大原新幸丸さんで一つテンヤマダイ釣り~

2013-02-09 00:00:00

前日の釣果情報を見ると、いよいよ深場での釣りが始まったようです。

そう50~70mの早潮の釣りです、こうなるとビンビンテンヤ10~15号の出番です!。

また昨日は千住入舟豊嶋船長から、何時も大島・新島釣行の時にお世話になってるボートオーナー保坂さんの船の入れ変えがあるので、お祝いにマダイが欲しいと!。

それも2~3キロクラス1匹あれば十分との事、これなら何とかなるかも知れないと?。

こうなったら行くしかありません、もう一人助っ人として吉岡さんも誘い準備万端の態勢で挑みました。

3時に東京を出発しましたが、もの既に強風予報が・・・。

でもそんなの関係ねぃ~、何度も予報には騙され辛い思いもしましたが、良い思いをした時も沢山ありますから!。

大船長宅で支度を済ませ、若女将アッコちゃんに港まで送ってもらいます。

桟橋で船長の新ちゃんに前日の内容を詳しく聞くと、どうも始まったかも知れないと?。

ところがお客さんは我々3人だけ・・・、申し訳ありませんでしたが、新ちゃんが「毎日船を出したいし様子を知りたいので気にしないで」っと。

この辺が新幸丸さんの人気の秘訣かも知れません、お客さんに常に気を使ってくれてます。

こうして3人の大名釣りで河岸払い~、ポイントまで約30分暗い中船を進めます。

薄明るくなった頃ポイント到着、水深は40mでも潮は2ノットとカッ飛んでます。

釣り座は私が右舷大ドモ、豊嶋さんは暖かいからと右舷胴の間、吉岡さんは左舷大ドモと各自お気に入りの釣り座!。

最初は青帝230MLにビンビンテンヤ5号夜光で始めましたが、底立ち不可能となり青帝245Hビンビンテンヤ8号にチェンジ。

水深は刻々と変化し40mから60mまでをパラシュートアンカーで流し釣り、風も強くこんな日は大ダイが釣れそうな予感がします!。

暫くアタリもなく3~5回のリフト&フォールで、小まめな入れ替えを繰り返します。

この動作を面倒に思い怠ると、釣れる魚の釣れませんから一生懸命行います。

大体水深に対してラインは余分に10~15m出てしまう状況、この辺はテンヤを8から10号で調整します。

8号で丁度良い感じで底立ちが取れ、利用的な状態となった時豊嶋さんの竿が曲がっています。

これが1.8キロのナイスサイズ、これでもう今回のプロジェクト終了と豊嶋さん~?。

そして「早く上がりましょう~」っと、いえいえまだそんな訳には行きません!。

海の状況は徐々に悪くなり、この時点で海上の風速は10mくらい・・・。

まさかこのまま帰る訳もなく、強風の中釣り続けます。

リフト&フォールを繰り返しスティしていると、竿先がスッと曲がりそのまま合わせるとゴンゴンの引きが伝わります!。

大ダイではありませんが、間違いないマダイの引きに体も大喜び~。

船下へ入る潮なので、船底にラインが触れないよう注意しながらリールを巻き続けます。

海面に浮かせ若船長大地君の用意するタマに一発で入り、ファーストマダイ釣りました!。

サイズも1キロ級と満足、このサイズが釣れれば大ダイの可能性も大ありですからね!。

Photo

この後は70mラインへ行きにビンビンテンヤ10号に変更、一瞬の底立ちを見逃さずリフト&フォールを繰り返します。

もうこの日は他のテクニックが使える状況ではありません、この時点で風速13mくらい・・・。

するとここでも豊嶋さんやり取りしています、今度は大型ホウボウ~続いて巨大ウマズラと何かしら釣っています。

私と吉岡さんはアタラないね~っと・・・、その時竿先に変化が、しかし痛恨のバラシ~。

直ぐにラインを3m程度出して、そのまま待っていると・・・竿先がクンっと入るアタリに反射的に合わせ、ゴンゴンギューンの引きはマダイ~!。

この光景を一部始終見ていた吉岡さん、実に羨ましそうに見てました?。

このマダイも先程と同サイズ、一度バレタ魚を再び掛けられる技「追い食い」、これは余程活性が高くないと出来ません。

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ここでは小型のハタも釣れ口から食べたばかりのベイトフィッシュを吐きだし、この日は魚の活性が高いと判断出来ました。

Photo_3

更に海の状況は悪くなりましたが、船長新ちゃんがポイント変更してくれます。

我々もその期待に応えようと一生懸命釣りします、するとまた豊嶋さんの竿が曲がってます。

今度も竿先が水中に引き込まれ、実に羨ましい光景です。

巧みな竿裁きで釣れたのは、先程よりも大きい2.3キロのマダイ~。

Photo_4

私は小型マダイ・・・、立派なキーパーサイズですが、豊嶋さん「そんなのリリースしてして下さいよ」っとクレームが・・・。

釣果も絶好調ですが、冗舌に更に拍車が掛かります?。

同サイズを1枚追加して、ハタも釣れ個人的には面白い状況!。

後は何時来るか解らない大ダイに備えます、ここで潮は更に早くなり13号にチェンジ!。

豊嶋さん13号で大型ホウボウ連続で釣ってます、移動時に小型のマダイも2枚釣ったと冗舌&ご機嫌です!。

ラストの流しでは再び豊嶋さん何やらやり取りしています、釣れたのはワラサ~。

もう豊嶋さんの桶は魚で一杯となってます、すると「もうこれ以上入りませんよ」っと一言!。

そんな訳で昨日は豊嶋祭りとなりました、マダイ0.4~2.3キロ6枚、ホウボウ3~4匹、とどめにワラサとウマズラ3~4枚の大漁~。

それに比べて私は0.4~1キロマダイ4枚、ハタ2匹、ハナダイ1匹以上・・・。

えっ吉岡さんですか、何とか小型のマダイ1枚釣り危うくオデコをま逃れました!。

ただ良型イサキやウマズラは釣っていましたが、こんな日もあるのが自然相手の釣りです!。

こうして無事に2キロクラスのマダイ確保成功となり、保坂さんにプレゼントすることが出来ました。

それにしても昨日の早潮、これからこんな感じが続くと思います。

大原へ行かれる方は是非ビンビンテンヤ10・13号をご用意下さい、そして安全パイで15号もあると便利かと思います。

やっと始まったディープでの一つテンヤ、少々厄介なところもあるかも知れませんが、2~3月はありだと思います!。

その訳は・・・、突然ポロっと大ダイが釣れるんです!。

何時でも大ダイが釣れるチャンスはありますが、特にこの時期の深場は確立が上がります。

朝は寒いですが、日が出てしまえばそれ程寒くはありませんよ。

そんな訳でこれから暫く大原通いが続きそうです。