大島沖でアカイカ釣り~

2013-06-27 00:00:00

月曜日の夕方から、お誘い頂いていた大島沖のアカイカ釣りに行って来ました~。

実はクタクタの火曜日の夜にブログアップしたところ、一瞬で消えてしまいジ・エンド・・・・・・・。

翌日もアジ釣りだったので、もうブログ書く気も起こらず只今書いています。

さて大島沖でのアカイカ釣りは、夜釣ったアカイカをエサにモロコとマグロを狙う豪華3本立てだったんです!。

まあ私はエサのアカイカ確保要員として参加、大物釣りは向いていませんから?。

こうして夜10時に伊東から出船し、舵を握るのは千住入舟豊嶋船長。

沖へ出るとベタ凪~、こうして快適なクルージングで大島沖に到着。

直ぐにアカイカを狙います、水深は60m前後なので迷わずビンビンスッテ15号をチョイス。

タックルは何時ものひとつテンヤのまま、ロッド青帝245MリールバンキッシュC3000HG、ラインはPE0.6号リーダーフロロ2号5m。

釣り始めて最初の1杯目は私に来ました、ただ前々回のような入れ乗りはありません。

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アタリがあっても全て乗る訳ではなく、非常にテクニカルな状況となり面白いです。

アタリは穂先にツンっと現れるか、1cm程度抑え込む感じで現れこれを見逃すと空振りとなります。

でもこんな場合も大きく竿を一杯にあおったり、細かくシャクリ上げると再びアタックしてきたりと面白い場面でした。

ひとつテンヤとの大きな違いは、リフト&フォールではなく、底立ちもしくは決めた水深で三段シャクリで竿一杯行います。

そしてそのままの状態でフォールさせ、スティでアタリを待ちます。

こんな感じでポツポツ乗り始め、何とかつ抜け達成~。

ところが今回もう一人ひとつスッテをやる方が、豊嶋誠一若船長です。

しかし私が10杯釣る間1杯しか釣れません、原因は誠一船長のスッテは2本500円の代物・・・。

ここで誠一船長もビンビンスッテに取り換えると、あらららそれまでの不調がウソのように乗り出しました~。

これには正直驚きました、今ままで他のスッテと釣り比べた事ありませんでしたからね!。

こうして二人でポツポツ釣れ始め、時には二人同時に乗ったりと今回も大島沖のアカイカ釣り堪能出来ました~。

他の同船者が誠一船長のタックルでひとつスッテを体験しましたが、「ほんとだ直ぐ釣れると!」。

ただ他の皆さんは電動リール使用なので、皆さん同様に「釣れるけど疲れる」との事でした~?。

その点私は何時も大原で早潮の中60~80mラインを出しながら釣りしているので、たったの60mなんて問題ありません~!。

また昨日は潮の流れも緩やかで非常に釣り易い状況でした、こうしてアカイカは40杯水揚げ~!。

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途中12時を過ぎると、何と豊嶋船長の誕生日となり船上パーティーをやりました~。

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本人は嬉しさの余り涙ぐんでいます?、とっ言うのは冗談ですが詳しくは本人に聞いて下さい~?。

こんな感じでこの日も船上は和気あいあいの雰囲気~、この後モロコとマグロが釣れる事を願うばかりです。

そして船の周りには沢山の小魚が寄り始め、その内一匹を誠一船長がすくうと・・・、これが何とシイラの赤ちゃん~!。

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これから大きくなって大海原に旅立つんでしょうか、直ぐにリリースしました!。

周りにはトビウオなども集まり、まさに夏の海の模様となってます。

こうして和やかな雰囲気の中、周囲も明るくなり始め、いよいよ第二弾モロコ釣りのスタートとなりました。

モロコ釣りのポイントの水深は70~80mなので、潮も緩いしひとつテンヤも可能でした。

でも私は船の2階デッキで高見の見物~、何しろ高級アカイカがエサで高級魚のモロコを狙うとは、何とも贅沢な釣りとなりました。

暫くすると右舷トモで竿を出していた峰岸さんにアタリ~、でもこれはサメ・・・。

お次は右舷ミヨシで竿を出していたシンさんに強烈なアタリ~、根に潜られないように強引なやり取りの末釣れ上がったのはマハタ~。

そして直ぐに右舷の豊嶋さんにもヒット~、何しろモロコ狙いのタックルなので強引なやり取りが可能です!。

すると水中に白っぽい物体が・・・、何とマダイです!、それも大ダイ~!。

これは8キロ90cmの大ダイ、大島の海が豊嶋さんに素敵なプレゼントをしてくれました~。

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そして再びミヨシのシンさんの竿が引き込まれます、水面に浮かると茶色い魚~モロコだった~!。

