東京湾でマゴチ釣り~

2013-04-01 00:00:00

昨日は千住入舟さんから、今シーズン初となるマゴチ釣りに行って来ました。

同行者はメンバーの橋本さん、5時30分に迎えに来て頂き入舟さんを目指します。

ところがこの時点で小雨が降りもの凄い寒さ、まさに寒の戻り・・・。

受付を済ませ船に行くと我々が最後のお客、左舷に二人並んで入りました。

釣り座は私がミヨシから2番目、橋本さんが3番目、左舷4名右舷3名で6時10分に河岸払い~。

桜が見事に咲き誇った隅田川を下ります、しかし既に桜は散り始め隅田川には桜の花びらのジュータンが出来てました。

沖へ出るとまあまあの凪、東京湾レベル2~3程度で釣りには全く問題ありません。

ポイントの大貫沖へ着くと、既に4隻の船がマゴチ狙いで浮いています。

早速ポイントを定めて釣りスタート、今回のエサはサイマキ(クルマエビの子供)です。

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タックルはマゴチ専用竿2.4m リールはカワハギで愛用しているアルデバランMg7 ラインPE0.8号 リーダー4号1m オモリはオースドックなテンビン15号 ハリス4号1.5m スズキ針17号シューズ巻き。

水深は14m それにしても寒いです・・・、風も冷たくおまけに雨も降ってます・・・。

釣り方はオモリが着底したら、底から1m離しそのままキープ。

ここで大切な事は竿先は水面から1m位の位置でキープ、こうする事で目感度でアタリが捕え易くなります。

また波で竿先が揺れないように、常に手持ちで構える方が良いと思います。

更にアタリがないので寒さが余計に応えます、10分経過・・・20分経過・・・30分経過・・・。

船長も小まめにポイント移動してくれますが、中々アタリが出せません。

ここでミヨシの方がやり取りしてます、船長が駆け付け様子をみているとマゴチ~!。

無事にネットイン成功~、こうして1本目が釣れ船中自然とヒートアップ?。

そんな中竿先にクン・・クンクン・・・ここで船長にアタリを知らせ、クックックンまだまだクンクンクンで船下に竿先が入る頃合いをみて合わせるとフッキング成功~。

ゴンゴンゴンとマゴチ特有のヘッドシェイクを繰り返し、ダイレクトに引きが伝わり時には鋭い引きに竿先を水中に引き込まれる場面も!。

船長も小さいタマから大きめなタマに持ち変えて用意してくれます。

水面に出てエラ洗いをしますが、そのまま竿を操りネットイン成功~。


60cmはあると思い直ぐに計測しましたが、残念ながら57cm!。

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でも今シーズン初マゴチとしては最高なスタート、直ぐに締めて血抜きをしてから海水氷の入ったクーラーにしまいます。

美味しく食べるには魚も丁寧に扱いましょう、折角釣れた美味しい魚も放置したままですと味は確実に落ちてしまいます。

さあここからアタリ連発~の予定でしたが、再び地味な展開が続きアタリはありません・・・。

でも小まめにタナ取りを行い、これが誘いとなるので面倒でも必ず実行する事です。

その甲斐あってか竿先にクンっとア・タ・リ~、そのままの状態で待ち食い込むのを待ちます。

ここで決して竿を意図的に下げたりしない事、竿は一定の位置でキープ!。

後はマゴチが食い込むのを待つしかありません、今度も船長に手を上げて知らせます。

そうこんな楽しい場面を一人占めするのは勿体ないですから~、竿先からはクンクン・・クンっと生体反応を伝えてくれます。

クンクン・・・グーンっと竿先が持ち込まれ食い込んだのを自分で確認したら、大きく竿を立てて合わせます!。

今度もフッキング成功~、ゴンゴンギューンのやり取りが続きます。

引きからして最初のマゴチより小さい目、でも水面に浮かせたら50cmオーバーでした~。

この時は船中続けて3本釣れ、マゴチがピンスポットに固まっている事を実証してくれました。

そうなんですマゴチ釣りの特徴ですが、1本釣れたら他の方もチャンスタイムです!。

この頃には雨も止みましたが、相変わらず気温は低く寒さは変わりません・・・。

そのせいか橋本さんはキャビンに避難する始末、どうやら前日に伊豆の土肥にコマセマダイ釣りに行き、その時は熱くてたまらなかったとか?。

そして昨日は防寒未着用でレインウェアーのみ、これでは寒い訳です。

私は必ず前日の天気予報で翌日のウェアーを決めるようにしています。

昨日は最低気温8度、最高気温13度でしたので防寒着の上にレインウェアー着用でした。

これなら全く問題なく快適に釣りが可能です、ただ手先だけは悴んでますけど?。

そして釣りの方は釣れれば盛り上がりますが、再びシーンと地味な時間が続きます。

船中たまにアタリがあるようですが、その犯人はイカ~!。

ゆっくりやり取りすると途中まで上がってきますが、殆ど途中で離されます。

それでもアタリがあれば集中力も持続出来るので助かります?。

そして再び長い沈黙を破りクン・・・・・・クンっと生体反応が竿先に現れました~。

今度も手を上げて船長に合図~、もしかしたらイカかも知れませんがクンクンが小刻みなのでマゴチと判断!。

クン・・・クン・・・がグングンに変わり竿先が持ち込まれ大合わせ~、今度も見事にフッキング成功となり3本目ゲット!。

ここまで3打数3安打と空振り有りません!、こんな確立が良いのは珍しい事です。

更に4回目のクン、しかしクンのストロークが長いのでイカと判断?。

そなまま待ち続けると、クーンからグーングーンとなりゆっくりリールを巻くとエサに抱きついています。

そのまま途中まで騙し騙しやり取りしましたが、途中でフッと軽くなりサヨナラ~。

このイカアタリがこの後も3回あり、一度は水面まで上げて来ましたが後もう少しのところでエサを離してしまい残念・・・。

犯人のイカはスミイカでした、イカとマゴチのアタリに違いは慣れてくればクンクンのストロークが違うので判断出来るでしょう。

ただし慌てて竿を動かしてしまうと、イカが怯えてエサを離してしまうのであくまでもアタリがあったら焦らずにそのままで待ち続ける事です。

もしこの状態でエサを離してしまうようなら、その魚とは縁がなかったと諦めましょう?。

でもその後再び変なアタリを捕え、イカだと思いゆっくりリールを巻いているといきなり引き込み反射的に合わせるとゴンゴンと魚です?。

てっきりマゴチだと思い水面に浮かせると、これが何と良型のアカメフグ~!。

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大好物なのでしっかりキープ、そしてラスト1時間潮も止まり各船一斉に大移動~。

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潮の動きの良いエリアへ入り、船中ポンポンと釣れその恩恵を受ける事が出来ました~。

クンクン・・・もう飽きましたね?、今度もフッキング成功で4本目ゲット~!。

その後はこの日初めてのフッキングミス・・・、でもこれってマゴチ釣りでは当たり前の事ですから!。

こうして昨日はアタリ11回、その内マゴチのアタリ5回で4本ゲット、その他6回はアカメフグ1匹と後はイカでした。

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久し振りのマゴチ釣りは4本釣れて大型も混じり満足出来る釣果となりました。

バスプロ全盛期には夏場はマゴチ、冬場はヒラメとこの2本立て以外の釣りはしませんでした。

特にマゴチ釣りは自分でエサのハゼを釣って持ち込むほど熱中し、本牧の長崎屋さんへ通っていましたね。

今シーズンもどうやら東京湾マゴチ釣りは好調の兆し、ハイシーズンには今年も簡単につ抜けが達成出来る事でしょう。