湾フグ釣り~

2015-08-11 00:00:00

お盆休みになったメンバー福井さんから、「ヒラメ釣りに行きましょう」っとお誘いがありました。

しかし外川福田丸さんに連絡すると、「底荒れで食いが落ちるので、明日は止めた方が良い」っと・・・。

どうやら船は出るそうなので、「我々は平気ですよ」っと言っても船長は「海が落ち着いたら、此方から連絡すます」っと。

昔ながらの船長の心意気を受け止めて、釣れるようになったら直ぐに行く事にしました。

しかし一度釣りに行くと決めた体はこのままでは我慢出来ません・・・、それは福井さんの同様でした?。

こうなったら海の穏やかな湾フグにする事に、船宿は我が家から近い浦安吉野屋さんに決定~。

 

吉野屋さんでは深夜12時を過ぎたら、好きな釣り座を選べるシステムです。

こうなったら12時に前に行って理想的な釣り座を取ろうと?、そして行って来ました~。

するとフグ船は全て空いています!、前にも来た事ありますがこんな事初めてです。

福井さんと相談の結果、大ドモ二つを確保!。

こうして昨日は吉野屋さんに通い始めて2度目となる、右舷大ドモに入りました。

福井さんは左舷大ドモ、これで好きな方向にキャスト出来るのでストレス&プレッシャーはありません?。

やはりお盆休みと言う事で沢山のお客さんが続々と訪れます、あっという間に両舷10名づつとなり定刻7時に河岸払い~。

前日の寝不足が堪え強烈な眠気に襲われ、クーラーの効いたキャビンに入り暫し休憩する事に・・・。

エンジンがスローになりポイントの大貫沖へ到着~、どうやら途中で大雨に遭遇したらしくデッキにいたお客さんがキャビンに避難したそうです?。

そんな事は全く気付かず寝ていたようでした?、どうりでスッキリした状態で外に出て驚きました?。

周りは船だらけ~、まずは漁船がアンカーを下し操業してます、獲物はアジのようでした?。

その後ろには船団が形成され、此方はコマセのアジとサバ?。

更にその後方には大船団が形成され、此方はタチウオ狙いの乗り合い船です。

こんな大貫沖始めてでした、きっと魚達にして見れば居心地良いんでしょうね?。

今回のタックルはロッドシマノベイゲーム湾フグ180 リールアルデバランMg7の名コンビ。

Photo

 

但しロッドはオリジナルカラーに塗り替えています、世界に1本だけのオリジナルです!。

また今回は試したい事があり、それはビンビンテンヤカットー仕様?。

Photo_2

 

