大原で一つテンヤ~
先週のマルイカ大会の後遺症が残り、無性に魚を釣りたくて仕方ない体・・・。
これを癒すには釣りに行くしか手立てはありません、そんな訳で大原新幸丸さんに行って来ました。
当初は二択・・・マダイか湾フグ、このどちらも大好きな釣りなので悩みましたが、今回も夢を追いかける事に?。
それは先週日曜日新幸丸さんで、メンバーの朝倉さんが8キロの大ダイ釣りましたからね!。
昨日はもう一人私と同じく夢を追い求めるメンバー、新井さんと一緒に大原を目指しました。
天候は午後から雨予報でしたが、この時期の雨ならもう平気ですね。
大船長宅に3時20分到着、早すぎる朝食を済ませ支度をしてスタンバイ。
すると若者4名のグループが徒歩で到着?、どうやら他に車を止めてきたとの事?。
直ぐにここに移動する事を伝え、よく見ると先月偶然同船した水産大学の学生さん達でした。
あの時は沢山魚が釣れて、持ち帰るのに苦労するほどの大漁~。。
桟橋に行くと木曜日レギュラーの板谷さんと高橋さんがいらっしゃり、やはりマダイは夢を与えてくれる魚だと実感!。
私は昨日からジャンケンで何を出そうか決めていた新井さんに、あっさり勝ち右舷大ドモをゲット!。
昨日もプロトのロッド2本Aタイプにはビンビンテンヤ5号、Bタイプにはビンビンテンヤ8号をセット。
やや風っ気のある中河岸払い~、目指すポイントまで30~40分との事でしたが後ろで一人クルージングを楽しみました。
しかし夜明けが早くなりましたね、先月ならまだポイント到着しても暗かったのに!。
ただし昨日の海の状況は大原レベル5とやや悪い状況です、でも南風なので気温は高く体のコンデションは絶好調!。
最初のポイントは水深40~50メーターライン、5号でスタートしましたが全く底立ち不可能・・・。
8号に変えても無理・・・、それなら10号これでも?、そこで13号にすると何とか底立ち解るようになりました。
久々の13号をBタイプロッドで試しましたが、バッドパワーがあるので問題ありませんね!。
これでマダイが掛かれば理想的なんですが、そうはうまく行きません!。
まあこれが自然相手の釣り、日曜日のマルイカでもタップリ痛感しましたら大丈夫です!。
しかし潮の速さは半端ではありません、でも逆にこういった状況こそ爆釣の予感が・・・?。
う~ん期待とは裏腹にアタリありません、どうやら水温は上がったものの魚が水温に馴れていない模様。
これもよくある現象です、船長新ちゃんによると網ではしっかりマダイが沢山入っているとの事でした。
水温に馴れてなく、活性が上がらず口を使わないと判断?。
でもそれは魚の状態、人間は高活性で釣りたい意欲全開です!。
こうなったら普段以上に入れ替えを繰り返します、それでも底の付くのは一瞬です。
そこで探検丸を見ながら、水深プラス10~15メーターラインを出してリフト&フォールを繰り返します。
ここで底立ちを確認して余分なラインを巻き取るとアタリ~、潮の抵抗も掛かり小型でも重量感が増してくれます。
首を振る仕儀さが伝わりもしかしたらマダイ?、しかしその夢を破ってくれたのは大型ショウサイフグ・・・。
続いてアタリが現れ、今度もうまい具合に掛けられましたが引きが・・・。
マダイではないと判断出来た魚はホウボウ、でも食う魚は居ると判断出来更に小まめの入れ替えをする事に!。
暫くしてアタリ~でも掛かりません、2回目~ダメ・・・、もう一度フォールさせスティしているとククンとアタリ~!。
コイツはうまく掛けられ、直ぐに巻き合わせでゆっくりリールを巻き始めます。
今度もホウボウと思いながら水面に姿を現したのは・・・、何とハナダイのスレ!。
丁度エラ付近に掛かっていたので、潮の抵抗も加わり重々しい引きを楽しめました。
ここで新井さんに強烈な引きが訪れました、底立ち確認でリールを巻いてスティしたらいきなり来たそうです。
リールからは大物特有のドラグ音が鳴り響き、ラインの出方や竿の曲がりから大ダイかも知れないと?。
急いで自分のテンヤを巻き上げて観戦体制に!、しかしここであってならない出来事が・・・痛恨のバラシ・・・どうやらハリが外れてしまったようです。
この後は移動を繰り返しましたが、この早い潮は何処のポイントへ行っても納まる気配ありません。
そんな中巻上げ途中でゴン~、しかしコイツはマダイではないと判断!。
でももしかするとマダイかも知れないと・・・、僅かな望みのやり取りが始まります。
巻いては引き出されを数回繰り返したところで、一気に強気に出て掟破りのポンピングでワラサ・・・いやマダイかも知れない魚を寄せる事に!。
それでも潮の抵抗で中々スリリングな引きをタップリ味わい、水面に現れたところを無事ネットイン!。
それにしても今年はワラサの当たり年、昨年はこれ程釣れませんでした。
昨日のエビは小型が多く、このような二匹掛けをすると効果的です。
ワラサもこのビンビンテンヤ13号マッドゴールド二匹掛けで釣りました。
先日の大島でのカンパチも同じくビンビンテンヤゴールドと、タイプBロッドでした。
ロッドのテストはまだまだ続きますが、使えば使い込むほど気にってしまいます。
後は耐久性とまだまだ何が起こるか解りませんので、他の場面でもテストする予定です。
この後は水産大学の学生さんにもワラサ~、こちらはレンタルタックルで必死になってのやり取り、水面に姿を現してからも再び潜ってしまい見ていてハラハラしましたが無事に取り込み成功!。
引きとやり取りがもの凄かったので、釣り上げてからは学生さん腕を一人モミモミしていました~。
この後は大きく浅場に移動して25メーターラインを攻めました。
ここではビンビンテンヤ8号で底立ち取れ、それでも5号ではカッ飛んで話になりません。
新井さんは面倒くさいからと13号のままで釣りしていると、案の定大型のホウボウ釣れてきます。
私も小型のホウボウ追加するも、ここまで気が付けばマダイ船中ゼロ・・・。
そんな中小まめの入れ替え中にアタリを捕らえると、ゴンゴンの引きからマダイかも知れないと?。
予想通りで期待通りのマダイ釣りました~、でも手のひらサイズでしたの直ぐにリリース。
このあともう一枚同サイズを追加するも、期待の中ダイ大ダイ釣れませんでした。
でも土曜日あたり大爆釣の気配が・・・、そしてその爆釣が日曜日まで続き、日曜日のオデコ会は昨年のように大爆釣で大変な事に!・・・なる予定です?。
明日からは天気も晴れが続き、ゴールデンウィークは釣り日和となる事でしょう。
さてこれで日曜日のプラクティスは完了、一人作戦終了出来ニヤニヤしています。
えっ作戦ですか・・・、それはビンビンテンヤをセットして基本通り小まめな入れ替えを行い、リフト&フォールを繰り返すこと!。
本当に一つテンヤマダイ釣りはこの繰り返しで問題ありません!。
バスフィッシングのように色々なテクニックを事細かにするよりも、単純明快な一つテンヤマダイ釣りを楽しんで下さい。