。

何しろ二艘出しなのでどちらの船に乗るか?、うすい丸さんには過去にヒラメで乗船した事がありますが新幸丸さん同様大きくて快適な船でした。

さて順番にクジを引いていきます、いよいよ私の番が・・・船と釣り座が明記された紙を広げると・・・、うすい丸さん右舷大ドモスーパーシート~。

船は違いますが、釣り座はこのところジャンケンで勝ち取っているお気に入りのスーパーシートです~。

周りからは変わりましょうっと暖かいお言葉が?、こうして各自決められた釣り座に付き12時20分河岸払い~。

ポイントは大根との事、水深は25~40メーターラインですが潮が早いとの事・・・。

確かに前日に新幸丸の新ちゃんに連絡したら、潮が2~3ノットとの事・・・。

でも逆に、私好みなので問題ありませんよ~と伝えたばかりでした。

海の様子は大原レベル3程度、ただ沖に行くに連れウネリが入り出しました。

沖では水温が低いので、気温も低く実に爽やかな状態です。

いよいよ釣りスタート、水深は30メーターラインですが潮が効いている事と、片舷7名を考えるとオマツリも心配なのでビンビンテンヤ8号夜光でスタート。

比較的簡単に底立ち取れましたが、他の方々は結構苦労している様子・・・。

今回隣に並んだシマノチームの方は、一つテンヤ初の方がお二人いらして苦労していました。

最終的には12号まで重くしていたようです、確かに底立ちが分からなければこの釣りは成立しません。

私の方は細かなアタリがあるものの、針掛かりしません・・・。

エサだけ捕られる状況が続きます、こうなったらせっせとエサを与えて活性を上げるしかありません・・・。

他の皆さんも同様、エサだけは捕られる模様ですが魚は釣れません。

暫くはこのような状況が続きましたが、やっと小型ですがタイが釣れました~。

ただし釣れたのはマダイではなく外道のハナダイ~、今回のレギュレーションは25センチ以上のマダイ3枚の重量で競い合います。

従って25センチ未満のマダイや、いくら大きくてもハナダイは全て対象外。

早々タイ2枚でリーチ?、ところがハナダイなのでノーカウント~。

私もハタを釣り、地道にお土産作りに専念・・・。

潮の流れ具合は実にいい感じなんですが、上がってくるテンヤを触るとヒンヤリと冷たさを感じます・・・。

それでも船中ハナダイや名物巨大ウマズラもお目見えして、盛り上がってきました。

そんな中やはりと言うか、当然のように左舷の新井さんが初マダイを釣り一気に優勝候補に踊りで出ました。

途中でテンヤを5号に変えましたが、とんでもなく流れてしまい直ぐに8号に戻しました。

船中でもポツポツ外道ですが釣れ始めています、それでも昨年の今頃の勢いはありません・・・。

今回一つテンヤ初めてと言う参加者の方には、やはり同じように通常ならばもっと沢山アタリがありもっと魚が釣れるんですっと・・・。

私も地味ながらハタを1匹とウマズラを追加してますが、マダイは居ません・・・。

ポイント移動後も同じような状況が続きます、そんな中小型ですがキーパーマダイ釣れました~。

暫くすると同じ流しでもう一枚追加~、これで2枚確保のリーチです。

どうやら船中リーチが掛かっているのは3名との事、それも皆小型なので熾烈な争いが予想されます?。

新幸丸さんの方も同じような状況との事、またそれまで頑張っていてくれた空からも小雨が降ってきました・・・。

ただ強風はなく、ウネリもそれ程大きくないので釣りには全く支障はありません。

問題はマダイが全員に釣れない事、まあ完デコは消えたものの盛り上がりに欠けてしまいますから・・・。

そんな中大きな潮目に遭遇、丁度船内徘徊タイムだったんですがここで森さんが何やら大物を掛けています。

イグジストからはジーっと爆音が響き、ラインも引き出されて行きます。

釣り座も、胴の間からミヨシに移動してのやり取りが始まりました~。

前の方の方は協力して竿を上げて見守ります、魚は潮に乗り更に勢いを増してラインを引き出して行きます。

本人も魚は判断付かない模様、周りからは青物説が有力です。

中にはサメだとか、最悪巨大エイだとか・・・。

本当に潮目の中ので、大原と思えない状況です・・・。

ほぼ最初から最後まで観戦していた訳ですが、ワラサかヒラマサのどちらかだろうと・・・。

ところが水中にぼんやり見えたそのシルエットは、まさかの大ダイ様~。

