昨日は大原大大ダイ祭り~
昨日は大原新幸丸さんに行って来ました、もう既に新幸丸さんのHPをご覧の方はお分かりと思いますが・・・。
大大ダイを釣ったのは私ではありません、メンバーの新井さんです!。
それでは地味に話を進めて行きます、前日もメンバーの末永さんが大ダイ中ダイ釣り気配は十分な状況!。
そんな気配を嗅ぎ付けて、メンバーの新井さんと吉岡さんも乗船決定~。
新井さんに迎えに来てもらう時間まで、最近ベット化しているホットカーペットで仮眠していると・・・。
消防車のサイレンがうるさいくらいに聞こえ、慌ててベランダに出てみると・・・何と自宅から数10メーターのところに消防車が沢山来ています?。
でも煙は出ていません、暫く寒風に耐えながら見ていましたが救急車が来たり事態は深刻な模様・・・。
でもあわただしく動くわりには火事の気配はなく、これ以上は限界と感じ再びホットカーペットにもぐり込み体を温めました。
でもこの時既に1時30分、待ち合わせの時刻は2時30分・・・結局完徹の体で行く事となりました。
大原に到着して支度をすませスタンバイ~、新井さんが風がありませんね~と一言・・・。
私は、「沖に出れば多分吹いてると思う」っと・・・。
実は昨日の午前船は我々3名のみ~、それでも一応釣り座決めジャンケンをすると一負け・・・。
右舷大ドモに新井さん、左舷大ドモに吉岡さん、私は右舷ミヨシとなりました!。
沖に出ると案の定強風が・・・、昨日は大原レベル7・・・。
ウネリはありませんが、風が強く波っ気が凄かったですね。
タックルは2セット、キャタリナ710MS リールはラインテストを兼ねていたのでイグジスト2508 ラインはテスト中のPE0.6号 リーダーはフロロ2号5メーター 最初はビンビンテンヤ8号夜光タイ針仕様。
もうワンセットはキャタリナ710MHS リールはセルテート2508 ラインはPE0.6号 リーダーフロロ2号5メーター ビンビンテンヤ10号マットゴールドタイ針仕様。
最初のポイントは35~45メーター、何しろ風が強く釣り辛い状況です・・・。
潮はそれ程早くありませんが、風の影響で船がもの凄い勢いで流れます。
でもこれは広範囲のポイントを探れるので実は良しなんです!。
釣り始めて直ぐにアタリが出始め、最初の獲物はマダイ~。
これは1.5キロ~、これは良い状況と判断出来ます!。
暫くすると今度はハタ~、これも良いサイズ!。
これだけも大満足~、でもまだまだ釣れそうな予感十分!。
船長も何度も同じラインを流し変えてくれます、周りも釣り船が見えますのでこのエリアが正解のようです!。
この後はリリースサイズ2枚を含め、キープサイズも混じり良い状況が続きます。
アタリの殆どが底付近、従って小まめな入れ替えが効果的でした。
隣に中乗り大地君が来て、話ながら釣りしていると、フォールしているラインが予定の水深を越えても底に付きません・・・?。
大地君に「これって食ってるよ!」、こう言って大きく合わせると・・・。
案の定ゴンゴンっとマダイの引き味~、潮に乗り引き味十分堪能して水面に姿を見せたのは~!。
此方は少しサイズアップの1.6キロ~、おお今日はマダイ祭りの始まりか~?。
その後もハタを何と3匹も追加出来、大型ホウボウも2匹、更に毎度お馴染み巨大ウマズラも~。
ところが沢山釣れていたのは私だけ・・・、トモの二人は地味な釣果小ダイが2枚づつ程度・・・。
そんな中、それまで地味に釣り続けていた新井さんになにやら大物が掛かりました。
ロッドは満月に曲がり、一目見て大物と判断出来ます!。
当然セルテートからはジーっとラインが引き出され、顔は苦痛とも喜びとも言える変顔してます?。
ラインの方向から見て、ミヨシに来るので仕掛けを上げて観戦体制に~。
暫くやり取りしていましたが、途中でリールが巻けないくらい獲物は動きません・・・。
船長もラインを手にとって確認しますが、もう魚の引きはありません・・・。
それでも大ダイの可能性は十分ありますので、皆でゆっくりとか焦るなとか励まし続けました。
ここで少しドラグを締め、やや強引に魚を引き寄せる事に・・・。
本当にゴンゴンもしなくなり、何か得体の知れない大物を寄せている感じです?。
それでも大ダイの可能性を信じて、徐々にですが魚が引き寄せられてきます。
私は大ミヨシで観戦していましたが、遠くの海中に白くぼんやり見えてきた魚は・・・。
はっきり見えた時はもう言葉になりません、皆で「タタタイだよう~ 大ダイだよう~」「デカイ・デカイ・デカイ・・・」これらの言葉を何回発した事でしょうか?。
無事に船長の差し出す大ダマに入り、皆で一安心~。
新井さん自己記録更新です!、実はオデコ会一つテンヤメンバーの中で、新井さん最下位でした・・・。
今までの記録は2.9キロ、これまでメンバーがどんどんと大ダイ釣って行くのを見ているばかりでした。
ただしタックルは何時も最新鋭機種ばかり!、相当タックルにはお金掛けています。
でも昨日はその全てが報われましたね、6キロの大大ダイですから~。
こうして最初は一人活き良いが良かった私ですが、この大ダイを見せ付けられては「参りました~」「更にオメデトウ~」でした!。
一応午前船で満足出来ましたが、こうなったら「当然一度ある事は二度ある」を信じて午後も乗船する事に決定~。
此方が午前中の釣果です、これだけ釣れればクーラーは既に一杯です!。
この他にリリース2枚、アタリ多数~。
