アオリイカのボートエギング

2011-07-07 00:00:00

まず最初に告知です、「宮本英彦の江戸前を釣る」で湾フグの実釣編が公開されました。

サイズの良いショウサイフグとトラフグも釣れたりと、内容は盛り沢山です。

是非前回の準備仕掛け作り編と一緒にご覧下さい。

左クリックで簡単にご覧頂けます。

さて昨日は知り合いからの情報でアオリイカ7杯で11キロ~、これには人間が簡単に釣られて久々のボートエギングに行って来ました。

行き先は内房岩井の田中ボートさん、同行者はまだまだアオリイカを釣り足りないメンバー佐藤さんと知り合い伊藤さん。

伊藤さんはヒューマン卒業生で、バスフィッシングのエリートコースを歩んできましたが、最近は一つテンヤに目覚めてしまいました?。

内房岩井は10年・・・いやもう少し以前に訪れましたが、以前のままの風景。

この周辺は仕立て船の小船がメインで、船代が安いのが最大の魅力です。

今回の田中ボートさんでも、8人乗りがガソリン代込みで15000円とリーズナブル。

ただし出船が6時、沖上がり1時30分帰港2時が原則となってます。

1時30分沖上がりは正直短いと感じましたね、でもこれさえ我慢出来れば問題ありません。

こうして6時に河岸払い~、船長は私です!。

出船前にボート屋さんから色々と注意点を聞き、目指すポイントは?ひとまず沖へ向って右側へ向いました。

船には魚探が付いていますので、バスボート感覚でボトムを見ながらアオリイカに適したポイントを探します。

すると携帯電話が鳴り響き出るとボート屋さんからで、どうやら立ち入り禁止区域に入ってしまった模様・・・。

もう少し解りやすい地図があれば助かります、恐らく初めての方はこのような失敗をする事が多く、そのためボート屋さんが双眼鏡でチェックしていたんでしょう。

ひとまず水深6~9メーターの岩礁帯を狙います、海の状況は東京湾レベル0のベタ凪無風~。

船にはパラシュートアンカーが積んでありますが、使う必要は全くありません・・・。

そのまま自然と船を流しながら釣り続けます、こうなると暑さとの戦い・・・非常に暑いです。

暫く流し岩礁帯から外れると入れ直し、この辺は普段乗り合い船に乗船しているので要領よく動けます。

余りの暑さで少し休憩しながら釣りをする事に、そしてティップラン気味のドテラ流しでシャクッテ置き竿にした時、穂先にプンっとアタリが?。

すかさず合わせるとドーンと重さが感じられ、次にグイーングイーンとアオリイカ独特の引き味が伝わってきました。

船中1杯目は小型でしたが、ポイント選択は間違っていないと確信!。

Photo

でも他のポイントも見てみたいので、直ぐに移動です。

その間先日大釣りした知り合いに連絡して、細かなポイント情報を仕入れます。

恐らくここだろうと言うポイントに到着、既に他のプレジャーボートが攻めてます。

我々も魚探を見ながらポイント選択し、キャスト開始。

ここでも風は無くボートはゆっくりと流れ、たまに「ハイ 上げて」「イイですよ」っとまさに乗り合い船の船長気分?。

数回攻めてもう駄目かと思ったその時、胴の間(と言っても3人ですけど)の佐藤さんのロッドが大きく曲がりました。

グイーングイーンの引き具合から中型と判断、タマを出し寄ってきたところを無事キャッチ成功~。

ただしこの後、自分で顔面墨まみれの洗礼を受けてました?。

何度も流した後でしたので、何かのタイミングで食いが立つと判断・・・。

ただこれが解れば問題ないんですけど・・・、ここに辿り着くまで毎回試行錯誤が続きます。

そしてミヨシも伊藤さんにも強烈なアタリが、しかし上げてみると何と身切れ・・・。

多分キロ以上と思われるイカの破片が、伊藤さん名残惜しそうにそれを食べていました?。

この後周辺を色々と探りましたが、アタリありません・・・。

仕方なくもう一度同じポイントを攻め、今度は私にヒット~。

ただし小型・・・、そんな中先程の知り合いから連絡があり報告する事に・・・。

只今船中三杯、私のイカは1600グラム2杯と報告?。

ただし他人様は500グラムと言いますけど、もうバレバレですが釣れない原因は・・・凪倒れかと?。

その後再び朝のポイントに移動して、ダダ流しで攻めます・・・。

その理由は、もう暑さで体が休憩を求めているんです。

ここではティップラン気味に流し、大きくシャクた後にラインがスッと入りました!。

これはアタリだと直ぐに合わせると、ドーン言う重量感が伝わります。

