飯岡でひとつテンヤマダイ釣り、そしてあれから3年・・・

2014-03-11 00:00:00

3年前の今日は忘れられない日となりました、記憶にしっかり残っています。

自分が生きている間は大地震を体験したくないっとよく言っていましたが、無理でした。

被災された方は未だに大変だと思います、亡くなられた方の冥福を祈るとともに未だ行方不明の方が一日も早く家族の元に帰れるように願っています。

当時を振り返ると「釣りに行ったつもり募金」に多くの賛同を頂き驚きました、何しろブログの回覧数がもの凄かったんです。

あの時は何をしたらいいのか分からずに、自分が出来る精一杯の事をしたつもりです。

また多くの船宿さんも協力してくれ、後で聞いて驚きましたがD船長は自らトラックを借りて被災地まで自身で運転をして支援物資を届けたそうです。

この行動には頭が下がりました、男意気を感じられずにはいられません!。

そんな訳で釣りに行ける状況となった方は、今まで通り釣りに行きましょう。

こうする事で少しでも船宿さんも潤い、時間は掛かりますが以前のようにどこの港も活気が戻る事を願ってます。

さて昨日は橋本さんの大原ヒラメ釣り大会3位入賞祝いに、「橋本カップ」を開催しました!。

とっ言っても橋本さんが代休だったので、一緒に釣りに行っただけですが?。

でもそんな「橋本カップ」に宮本・佐藤さん・木村さんが参加、そして橋本さんに満足してもらうために飯岡幸丸さんへ行って来ました。

いよいよ以前のように宮本・佐藤さん・木村さんの道楽者トリオ再結成か?、橋本さんも来年6月定年を迎えるので仲間入り決定でしょうか?。

4人で乗合幸丸さんに到着、釣り座表の空いてるスペースに釣り座を書き込みます。

我々は右舷に4人並んで釣りする事に、するとそれまでガラガラだった左舷に9名の団体さんが入り早めの記入で助かりました。

タックルはロッド青帝245M リールバンキッシュC3000HGのコンビ、テンヤはビンビンテンヤ10号夜光をセット。

こうして港で支度をして船に乗り込むと、船長から左舷に二人移ってもらえませんかっと?。

どうしてかと聞いたら、2艘出しにするのでこのままだと右舷7名左舷3名となるとの事?。

どうしようかと悩んでいたら、橋本さんが左舷に移ると・・・でも我々3人は日が昇った場合右舷の方が少しでも暖かいのでそのままと居残る事に。

こうして5時に河岸払い~釣り座は右舷ミヨシから2番目から佐藤さん・宮本・木村さんと並び、右舷6名左舷4名となりました。

釣り場までの50分は暖房の聞いたキャビンでヌクヌクと暖まり、ポイント到着で外に出るともの凄い寒さ・・・。

体は何時もの装備で問題ありませんが、もの凄い寒さに大風・・・オマケにミゾレが振っています・・・。

どうぞの合図で釣りを開始しますが、手に打ち付けるミゾレの冷たい事あっと言う間に感覚がなくなりました!。

海の状態は飯岡レベル8と激荒れです、ここに大風とミゾレが加わり釣りをするも釣りになっていません?。

ここは一時休憩する事に・・・、佐藤さんと共にキャビンに入りエアコンの吹き出し口で手を温めます。

この最初のポイントではアタリなくこのままポイント移動、それにしても今まで経験した事ない寒さ・・・この時は大間よりも寒かったと思います?。

しかし移動の際も橋本さんキャビンに入ってきません?、一瞬凍死してしまったかと心配しましたが少し動いていたのでどうやら大丈夫な様子?。

後で聞いたら「左舷では誰もキャビンに入らないので、入れない」っと思ったそうです。

次のポイントではミゾレは止み、手の冷たさがなくなり助かりました。

ここからアタリが出始めてポツポツとマダイが釣れ始め一安心、それまでは本当に釣りが出来る状態ではなくこのままキャビンから出られないと思いましたから?。

ただ相変わらず大風は止まず釣り辛い状況です、それでもアタリだけは明確に出るので慣れて即合わせすれば高確率で掛かります!。