孫針のところにカットー針をセットしただけですが、これが実にマッチしてました。

重さは8号からスタートし、潮の早さ次第で変えて行くつもりです。

果たして上手く行くかは最後まで分かりませんが、でもこの発想でテンヤの使い方が広がりますね。

その船団を横に見ながらスローでポイント到着、ピンスポットにアンカーを下し釣りスタート!。

意外と風が強くミヨシからトモに吹いています、これはまさに理想的な釣り座となりました!。

後方にキャストして船下まで探りますがアタリありません・・・、それでも暫くすると福井さん良型フグ釣りました。

3投連続でアタリありません・・・、ここで潮がトモからミヨシに流れている事に気付きました?。

どうりでロングキャストでアタリが出ない訳です・・・、そこでショートキャストで狙うと直ぐにアタリが出て難なく1匹目釣れました~。

ここからは一時入れ食いショーを堪能でき、福井さんと目が合うたびにお互い笑顔となりました~。

ただ潮が逆だったので、仕掛けが逆方向に行っているのでアタリが合っても全て掛ける事が出来ません・・・。

まあこの辺が面白いとろこですが、もし潮がトモへ流れていたら凄い事になっていたと思います?。

数匹釣ったところで大雨に遭遇・・・、上だけレインウェアーを着込みました・・・。

しかし半端ない雨でしたので、短パンはびしょ濡れ・・・当然パンツまでぐっしょりです・・・。

しかし30分程度で止んでくれ、その後は薄曇りとなり快適に釣り出来ました~。

テンヤの方ですが、通常の私の仕掛けですとカットー針がかまかつ製のセンタースルータイプなので、オモリ・エサの後方に常に針が来る仕組みになってます。

しかしテンヤの孫針をセットする部分に付けると、左右に動いてしまいセンタースルーの意味が薄れてしまうんです・・・。

まあこの辺は今後改良の余地が残されましたが、使い心地は問題ありません。

何しろタングステン素材なので、感度が良く小型なので潮の抵抗を受け難くアタリが伝わり易くなりました。

釣れ方は連発すると思えばシーンとアタリが止まり、また暫くすると釣れ出すの繰り返し~。

この状況は船中全体で起こり、ひとたび釣れ出すと殆どの方の竿が曲がってました~。

右舷のは初心者のレンタルロッドの方が5名入りましたが、皆さん楽しそうに釣られてましたね。

それくらい昨日のフグの機嫌は良く、エサの消費も半端ではありません・・・。

でもその分フグも釣れるし、アタリも多いので許せてしまいます。

釣果の方は福井さんと常にドングリ状態~、8匹対9匹だったり17匹対18匹だったりと変わりませんね?。

 

他の釣果は分かりませんが、時々エイの洗礼を受けてます?。

当然私も一度受けました、ドスンと言う感覚で鈍い動き・・・、こうなったら強気で対応するしかありません。

ポンピングで寄せ浮かせたところで中乗り大策君がタマを操り仕掛けを外してくれます。

これを引きに任せたままですと、相手に主導権を握られ延々と走られるだけとなりますから!。

私は一度だけでしたが福井さんは3回、私の隣の方も3回と殆どの方が洗礼を受けてました。

でもフグの釣れ方は相変わらずで、ポンポンと連発すると思えばシーンとなる繰り返しです。

潮の流れ少し早くなったので、仕掛けではなくテンヤをビンビンテンヤ10号に取り換えます。

釣れると沖目にキャストしているにも関わらず、船下からゴンゴンギューンギューン引きながら上がってくるので楽しかったですね~。

サイズも中型クラスが多く、リリースサイズは1匹も混じりませんでした。

でも明らかに福井さんの方がサイズが良く見えます?、でも昨日はそんな事全く気にせずに釣り続けました~。

船中エサが足りなくなり、その都度船長のところへ買いに行く姿が多く見られましたね?。

それ程フグの活性は高く、何度もツンツルテンにされました~。

また誘おうとロッドを上げる時にゴゴンっと掛かる事が4~5回ありました?、これは何度も言いますが潮がトモからミヨシに流れ風はミヨシからトモに吹いているので、仕掛けが弛みアタリが分かり辛くなっていたと思われます。

それでもツッッと言うアタリを掛けられた時の喜びは最高です、もう自分にか分からない世界ですから~?。

ラスト30分となりエサが3匹しか残ってなく、買いに行こうとしたら隣の方が「もう直ぐ止めるのでどうそ」っと3匹頂きました。

これで6匹となったので余裕が出来安心していたら、急にアタリ止まりました・・・。

それでも福井さん3匹追加して、ついでにエイを掛けています?。

結局そのまま釣れずに終了となり、気になる釣果は36匹と大漁~。

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福井さんも32匹と釣れ二人で暖満足出来ました~、この釣れ方は5年位前と同じで嬉しくなりました!。

釣れたフグは、定期的にクーラーにしまい鮮度を保たせて下さい。

沖は終始風が吹いていたので快適に釣りが出来ました、びしょ濡れになった下半身もすっかり渇き助かりました。

熱い日が続きますが、沖へ出て潮風に当たれば夏バテも治りますよ。

でも私は夏バテ一度も体験した事ありません、理由は・・・沖へ出てる時間が多いからだと思います?。