この時は自分が天才だと錯覚してしまうほどの、シャクリと誘い方でした?。

ただし今度も大物ではないと判断・・・、でもこれで3杯目時間はまだあります。

ここで知り合いのS君に連絡、以前大型のアオリイカが釣れたら下さいっとオーダーが入っていたんです。

このポイントでは佐藤さんも1杯追加、それにしても新島から佐藤さんと私のイカのサイズが違います・・・。

今度のイカも1キロ近いナイスサイズ、一体このサイズの違いは何ででしょう?。

エギの違いかシャクリ方の違いか、何かしら原因があると思われます?。

まあこちらも今後の課題として、ゆっくり問題解決していきます。

ここで時間も残り少なくなったのでオデコの伊藤さんに、このままここで粘るか他のポイントへ行くか決めてもらう事に?。

返事は・・・「お任せします・・・」、それならもう一度岸よりの岩礁帯に行く事に!。

この頃より少し風が吹き始め釣れそうな予感、ポイント着くと風の影響で船が流され釣り難い状況となりました。

ここでパラシュートアンカーを入れる事に、入れると見事に船の流れは止まり釣りやすい状態となりました。

ただ今度は殆ど船が動かず、毎回同じスポットしか狙えません・・・。

仕方なく何度か入れ直し、理想的なポジションを作ります。

すると今度も同じスポットを攻めていたにも関わらず、佐藤さんが乗せました。

グイーングイーンを楽しみながら上がってきたのはナイスサイズ、これも1キロはありそうです。

この後も丁寧に狙いましたが帰港時間が迫り、ただ一人オデコの伊藤さんにどうしても釣ってもらいたいので操船に達する事に。

ここでは私の操船テクニックが輝き?、ベストスポットにキャストするもアタリありません・・・。

こうして何度かベストスポットを狙うも1時30分の沖上がりを向かえ、泣く泣く帰港となりました。

今回は大型こそ釣れませんでしたが、まだアオリイカ釣り楽しめそうです。

内房周辺では今回のようなレンタルボートがありますので、たまにはマイボート気分で釣りするのは如何でしょうか?。

ここで注意点が一つだけあります、船がスロープに着きボートから降りたら直ぐに駐車場に移動する事。

何故かと言いますと、この時期スロープ周辺の湿ったところに磯ブヨが潜んでいます。

今回もノンビリと荷物を下ろしたり写真を撮ったりしていましたので、恐らくその時刺されたと思います。

この磯ブヨ詳しい名前のあるようですが、刺されてもその日は症状が出ません。

痒くなるのは1日か2日後、猛烈な痒みが襲ってきます。

今回は右足5箇所左足3箇所刺されました、以前にも下田の堤防で両手足合計20箇所刺され痛い目に合っています。

このブヨの痒みに適した薬は今のところ残念ながらありません、ただひたすら痒みが収まるのを待つしかないのです・・・。

このブログを書いてる間も足が痒くて仕方ありません、一応ムヒを塗りながら対処しています・・・。

また昨日は以前から大型のアオリイカが釣れたら下さいっと、知り合いののS君から言われていたのを思い出し途中で連絡をしたところ「是非欲しい」とオーダーが入りました。

この時はまだ途中でしたので、この後まだ釣れるだろうと・・・それももっと大きなアオリイカが・・・。

しかし昨日は小型が3杯のみ、オデコの伊藤さんは佐藤さんから1杯頂いて次回に期待です。

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小さい3杯が私の釣果、何故か最近大型のアオリイカ釣ってません・・・。

それでも久々のボートアオリイカ釣り、今月一杯は楽しめると思います。

新島でも大型釣れませんでしたし、今回も大型釣れてません・・・。

こうなったら後1回は行ってみようかと、最後はせめて1.5キロで締めたいですからね。

追伸 

ここで個人的に悲しいお知らせがあります。

先日長男が会社の人達とバスフィッシングに行くので、タックルを貸して欲しいと。

そこでロッド2セットとルアー一式を用意しました、ところがその内1セットを流失してしまったと・・・。

流出現場は千葉県亀山湖、詳しいポイントは解りませんがボート屋さんはトキタボートさんだそうです。

ロッドはTDバトラーリミテッド リールTD-Z2506 前日にフィネススプールに交換したばかり・・・。

どちらも少し古いタックルですが、まだまだ現役で十分使えます。

総額10万円以上、拾われた方は返さなくて構いませんのでどうぞ大切にお使い下さい。