しかし慣れているにも関わらず、一瞬合わせが遅れると当然ながら掛かりません。

それでもマダイの活性は高いようで、2回3回ミスしてもそのままフォールさせてやればエサが残ってさえいれば食ってきます!。

サイズは600~800グラムが多く、一番活性の高い個体と思われます。

Photo

水深は52~58mですがマダイの引きが良く三段引きを堪能出来ました~。

その分途中でバレる事も数回、こんな時は強気で対応するしかありません!。

その証拠に木村さん5~6年振りのひとつテンヤだったのでバラシまくり~、抜き上げも上手く行かずに手こずっています?。

また掛かる度にオマツリしてしまいこれはきっとドラグが緩いと思い、木村さんのリールをチェックすると案の定ユルユル~。

直ぐにドラグを適正に締め、少し強気に巻くようにとアドバイス!。

アタリが止まると移動の繰り返し、そして徐々に気温も高まり手の悴みもなくなり助かりました。

更に天候もそれまで曇っていた空から日差しも出始め、こうなると前回同様入れ食いショーの始まり~とは行きませんでした・・・。

前回と違うのはマダイの群れが小さいと判断、こうなると如何にマダイにエサを見つけやすいようにしようと考えます。

たどり着いた答えは・・・、何時も通りのリフト&フォール!。

ただし魚影が少ないと判断し、思いっきり高くリフトするように心掛けました。

こうする事で少しでもマダイにテンヤを発見しやすい状況を作り出します、するとこの作戦が上手く行きアタリが出始めます!。

アタリの殆どはロッド一杯にリフトしてフォールした瞬間にツンとかフッと押さえ込むようなアタリ!。

これを見逃さないようにしっかりサングラスを掛けて、竿先を注視します。

この時ばかりは湾フグ釣りをやっていて良かったと思いました、それ程小さなアタリさえ見逃しません!。

たまに半信半疑の場合もありますが、そんな事関係なく怪しいと思った合わせる事です!。

3連ちゃんもあったりして、このアタリで釣れた時は満足度が違いました。

Photo_3

こうして後半は晴れ間も出て大風も大人しくなり、釣り易い状態となりました~。

4人の釣果は今回も胴の間でマダイ14枚~竿頭・佐藤さん10枚・木村さん8枚・橋本さん6枚。

Photo_2

それぞれ外道のハナダイやホウボウも釣れ楽しめました、驚きは橋本さんが釣ったタチウオ!。

ひとつテンヤでは始めて見ました!、釣れるんですねタチウオも?。

サイズは大ダイこそ釣れませんでしたが、600~1000グラムまでそれでも引きの強さに大満足!。

橋本さんはテンヤの重さに悩んでいたらしく、最初8号から13号まで使い比べていたそうです?。

こうして橋本カップは無事終了となり12時に沖上がりを迎え帰港します、すると灘に入ると再び激荒れ状態・・・。

この状態は帰りまで続き、道中所々で砂嵐ならね土煙を浴びながら帰路に着きました。

さてここで多くの方から何を着込んでいるかと質問が多いので、お答えします。

まずはインナー、シマノブレスハイパー+℃ストレッチハイネックアンダーシャツ&ストレッチアンダータイツ。

Photo_5

我々の間では危険と呼ぶ事もある程です、その訳は船宿に戻ると暑くてたまりません?。

続いてシマノ・ライトウェイトサーマルスーツ。

Photo_6

最後にシマノ・マリンコールドウェザースーツ。

Photo_7

これはアフターが非常に便利です、汚れも水で流すだけで取れてしまいます。

足元はシマノ・ラジアルブーツ、これも今まで履いた中で唯一足先が冷たさで痛くなりません。

Photo_8

これからは徐々に暖かくなりますが、この組み合わせには驚きました。

今後更に機能的なウェアーが出て来ると思いますが、今のところこれが最強ですね!。

さて明日はニフティさんの取材で船橋内木丸さんから、メバル・カサゴ釣りに行きます。

乗合船利用なのでどなたでも参加可能です、都合の良い方は是非お越し下さい。