午後も一応釣り座ジャンケンしましたが、今度も一負け・・・。
午後は右舷トモから2番目、大ドモの新井さんの隣に座りました。
こうして午後船は片舷6名づつ計12名で河岸払い~、午前も午後も時計を忘れたので不明です?。
午後は凪るとの予報でしたが、全くその気配はなく午前中のまま大原レベル7程度です。
沖に向って3人でトモで釣り談義していると、急に船の向きが変わりました?。
どうやら港に戻っている感じ・・・、暫くすると岩舟沖で巨大な鳥山が立ってます!。
水深は17~18メーター、何が原因か解りませんがホットスポットには違いありません!。
船長によると僚船が大ダイ釣ったとの事、段々と船の数が増えていきます。
するとすぐ近くで巨大なイワシジュウタンは出現!、それも数箇所で出来ている模様?。
いや~あれ程のイワシジュウタンは始めて見ました、何しろ海面が茶色に変色しているんです!。
大きさは大体ですが100~200坪かと思われます、テレビでは鯨が捕食のためにイワシを追い込む光景を見ましたが実物は始めてでした。
その中の一つが徐々に船に接近してきたので、最初に吉岡さんがテンヤをロングキャストしました。
次に私がロングキャストすると、吉岡さんが魚掛けてます!。
私も暫くテンヤをフォールさせて、ベールを戻しラインを張ると「ゴーン」っとフォールで食いました!。
ゴンゴンの引きからマダイに間違いまありません、それもまあまあのサイズと判断出来る引きです。
最初に掛けた吉岡さんもマダイ~、2キロクラスの中ダイでした。
私の横にも船長がタマを用意して待機してくれましたが、もう少しのところでプンっと針が外れてバレてしましました・・・。
その後は皆さん期待して釣り続けますが、イワシジュウタンは遠く離れアタリありません・・・。
そんな中イワシジュウタンが通り過ぎた左舷では、アタリ始め2~3人同時に竿が曲がっています。
驚くのはそのマダイのサイズ、殆どがキロアップ~中には3キロクラスも混じってます。
船中もたまにヒットする状態となり、一番面白い状況となりました!。
ここで何とか乗り遅れないように、私にもアタリがありゴンゴンの引きを十分に堪能でき大満足~。
これも1.6キロありました、何しろサイズが良く来れば殆どこのサイズです。
ところがあれ程賑やかだった海がシーンとなりました、まあこれはイワシジュウタンが消えてしましったから・・・。
私は午前からの疲れも出て、操舵室に入り船長と話出す始末・・・。
船長も沖に出ようかどうするか思案中・・・、でもこのポイントなら港まで近いので釣り時間を考えると・・・ここでやりましょうと提案!。
確かにイワシは移動してしまいましたが、タイはまだ移動せずにウロウロしているに違いないと思いました!。
船はイワシの移動した方に向きを変えて、再び岩舟沖で釣りスタート。
すると再びポツポツとマダイが釣れ始めます、ここで一人好調だったのが吉岡さん~。
定期的にマダイを掛けてます、何でも重いテンヤで底を釣っているとの事。
私は水深から考え3号でやっていました・・・、すると新井さんが再び大物掛けました~。
新井さんもテンヤを8号に変えたとの事、更に釣り方はボトムバンプ?。
バスフィッシングをやられている方ならご存知なテクニック、これはボトムでテンヤをトントンかポンポンと跳ねさせるようにする事なんです。
間違ってもテンヤやカブラで底を引きずる事ではありません!、たまに間違った表現をする方がいますが大間違いです!。
今度もロッドが満月となりドラグが唸ってます、浅場なので引きが一段と強いです!。
今度もロッドを上げて観戦です~、時間にして数10分程度でしょうか海中に見えた白い物体は・・・今度も大ダイ~。
水面に浮かせてタマ入れ成功~、一目見て午前の大ダイより大きいと判断出来る大きさ?。
船のイケスに入れて帰港後に計測する事に!、新井さん午前に続き午後も大大ダイ釣り上げました~。
港に戻り計測すると、7.02キロの大大ダイでした!。
こんな事は多分もう一生起こらないでしょう、まさにシンデレラボーイならぬシンデレラオヤジ~?。
まるで盆と正月が一緒に来た感じです、いや~あるんですねこんな事が?。
これだから釣りは何が起こるか分かりませんし、面白いんです!。
その後も新井さんは2キロを釣り、隣の私はシーン・・・。
そんな中吉岡さんはポツポツ釣り続けてます、まさに午前中とは正反対の状況~?。
こうしてこのまま地味に終わると思いきや、私のロッドにクンと言うアタリ~。
合わせも決まりやり取りしていると、何とこのアタリを船長・大地君・新井さんの3人が何故か見ていたんです?。
新井さん曰く、「あのアタリなら誰でも釣れる?」とそんな理想的なアタリでした!。
まあ昨日の新井さんは「神様」なので、何を言っても許されます・・・でも中高の後輩ですけど?。
何度も言いますが、浅場なので引きがダイレクトに伝わってきます!。
こうして暫くやり取りを楽しんで無事キャッチされたマダイは、此方2キロ~。
どのタイの実に綺麗な体色でした、まさに最後の・・・泣きの1枚~。
こうして午後も新井ワールドとなり、楽しく終わる事が出来ました。
午後はマダイ2枚でしたが、そのサイズに満足出来久々の大釣りを満喫~。
これが先日のロケだったらと・・・、そう毎回うまく行かないのが現実です・・・。
ただ昨日は「明日行くよ~」の私の一言に釣られた、新井さんが2枚も大ダイを釣った日でもありました?。
新井さんオメデトウ~、ただし・・・今度は私の番ですから!。