しかしタマ入れして船に上げると、みるみる内に縞模様が・・・あららマハタに変身しました?。

これは先程よりサイズアップの6.5キロ~、これらの一部始終を2階から見られて面白かったですね~!。

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こうして5キロ6.5キロの2匹並ぶと迫力ありますね~。

そしてひとつテンヤ組はアヤメカサゴやユメカサゴが釣れています。

ここで私もひとつテンヤをやる事に、水深は60~75mなのでビンビンテンヤ13号をセット。

すると一投目からアカハタゲット~、でも先程の大物を見ているので小さく見えます・・・。

ここからは何時ものゲストアカハタ・アヤメカサゴ・ユメカサゴなが釣れ、クーラーの中は赤一色となりました。

そして第二の釣り物いよいよマグロ釣りのスタート、周りにはマグロ狙いの船が数隻います。

しかし潮が緩やかなので駄目だろうと・・・、すると他の船でマグロがヒットした模様!。

そしてその1時間後、豊嶋さんのリールからラインが引き出されましたが、食い込みが浅かったようで掛かりませんでした。

この間にマグロをヒットした船が我々の船に近付き、「やり取りしているからどいてくれないか」っとマイクで伝えます。

当然直ぐに進路を譲り、活きたアカイカを投げ込みます。

そして再び豊嶋さんのリールからラインが引き出され、大急ぎでテンヤを回収して2階のデッキから観戦態勢に!。

ハンドパワーも利用して大きく合わせてフッキング成功~、ここからは船を操船しながらの攻防戦となりました。

船の中では「面舵・・・取り舵」っと、普段聞き慣れない言葉が飛び交います!。

この間10分いや20分だったかも知れません、ギャフとモリが用意されいよいよ取り込みの準備です!。

すると「外れた~」っと・・・、何と針が外されてしまいました!。

あれ程やり取りしていたにも関わらず、マグロは自ら針を外して深い海へと・・・。

非常に残念な場面でしたが、個人的には実に素晴らしい物を見られ感激出来ました。

普段はTVの画面でしか見られない、そんな光景が見られたんですから!。

先程マグロを掛けていた船はまだやり取りしています、そしてついに取り込み成功しました~。

モリを打ち、ギャフを掛けて3人でトモから船に引き上げようとしていますが、大き過ぎて持ちあがりません。

それ程の大物でした、あくまでも推定ですが50~60キロはあったと思います。

いやもしかするとそれ以上だったかも、それにしても見事なマグロでしたね~。

この後、隣でタイラバをしていた誠一船長がアタリがあったっと・・・、そしてついに掛かりました~!。

引きからしてマダイに間違いなさそう、スピニングタックルでしたが竿がゴンゴンと大きく曲がります。

そして水面に浮かんだのはマダイ~、これは2.6キロと誠一船長記録更新~!。

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今回は隣でひとつテンヤをやっていましたが、タイが浮いていたらしくタイラバに軍杯が上がりましたね。

この後再び2階デッキに上がり暫く気絶してました~、気が付くと帰港途中?。

こうして大島沖でのアカイカ釣りは今回も楽しめました~、次回はマグロを釣る場面を見てみたいですね!。

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アカイカエサではカンパチも釣れました~。

さて先日新幸丸さんで取材した「日本の魚釣り」が発売されました。

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お近くの本屋さんにない場合は、取り寄せが効くそうなので是非お買い求め下さい。

カメラ&編集は訓罷さんなので、綺麗な写真と解り易い丁寧な記事に仕上がってます。

そして昨日はニフティさんの取材で、久々の湾アジ釣りに行って来ました~。

しかし天気は一日中雨・・・、帰りも雨・・・、自宅に着いても雨・・・。

でも釣果の方は・・・釣れましたよ~、極上の湾アジが!。

詳しくは「宮本英彦の江戸前を釣る」にアップしますので、もう暫くお待ち下さい。

それにしてもここ数日の天気予報は外れますね、でも今日は晴れたので昨日の濡れたレインウェアー・クーラーなのが干せて助かりました。