船長の差し出すタマに無事に収まり一安心~、まさかあれ程凄い潮目にマダイが居たとは驚きでした。

検量すると4キロ~、見事な大ダイです。

そう言えば船長が移動を伝えた直前だったような気がします、海の中では何が起きるか分かりませんね。

再びポイント移動して暫くすると、3枚目のマダイゲット~これで一応リミットメイク達成~。

どうやら新幸丸さんで中ダイ釣れたそうです、ただ全体的な内容は同じように地味だそうです。

6時を過ぎても入れ食いタイムは来ません、ハナダイ・ハタ等高級外道はポツポツ釣れています。

最後の移動をして、いいですよ~のアナウンスに従いテンヤをフォールさせます。

水深35メーターなので、ラインは45メーターくらいで止まります。

そろそろ着底かと思っていると、最後のラインがフッーと入りました。

すかさずと言うか半信半疑でも大合わせをするような体になってます、ガシっとロッドに重みが掛かり魚の引きが伝わってきます。

ゴンゴンの後にジーっとラインが引き出されます、ここで間違いなくマダイと確信~。

声に出し、来たよ~やったよ~でかいよ~っ全て笑顔と言うよりニヤニヤ?。

どのくらいですか~、の声に多分3キロはあると思いますっと返答~。

ラッキーな事に魚は真下に引き込んでくれるので、オマツリの心配は軽減しました。

それでもイグジストからはジージーと爆音が響き、巻いては出されの繰り返しが続きます。

頭には前回のワラサとのやり取り1時間40分が浮かびます、でも今回はそれ程引き込みませんので余裕がありました。

本当に魚が真下ばかりに移動するのでやり取りは比較的楽な展開でした、これが左右前後に移動されるとついつい弱気になってしまします・・・。

また他の方とのオマツリの心配も出てきますし、迷惑は極力避けたいですからね。

強気のやり取りのお陰で、水中に姿を見せた魚は・・・おおっ~巨大マダイ~。

本当にそう見えました、水面にドドーンと横になった時は驚きましたから~。

船長が無事にすくってくれ一安心~、一目見て森さんが釣られたタイより大きい事を確信して優勝が見えて来ました~。

当然大声で「森さん、ゴメン~」っと叫んだのは言うまでもありません。

事実、先ほどまでは移動の度に森さん優勝決定でですよ~状態でした?。

それが最後の流しで大ドンデン返し~、改めて最後まで諦めてはいけないっとつくづく思いました。

早速検量すると5.2キロ大ダイ~、当然自己記録更新~。

更に今回のファイトタイムは約5分~、確かに強気でやり取りした事は事実・・・。

そうなると前回のワラサがどれだけ強烈だったたか、ご理解頂けたでしょうか?。

時刻は6時30分、もうコレで終わりにしようかと思いましたが6時45分沖上がりとの事。

それではもう少しやらせて頂く事に、ここである宣言を・・・「多分もう一枚釣れますよ」っと?。

これは長年バスプロをやっていて感じる「勝ちの状況」、勝てる試合は全て上手くいくんです?。

案の定小型ですが再びマダイゲット~、こうして6時40分一足先に片付け始めました。

港に帰り早速検量が始まります、最初はわたしからマダイ3枚の重量は5500グラム~。

沖で計った計りとは違いますし、魚は直ぐに〆ましたので多少の違いご理解下さい。

事実森さんは3枚の重量が4キロ切ってしまいましたから・・・、一番は釣った直後に検量するのがベストです。

こうして優勝出来ました~、オマケニ自己記録更新まで出来るとは最高な一日でした。

今回は地味な大原の海でしたが、こうしてポロっと大ダイ釣れるんです。

まあこれが例年の状況です、浅場で小型に混じりデデーンと大ダイが釣れるんです。

今回も大原の海は最高のプレゼントをしてくれました、前回のワラサと言いこの調子で行くと直ぐに記録更新出来そうな感じです?。

それはあれ程他のメンバーにあっさり記録更新をされて、私は何年粘っていた事か・・・。

この事は新幸丸の新ちゃんや大地君は一番良く知ってます、わずか3ヶ月足らずで記録更新出来るとは?。

この調子に乗っている時に更に調子に乗らなければ~、一応5キロクラブ設立しましたので入会希望者は5キロ以上のマダイを釣った方のみとなっております。

あっ4キロクラブは昨日自然消滅いたしました、今後は更なる6キロ7キロの大ダイ追い続けます。

昨日参加された皆様お疲れ様でした、そしてありがとうございました。